国際陸運は11月26日、モナコで理事会を開き、組織的なドーピング類題で暫定的な資格停止処分を受けていたロシア陸運が異議申し立てをしなかったため、正式な資格停止処分が確定した。
今後は国際陸連が新設した調査チームがロシア陸連が組織改善を順次チェツクする。
組織の透明性や倫理基準を見直すことをロシア陸連側も了承した。
調査チームは年明けに本格的な作業を開始し、早ければ来年3月27日の理事会までに報告書をまとめる。
ロシア陸連は「問題を解決すれば資格を回復できると理解している」との文書を提出し、調査への全面的な協力を約束した。
国際陸運は世界反ドーピング機関(WADA)第三者委員会の調査報告を受けて11月13日に開いた臨時理事会で、ロシア陸連に暫定的な資格停止処分を科した。
同国の陸上選手は国際大会出場を禁じられて、反ドーピング態勢で基準を満たす改善がなければ来年のリオデジャネイロ五輪に出場できない可能性がある。
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