米国とフィリピン両政府は3月18日、ワシントンで戦略対話を実施、米軍再駐留を容認する米比防衛協力強化廬定に基づき、南シナ海に臨むフィリピン軍基地を含む5ヵ所を米軍の拠点として使用することで合意した。
地対空ミサイルを配備するなど南シナ海で実効支配を強化する中国をにらみ、米フィリピン両国は米軍の前方展開能力を向上させる意向だ。
4月にはカーター米国防長官がフィリピンを訪問する予定で、米軍による施設運用の詳細を協議する。
また、会議後に発表した共同声明で両国は、南シナ海の軍事拠点化への「強い反対」を表明。
フィリピンが南シナ海問題解決のため、オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所に申し立てた仲裁手続きの結果に従うよう中国に求めることでも一致した。
近く司法判断が下される見通しだ。
フィリピンはバカなことをして、中国に侵略されてしまった。