ロシア太平洋艦隊の機関紙は11月22日までに、北方領土の択捉島と国後島にロシア軍が新型地対艦ミサイル「バスチオン」と「バル」を配備したと伝えた。
ロシア軍は北方領土の軍備近代化を進めており、ショイグ国防相は3月、両島を含む「大クリール諸島」に同ミサイルを年内に配備する方針を表明していた。
北方領土への配備が現実となったことで、日口政府間の平和条約交渉と切り離して島の防衛強化を進める軍の姿勢を改めて示した。
同紙によると、射程の長いバスチオンが択捉島に、バルが国後島に配備された。
バスチオンの部隊は、発射演習に向けた準備を進めているという。
ロシア軍はクリール諸島(北方領土と千島列島)を、北極圏とアジアを結ぶシーレーン防衛の拠点と位置付けている。
実戦部隊が駐留する国後、択捉両島では、兵員や家族のための宿舎など、部隊が安定的に長期駐留するための基盤整備が進んでいる。
日口政府間の平和条約交渉と北方領土返還に対して非礼な行動に対して、日本の軟弱な対応は許されない。
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