先ず観音堂内部の紹介と、次いで境内にある木や建物についてご紹介します。
堂内の様子
おびんずる尊
外陣にはおびんずる尊の像がありました。
本堂仏壇
絵 馬
堂内には平維茂の紅葉退治を描いた縦90糎、横177糎の絵馬がありました。
これは平安の世に、戸隠山に住み悪事を働いた鬼女紅葉退治の伝説で、
討伐の命を受けた平維茂は北向観音の加護により目的を果たす事ができました。
この絵馬はその模様が描かれているもので、狩野派の流れを汲む木村春洞が
描いたもので、1859年にに奉納されたものです。
境内の他の建物他
夫婦杉
本堂横に杉本から二股に分かれた杉の大木が2組仲良く並んで立っています。
夫婦杉と呼ばれており、夫婦円満の象徴とされています。
前回の本堂の写真でお仲間達写っていたのは、この杉に肖りたいと眺めて戻る所でした。
愛染桂
北向観音の正面石段西側にある鐘楼横に
樹齢1200年、樹高22m、幹周5.5mの桂の大木があります。
">巨木愛染桂
堂内の様子
おびんずる尊
外陣にはおびんずる尊の像がありました。
おびんずる尊
本堂仏壇
本堂仏壇
絵 馬
堂内には平維茂の紅葉退治を描いた縦90糎、横177糎の絵馬がありました。
鬼女紅葉退治の絵馬。右上に鬼女紅葉
これは平安の世に、戸隠山に住み悪事を働いた鬼女紅葉退治の伝説で、
討伐の命を受けた平維茂は北向観音の加護により目的を果たす事ができました。
この絵馬はその模様が描かれているもので、狩野派の流れを汲む木村春洞が
描いたもので、1859年にに奉納されたものです。
境内の他の建物他
夫婦杉
夫婦杉
本堂横に杉本から二股に分かれた杉の大木が2組仲良く並んで立っています。
夫婦杉と呼ばれており、夫婦円満の象徴とされています。
前回の本堂の写真でお仲間達写っていたのは、この杉に肖りたいと眺めて戻る所でした。
愛染桂
北向観音の正面石段西側にある鐘楼横に
樹齢1200年、樹高22m、幹周5.5mの桂の大木があります。
">巨木愛染桂
境内の東隅にある愛染明王堂(後出)とこの桂の木に因んで
故川口松太郎氏が小説「愛染かつら」 を書かれ、
その小説とそれを原作とした映画が大ヒットしました。
若い人たちからは「縁結びの霊木」として親しまれており、
昭和14年には長野県の天然記念物に指定されています。
愛染堂
愛染桂と参道を挟んで向かいに建つ愛染堂は
小堂ながら精緻をこらした名堂として知られています。
本尊は愛染明王で恐ろしい形相をしており、
種々な誘惑や困難を打ち砕いてくれるという「恐れる仏」即ち「愛の仏」です。
1882年に建てられたものです。
鐘楼と梵鐘
当初の鐘楼の建立年代は不明ですが、梵鐘は1793年に作られたものです。
しかし第二次世界大戦で金属の供出という運命にあい行方不明となってしまいました。
現在の鐘は1949年に、鐘楼は1971年に再建されたものです。
六地蔵
鐘楼の横に可愛らしい六地蔵がありました。
札所観音堂
愛染堂の右に札所観音堂が建っています。
享保年間篤信者が奉納した秩父三十四観音を安置してあります。
この堂の横には、別所温泉を一望できるスペースがありました。
額 堂
一般庶民は心に秘めた悩みの解消の願いを込め、
自身で描いたり描いてもらった絵を神仏に奉納していました。
その絵を掲げたのが絵馬堂です。
北向観音ではこれを額堂といい、
江戸時代より絵の展示場として参拝者の目を楽しませてきました。
不動堂(護摩堂)
1981年に本堂の傍らにある護摩堂は1981年に再建されたもので
不動明王を祀り、護摩祈祷が行われるお堂です。
温泉薬師瑠璃殿
本堂の向かって右、崖にへばりつくように建てられている一風変わった建物で、
温泉薬師瑠璃殿あるいは医王尊瑠璃殿ともいわれています。
創建年代は不明で、別の場所にあった薬師堂が1741年の川の氾濫によって流され
1809にここに再建されました。
温泉の薬効と薬師如来の病苦から人々を救うというご利益が結びついた
温泉薬師信仰に基づいたものです。
瑠璃殿という名は、薬師如来の別名「瑠璃光如来」からきており
医王尊も薬師如来の別名です。
終わり
故川口松太郎氏が小説「愛染かつら」 を書かれ、
その小説とそれを原作とした映画が大ヒットしました。
若い人たちからは「縁結びの霊木」として親しまれており、
昭和14年には長野県の天然記念物に指定されています。
愛染堂
愛染桂と参道を挟んで向かいに建つ愛染堂は
小堂ながら精緻をこらした名堂として知られています。
愛染堂
本尊は愛染明王で恐ろしい形相をしており、
種々な誘惑や困難を打ち砕いてくれるという「恐れる仏」即ち「愛の仏」です。
1882年に建てられたものです。
鐘楼と梵鐘
鐘楼。後ろに愛染桂
当初の鐘楼の建立年代は不明ですが、梵鐘は1793年に作られたものです。
しかし第二次世界大戦で金属の供出という運命にあい行方不明となってしまいました。
現在の鐘は1949年に、鐘楼は1971年に再建されたものです。
梵 鐘
六地蔵
鐘楼の横に可愛らしい六地蔵がありました。
六地蔵
札所観音堂
札所観音堂(借り物)
愛染堂の右に札所観音堂が建っています。
享保年間篤信者が奉納した秩父三十四観音を安置してあります。
この堂の横には、別所温泉を一望できるスペースがありました。
そこから眺めた塩田平
額 堂
額 堂
一般庶民は心に秘めた悩みの解消の願いを込め、
自身で描いたり描いてもらった絵を神仏に奉納していました。
その絵を掲げたのが絵馬堂です。
北向観音ではこれを額堂といい、
江戸時代より絵の展示場として参拝者の目を楽しませてきました。
額堂の絵を見る女性の皆さん
不動堂(護摩堂)
不動堂
1981年に本堂の傍らにある護摩堂は1981年に再建されたもので
不動明王を祀り、護摩祈祷が行われるお堂です。
温泉薬師瑠璃殿
温泉薬師瑠璃殿
本堂の向かって右、崖にへばりつくように建てられている一風変わった建物で、
温泉薬師瑠璃殿あるいは医王尊瑠璃殿ともいわれています。
創建年代は不明で、別の場所にあった薬師堂が1741年の川の氾濫によって流され
1809にここに再建されました。
温泉の薬効と薬師如来の病苦から人々を救うというご利益が結びついた
温泉薬師信仰に基づいたものです。
瑠璃殿という名は、薬師如来の別名「瑠璃光如来」からきており
医王尊も薬師如来の別名です。
終わり
夫婦杉も大木で素晴しいですね。
愛染かつらはここの桂からでしたか、歌も映画も流行りましたね。
それにしても見る所が多い良い所です一度行かなくってはです。
杉のケースは見た記憶がありません。
ここではかなり根元のところで繋がっているのですねえ。
愛染かつらは谷中のお寺にあったような・・・
記憶違いかもわかりません。
立派なお寺さんですね
見事な夫婦杉! もっと小ぶりな木が江の島にもあります。
ジージの朝の散歩道にも「北向き地蔵」がありますが 比べ物にもならない位 小さな地蔵さん!
2回も参拝しながら見落としが多いです。
惜しいことをしました。
潮が平は素晴らしい所です。
立派な絵馬、温泉薬師瑠璃殿は素晴らしい建物ですね
京都の清水の舞台を彷彿させてくれますね。
参拝出来るのでしょうか?
ちょっと足が竦みそうですね(^^ゞ
ベルさんは高所恐怖症なので、絶対にお参りできそうにありません(笑)
でもすごく、ご利益が有りそうです(*^_^*)
小生は弱ってきた頭と、痛い脚が良くなる様にと
何時もおびんずる尊の頭や脚を撫でています。
是非塩田平らを訪れて下さい。
しっかりと結びついており、夫婦杉の名に相応しい杉です。
谷中の寺ということで興味を持って調べてみました。
谷中にある自性院の説明に、「名作「愛染かつら」は、
当院の愛染明王像と本堂前にあった桂の
古木にヒントを得た作品だといわれています。」
とありました。桂は今あるのかはっきりしません。
散歩道に北向き地蔵さんがあり、
夫婦杉は江ノ島にあるのですね!