経 蔵

1784年宇治の黄檗山萬福寺から購入した一切経を保管するために建てられた
方3間の経蔵で、この種建物の代表的なものです。
経堂内部には輪蔵があり、その前には傅(ふ)大師が祀られています。

輪蔵は傅大師によって考案されたといわれる廻転式書棚のようなもので、
中心軸に沿って回転させることが可能な八角形の書架を設け、
そこに一切経を収納した形式のものです。
この経蔵を回転させると、それだけで経典を読誦したのと
同等の御利益が得られるものと信じられています。
なお輪蔵には古来から必ず傅大師をまつる習慣がある様です。
地蔵像
経蔵から次の傳芳堂に行く途中にある地蔵像です。

傳芳堂

本堂の後ろにある傳芳堂には重要文化財の二人のお坊さんの像があります。
この寺の開山樵谷惟仙(しょうこくいせん)和尚と、
二世の幼牛恵仁(ようぎゅう えにん)和尚お二人の像で
木像の頂相(禅僧の肖像彫刻)としては古い例に属するものです。
中の和尚の像を撮ろうとしたのですが、光の加減で像の手前は何となく撮れますが
どうしても像全体は撮れませんでしたので、借用写真を掲載します。

樵谷惟仙和尚の像

惟仙は木曽源氏の出といわれてり、鎌倉時代の中期、宋に渡って修学し
1246年友人であった鎌倉建長寺開山蘭渓道隆と同船帰朝して後、安楽寺を開いた人です。
この像は1329年に造られたものです。微笑をたたえた優しいお顔の中にも
学と行で鍛えぬいた凛然たる気風が漂っています。
幼牛恵仁和尚の像

恵仁は幼牛と号し、惟仙とともに来日して、安楽寺二代となった中国僧です。
この像も1329年に造られたものです。
惟仙像に比べ、この像はやせ型のつつましくも鋭い表情に造られています。

経 蔵
1784年宇治の黄檗山萬福寺から購入した一切経を保管するために建てられた
方3間の経蔵で、この種建物の代表的なものです。
経堂内部には輪蔵があり、その前には傅(ふ)大師が祀られています。

傳大師像と輪蔵
輪蔵は傅大師によって考案されたといわれる廻転式書棚のようなもので、
中心軸に沿って回転させることが可能な八角形の書架を設け、
そこに一切経を収納した形式のものです。
この経蔵を回転させると、それだけで経典を読誦したのと
同等の御利益が得られるものと信じられています。
なお輪蔵には古来から必ず傅大師をまつる習慣がある様です。
地蔵像
経蔵から次の傳芳堂に行く途中にある地蔵像です。

地蔵像
傳芳堂

傳芳堂
本堂の後ろにある傳芳堂には重要文化財の二人のお坊さんの像があります。
この寺の開山樵谷惟仙(しょうこくいせん)和尚と、
二世の幼牛恵仁(ようぎゅう えにん)和尚お二人の像で
木像の頂相(禅僧の肖像彫刻)としては古い例に属するものです。
中の和尚の像を撮ろうとしたのですが、光の加減で像の手前は何となく撮れますが
どうしても像全体は撮れませんでしたので、借用写真を掲載します。

撮れた傳芳堂内部
樵谷惟仙和尚の像

樵谷惟仙和尚の像
惟仙は木曽源氏の出といわれてり、鎌倉時代の中期、宋に渡って修学し
1246年友人であった鎌倉建長寺開山蘭渓道隆と同船帰朝して後、安楽寺を開いた人です。
この像は1329年に造られたものです。微笑をたたえた優しいお顔の中にも
学と行で鍛えぬいた凛然たる気風が漂っています。
幼牛恵仁和尚の像

幼牛恵仁和尚の像
恵仁は幼牛と号し、惟仙とともに来日して、安楽寺二代となった中国僧です。
この像も1329年に造られたものです。
惟仙像に比べ、この像はやせ型のつつましくも鋭い表情に造られています。