工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

上賀茂神社前から明神川周辺、社家を訪ねて!今も静かな風情!

2009年12月22日 | Weblog
紅葉の頃、上賀茂神社前から、明神川付近を訪ねて、鴨川から流れる明神川の

清らかなせせらぎや、土塀など、風情のある街並みを散策しました。

明神川の南に並ぶのは、上賀茂神社の神職達が住んだ社家。

1988年、国の「重要建造物群保存地区」に、指定され、石橋や土塀、しっくい

の壁などが大切に保全され、落ち着いたたたずまいを、今に伝えています。

一帯の農家では、すぐき漬けもさかんに行われ、名店のなり田のすぐき漬けの店

は、社家の街並みの中にあります。

今、社家は残っていますが、社家は上賀茂神社の神職は世襲制で無くなり、

代々続いていた神職には、付けなくなったので、今、残されている社家の家々で、

神職に就いている家は、ないそうです。

西村家は通常、公開されていますが梅辻家は、特別公開の時しか見られない

社家です。この一帯を散策していると、今も静かな風情が残る地区なので、

心静かに、散策出きる地区です。


明神川と社家の家々


社家の家々には明神川にかかる橋がある。 静かな風情ある街並みです。


すぐき漬けの名店、なり田は社家の前にある。 京都名物のすぐきは発酵させた
漬物で、小さいもので、一ヶ1000円から大きいものだと、2000円はする
高価な漬物です。


一般公開されている、社家の西村家の門


西村家の家の玄関に向かう。広い敷地です。


座敷と庭


西村家の庭は、現存する社家の中で、最も昔の面影をとどめている、庭園です。


井戸のある庭。 井戸で神事の前に身を清めた。西村家には、3ヶ所の庭がある。


奥にある庭  池は明神川の水を取りいれ、またもとの明神川にもどるように
工夫されたいる。


社家、梅辻家の門。  梅辻家は明神池の前ではない。


梅辻家の建物。 昔の建物は保存し、奥に住居の建物がある。


梅辻家の座敷  この社家は特別公開中のみ、見学出来ます。