工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

比叡山借景の紅葉の円通寺庭園、色づいた山が写る宝が池

2009年11月30日 | Weblog
円通寺は比叡山を背景にした、絵のような名勝庭園

で知られた寺です。

比叡山が庭の中央に見えます。御殿の縁側に腰掛けて見とれてしまいます。

大きな紅葉の木が、杉ごけに覆われた庭の中で、鮮やかです。

帰りは、宝が池公園に寄りました。

自然林の中の遊歩道路を歩くと、色づいた山々が美しい!

水面が鏡のように、黄色に色づいた山々を、映していました。

今、京都市内の山々が色づいて、鮮やかな秋色の美しい季節です。


円通寺門  円通寺は後鳥羽上皇の幡枝離宮を禅寺にした寺。


門の前の道の紅葉


後水尾院の幡枝離宮の風情が残り、雅やかな寺です。


比叡山を借景とした、枯山水の庭。杉苔に覆われた庭園は40ヶの石が置かれ
ている。


大きな紅葉の木が、緑の庭園の中で、鮮やかな赤のアクセント!


観光客は御幸御殿の室内に座って、庭を眺めていました。


比叡山が借景の庭園。 つつじとさざんかの生垣に囲まれている。


宝が池のほとりのドウダンツツジ


紅葉が水面に映っています。


水鳥が散歩!


色づいた山々が美しい!


国際会議場の国立京都国際会館


周囲1,8キロの宝が池を1周する遊歩道を散策すると、四季の自然にあふれた
風景が楽しめる!


今、京都の観光地は、人が多く喧騒してますが、宝が池は静寂で、秋の自然が
楽しめました。




京都屈指の紅葉名所は、高雄の神護寺、西明寺、高山寺

2009年11月29日 | Weblog
京都屈指の紅葉の名所は高雄で、清滝川の渓流沿いに、名刹の神護寺、西明寺、

高山寺を訪れる事にし、京都駅から京都バスで行きました。

バスは臨時バスに乗れ、1番奥にある高山寺から出発することにしました。

高山寺は鳥獣戯画が有名で、世界遺産の名刹として知られる寺。 

山奥にあり、きつい登りを上りながら、国宝の石水院を拝観し、

さらに山奥の開山塔、金堂と登っていきます。
 
西明寺は清滝川に架かる橋を渡ったところにあり、裏門から急坂を降りて

清滝川沿いに歩くと、神護寺に登る橋が、見えてきました。

地元の方から 「今年の神護寺の見ごろは、10日過ぎで、20日頃に、雨風で

落葉してしまい、400段の階段を登っても、神護持には紅葉は無い! 例年なら

まだ見頃なのです」と  説明を受け、神護寺に行くのは、あきらめて

清滝川から上の栂ノ尾のバス亭まで、ジグザグの道を登りましたが、きつかった!

神護寺から出発し、奥の高山寺から、帰りのバスに乗るコースの方が、楽だと思い

ました。  帰りのバスから見る山々の紅葉は、まだ見頃でした。

バスは仁和寺、竜安寺の前を、通って行きましたが、バスから見ると

紅葉が見事でした! 途中下車したかったのですが、歩く元気は無し! 


京都駅のバスターミナルから出発しました。往復800円の乗り降り自由の
フリー切符を購入! 車で行くと駐車場が少ないし、歩かなくてはならないので
バスにしました。


下車した高山寺のバス停近辺の紅葉。


高山寺の石水院の境内


国宝の石水院から見る紅葉


国宝、鳥獣戯画の複製が展示されていました。


高山寺は、山中にあります。


高山寺の紅葉  高山寺は紅葉が遅いとのこと! 西明寺、神護寺は落葉して
紅葉は終わっていました。


開山堂


金堂 ここから下りの道になります。高山寺は山中にある寺で、うっそうとした
木々の中に建物が点在してます。


西明寺表門  紅葉は落葉してました。


西明寺本堂


西明寺客殿


西明寺の裏門から出て、急坂を清滝川まで下り、川沿いに神護寺へと行く
道を歩きます。


栂ノ尾(神護寺)のバス亭。 もう紅葉は終わっているのに、大勢の観光客
でした。


岩倉実相院の床紅葉は幻想的,枯山水の庭の紅葉は鮮やか!

2009年11月28日 | Weblog
岩倉実相院の床紅葉が有名なせいか、岩倉実相院は混んでいました。

北の岩倉にあり、交通不便なところなのですが、京都バスがここまであるので、

行き易いのかもしれません!

黒く塗られた床に、庭の紅葉が鏡のように移り、幻想的な紅葉が床に見えます。

池泉廻遊式の庭や、枯山水の庭の紅葉は鮮やかで、門内に入ると紅葉の世界!

黄色から赤のグラデーションの紅葉で溢れていました。


実相院の門

実相院には摂関家の子弟が代々入寺、岩倉門跡と呼ばれる。
本堂や車寄せなどは東山天皇の中宮の旧殿など格式の高い建築物が移築されている。
狩野派の画家たちの描いた襖絵等も多く保存され、見学することができる。


実相院の門から紅葉が見える!


門内を入ると、鮮やかな紅葉の世界!


池泉回遊式庭園は、野趣溢れる彩りが鮮やかな庭。


錦の山が借景になっています。


実相院のあざやかな紅葉!


枯れ山水の白い庭に、いろんな色の錦の紅葉が美しい、絵のような景色!


土塀の白と紅葉の赤が美しいコントラスト!


深泥池。 山々も紅葉していた!   深泥池は珍しい水生植物の群落が見られ
天然記念物に指定されている。

二条城を散策して、季節の自然と歴史を感じる!

2009年11月27日 | Weblog
二条城は、春の桜の季節や,秋の紅葉のシーズンでも、広大な敷地なので、観光客

が多くても、混雑しない場所です。

二条城の美しい自然に溢れる庭や、御殿など、何回みても感動させられます。

散策していると、現実の世界から、歴史の過去にタイムスリップしたような感覚に

なります。 国宝の二の丸御殿では1868年に大政奉還が行われました。

今から141年前の事ですが、その時代から現代まで、すべてが変わったのに

それほど昔では、無いのですね!  

散策しながら、そんな感慨にふけったりして、二条城は現実離れした不思議な空間

です。

二条城で観光客気分を味わって、気分転換をして、季節の自然の美しさを堪能

します。   癒し空間かもしれない!!

住んでいる山科から二条城まで、地下鉄で10分の近さのせいか、

気軽に来て散策します。天守閣跡の高台から眺める風景や、清流園の5000坪

の広大な庭は季節によって変化し、今は紅葉が美しい季節です!


唐門


国宝 二の丸御殿「車寄せ」


国宝 二の丸御殿


二の丸御殿庭園


二の丸御殿庭園   滝が流れています。


本丸御殿


天守閣跡からの眺め。   本丸御殿と比叡山が見える。


天守閣跡からの内掘りの眺め。 紅葉が美しい!

  
本丸御殿庭園の紅葉


内掘りに架かる橋


内掘りと紅葉


内掘りぞいの紅葉


紅葉


イチョウの木


清流園




世界遺産二条城のお城祭り、5000坪の清流園の紅葉は素晴らしい!

2009年11月26日 | Weblog
世界遺産二条城のお城まつりは9月19日から11月23日まであり、さまざまな

イベントがありました。最終日に紅葉を見にいくのをかねて、行きました。

最終日のイベントは

●二条城庭園めぐり    職員が9時、1時に、二の丸御殿庭園、本丸御殿庭園
                清流園庭園を解説しながら、案内

●いけばな展        二の丸御殿の台所に生けられた生け花展

●京の老舗名産品展     お菓子、漬物、和装小物などの京都の老舗の店


清流園は5000坪の庭園で、桜の季節も素晴らしいのですが、紅葉

の11月も、2つの茶室や、せせらぎの川に映える紅葉が美しかった!


香雲亭の茶室  いつもは入れないのですが、二条城庭園めぐりの参加者が
入って見学していました。


和楽庵の茶室  700円で、お菓子とお薄が庭見ながら、茶室でいただけます。


和楽庵前からの、清流園庭園の川のせせらぎ


清流園の池


茶室の近くの紅葉


清流園の芝生広場  5000坪の広さで四季おりおりの、自然が美しい庭園。


遊歩道は紅葉のトンネルです。


紅葉が美しかった。


いちょうの落葉の絨緞


桜の木の落葉の絨緞


二の丸御殿台所の、いけばな展会場


京都いけばな協会の各流派が、出展してました。


京の老舗名産品展会場    みたらし団子食べて休憩しました。

全山紅葉に包まれた常寂光寺と、落柿舎をめぐる!

2009年11月25日 | Weblog
常寂光寺は小倉山の中腹の斜面にあって、境内からは嵯峨野を一望でき、

全山紅葉に包まれていました。

常寂光寺はその常寂光土のような風情から、寺号がつけられたとされて

いるように、風情のある寺でした。

常寂光寺オフィシャルサイト をリンクするとその風情が楽しめます。

門をくぐると、紅葉の錦に包まれます。

山門から、階段を登ると、小倉山の中腹の常寂光寺!

小倉山の紅葉の美しさに、心が洗われる様です。

常寂光寺を下りていくと、畑を背景に、なつかしいような風景の中に、

茅葺きの落柿舎

が見えてきました。

なんと風情のある庵でしょう! 嵯峨野は自然に溢れた散策路で、歩いて

周り、秋を堪能出来ました。


門から参道に入ると、そこは紅葉の世界!


階段が急なので、横の山道を登って行きました。


錦の世界です!


嵯峨一の紅葉の名所!


本堂前


本堂


鐘楼とドウダンツツジ。山の中腹なので、本堂、鐘楼が、狭い敷地にあります。



ドウダンツツジ   AZペインターのソフトを使って写真加工してみました。


紅葉の間から京都市内が見える!


なつかしい風景のような落柿舎   前は畑です。

 
畑のあぜ道には秋の花がさいていました。


落柿舎(らくししゃ)は、松尾芭蕉の弟子、向井去来の別荘として使用されていた草庵。


平成20年12月1日から平成21年9月末(予定)まで庵の大規模な修復工事が行なわれた
ので、茅葺きも新しい!


室内の居間


台所と玄関


敷き地に別棟の庵がありました。落柿舎の周囲には40本の柿の木があったという。
庭の柿を売る契約をしたのちに、柿がすべて台風で落ちてしまったためこう呼ばれている

二尊院は長い参道の紅葉が美しい寺です

2009年11月24日 | Weblog
二尊院の総門を入ると参道、(紅葉馬場と呼ばれている)があり、紅葉が美しい!

参道の奥の土塀に沿って、紅葉の道を歩き、唐門を抜けると、二尊院です。

二尊院の本堂の奥に茶庭があり、庭と小倉山の紅葉は、心に染み入る美しさ

でした。


二尊院総門  二尊院は承和年間(834~847)に嵯峨天皇によって建立
された。


紅葉の馬場と呼ばれる長い参道は紅葉が見ごろで美しい!


唐門前の紅葉 


二尊院本堂  二尊院のいわれは 釈迦如来と阿弥陀如来の2体を本堂にを祀っているため.


境内


二尊院は小倉山山麓にあります。


茶亭、美園亭  お菓子と抹茶がいただけます。


帰りの参道からの紅葉  眼下に京都の街が見えます!


門前近くの茶屋でみたらし団子で休憩しました。


嵯峨の道のススキ

中央卸売市場「鍋祭り」は22種類の鍋で200円、300円。暖まる!!

2009年11月23日 | Weblog
京都市卸売市場の「鍋祭り」の記事見て、22種類の鍋があり、

22日当日は2万食が完売するとの、記事読んで、行ってみました。

バスで行こうかと、ネット検索したのですが、京都市の路線バスは乗り換えなくて

はならないので、車で行く事にしました。

11時のオープン時間に着いたので、市場の駐車場に入れました。この中央市場は

五条通から七条通にまたがった広大な市場で、会場は七条通近くなので、

かなり歩かなくては、なりませんでした。

会場に着くと、すでに、もうすごい混雑! 鱧、松茸鍋の行列に並びました。

22種類ある鍋はすべて美味しそう!!

さらに、かに汁鍋とふぐ鍋食べたら、もうお腹いっぱいで、食べられません。

かに汁鍋は小さな子持ちかにの半身が入っていて、

ふぐ鍋のお汁は絶品の美味しさ!

1杯が200円から300円で美味しいので、2万食売れるのは無理ない!

会場は2時までなので、混雑してました。

座って食べる席はかなり用意されて、会場は熱気に溢れています。

販売コーナーも充実していて、市価の半額から7割くらいの値段なので

ここも混雑してました。 

2000円程、買いこんで、身も心も暖まって帰りました。


中央卸売市場 「鍋まつり」会場 


鍋のブース  各鍋ごとに、最後尾のプラカードを持った人がいるので並びます。 

 
お金支払い、鍋を受け取る!           奥では容器によそっている。
列が長くても順番がくるのは早い! 50人並んでいるところもあります。


鱧松茸鍋を食べました。


客席

 
ふぐ鍋のブース  ふぐ鍋の汁が美味しかった!


かに鍋  私が食べたのはかに汁鍋で子持ちかにの半身が入っていた。


広島のかき鍋  美味しそうな鍋がたくさんあるのですが、もうお腹いっぱい
で、食べられません。おにぎり、バラ寿司、鯖寿司なども売っています。


石狩鍋のブース


石狩鍋はしゃけの切り身が入って、味噌汁になっています。美味しそう!


かに雑炊  かにの身が入っている。人気で長蛇の列でした。 


かに漁師鍋のブース


かに漁師鍋は1匹かにが入ったラーメンでした。

 
今年始めて、京都女子大のブースが出店。 はんなり鍋を出しました。

 
棒だらと子芋煮のブース     食べてみたい!もうお腹に入るスペース無し!


海産物のコーナー  50cmのさばが1200円と信じられない安さ!

 
練り物 2ヶで300円  買ってお酒のあてにしましたが、美味しかった!


販売ブースは人が多く近づくのも困難! 人波の中に並んでいると、買った人が
列から、のくので、気長に待つ! 
駐車場まで、買物の袋ぶら下げて、歩いて行きました。

奥嵯峨にある祇王寺と檀林寺の紅葉は深山の中で美しい!

2009年11月22日 | Weblog
奥嵯峨にある祇王寺に行く道はたくさんの観光客が行きかっています。

祇王寺は尼寺で、清盛の寵を受けた、白拍子の祇王が妹、母とともに尼となり、

今の祇王寺の地に世を捨て仏門に入ったという、いわれのある寺です。

今でも小倉山麓の山深い、静寂につつまれた地ですが、観光客が多くて

静けさを感じることが出来ませんでした。祇王寺は竹と楓に囲まれた

二間の庵で、 紅葉は山深い深山の中にあり、風情があります。

祇王寺を出ると、すぐ横に檀林寺があり、拝観して行く事にしました。

檀林寺は平安時代に嵯峨天皇の皇后橘嘉智子が創立した由緒深い寺で、

仏像などの寺宝を拝見し、紅葉の庭を散策しました。

観光客も少ない寺なので、静かに紅葉が楽しめましたので、拝観してよかった。

嵯峨の寺めぐりの道は、店や飲食店が多く、水尾のゆずを買いました。

小物の店でいつも薬飲んでいる友人のために、チリメンで作った携帯用の

薬入れを購入! 

竹製品や紙専門など個性ある店が多いので、覗いて楽しみました。


祇王寺の門


祇王寺は庵です。


祇王寺と苔庭


祇王寺は小倉山麓にあります。


竹林


檀林寺門


檀林寺の土塀


本堂


境内の紅葉


ひょうたんの形をした池。 ひょうたん池の紅葉


あざやかな赤の紅葉


ゆずを3袋買いました。皮をきざんで、ラップに1回分づつ包み冷凍します。
次の日に友人が庭でとれた柿の木や貸し農園でとれた水菜を持ってきてくれた
ので、1袋を、おすそわけにも使いました。

清涼寺(嵯峨)の国宝の釈迦如来を見て、紅葉の庭を堪能!

2009年11月21日 | Weblog
清涼寺は棲霞寺の境内に、天慶8年(945)に、三国伝来の釈迦如来立像を

祭ったのが始まりです。

この像が「釈迦生身の像」として信仰されたことから、嵯峨釈迦堂とも呼ばれてい

ます。

国宝は、釈迦如来立像、阿弥陀三尊、宗画十六羅漢像などがあり、見ごたえある

名宝が、たくさんある寺でした。

宗画十六羅漢像の絵は、羅漢の表情や、絵の構図がユニークで面白い!

渡り廊下を渡って行くと、鎌倉彫りの彫刻で飾られた、弁天堂がある庭の紅葉

は鮮やかでした。 

庫裡前の光悦作庭と言われる庭は、苔に紅葉が鮮やかで、背景に本堂が見えます。

境内に豊臣秀頼の首塚がありました。昭和55年大阪城三の丸の跡地の発掘現場

から出土した豊臣秀頼の首を、昭和58年秀頼公再興の由緒を持つ清涼寺に納め

られたとのことです。


清涼寺境内は広い!  仁王門と多宝塔


多宝塔


一切経堂  傳大士と笑仏を祭り、輪蔵に明版一切経を納め、これを回す事で
一切経を読んだと同じ功徳があるとされている。


本堂


豊臣秀頼の首塚  首に介錯の跡がある。


境内の紅葉


境内にある庭


本堂の北側の渡り廊下


北山杉


鎌倉彫りの彫刻の弁天堂


弁天堂のある庭の池の周辺は紅葉が美しい!


池の紅葉


弁天堂と庭


庫裡前の光悦作庭と言われる庭

ボルゲーゼ美術館展見て、4階からの東山の眺めは秋模様!

2009年11月20日 | Weblog
京都国立近代美術館で12月27日まで、ボルゲーゼ美術館展が開催されています

若き頃、ローマ市の北東部にあるボルゲーゼ公園を訪ね、この公園の広大さに

ボルゲーゼ家が、絶大な権力と富があったことを感じました。建物も美しい!

17世紀に集められたボルゲーゼ枢機卿によるコレクションを基礎として、世界に

名だたるルネッサンスバロック美術の宝庫と言われる、ボルゲーゼ美術館の50点

が見られる美術展です。

ラファエロの「一角獣を抱く貴婦人」や、ガラヴァッジョ「洗礼者のヨハネ」

など、見ごたえある、ルネッサンス・バロックの絵を鑑賞しました。

美術展を、見終えると、いつものように、近代美術館の4階から東山を眺めます。

比叡山や東山の山々が、くっきり見え、秋が深まり、木々が紅葉して、

山々が色づいて、錦秋の秋模様が近い!  美しい景色を眺めて、休憩しました。


美術館前のパネル  ラファエロの「一角獣を抱く貴婦人」


美術館前のパネル    ガラヴァッジョ「洗礼者のヨハネ」


美術館前のパネル      ボルゲーゼ美術館は大理石の白亜の建物


京都国立近代美術館の4階からの眺め! 平安神宮の大鳥井が見える!


東山と京都市美術館が見える。


比叡山と、黒谷にある金戒光明寺、真如堂の伽藍が見える。


売店で「一角獣を抱く貴婦人」のトップがついたチャームを買いました。 
2500円なり。くさりを長いネックレス用に変えて、ネックレスにして使う予定です。



池坊展と、ピザが絶品のYUKIでの1200円のランチ

2009年11月19日 | Weblog
高島屋の池坊展へ行き、ランチは「ピッツエリア ナポリターナ ダ ユウキ」の店

関谷江里さんの京都美味案内に薪釜を使った本格的なピッツア専門店と記載

されているので、ランチ食べに行きました。16席しかない店ですが、

満席の人気店! ピザ食べるつもりが、ピザ生地を使ったサンドイッチセット

のランチがコーヒー、デザート付きで1200円であったので注文しました。

本格的な窯で焼くために、ピザ注文すると、20芬~30分はかかるようです。

20分後に運ばれてきたサンドイッチはイスラエルのピタサンドと形が似ていて、

ピザの生地がもちもちして、今まで食べた事のないサンドイッチの味!

美味しい!  コーヒーもジェラートのデザートも美味しい!

ピザが絶品の味なので、ほとんどのお客が、注文していました。

夜は席が空いてくるのは、8時過ぎとかで、次回は食べ歩きの友達は働いていて、

仕事終わるのが遅いので、「仕事帰りに行きませんか?」と誘ってみましょう!

「京都美味案内」を見て、いままでに記載された店、2軒行きましたが、関谷さん

が、自分の足で食べ歩いて選んだ店が記載されているせいか、はずれがないような

気がします。


池坊の資料が展示されていた。  池坊は伝統のある流派です。


面白い花器がたくさん使われていた。 展示会会場で花器を販売していたので
買いました。 ブリザーブドフラワー用に使うつもりです。


池坊はお寺が発祥の流派のせいか、シンプルで花も少なく、簡素な感じがします。




白樺を使った造形が面白い作品


ユウキの店の前は、岡崎の疎水で、街路樹が紅葉してました。

 
ユウキの店  薪窯が見える。 店内は16席の小さな店ですが、満席の人気店


ピザ生地のサンドイッチはもちもちして、美味しい!


ジェラートもコーヒも美味しい! 安くて美味しくて、満足のランチでした。

虎屋菓寮で、明るい庭を見ながら和菓子を食べる憩いの時間!

2009年11月18日 | Weblog
お茶を飲んで、休憩したい時は、そこらへんの喫茶店でまずいコーヒー飲むより

お菓子が美味しいとか、庭を眺めながら、ゆったりとした気分になれるとか!

なにかメリットがある所に、行きます。

御所の西側、烏丸通から西にある、寅屋菓寮は、和菓子の虎屋が経営する店で、

明るく広い庭があり、駐車場もあるので、お気にいりの店です。

庭を眺めながら、お菓子を食べ、休憩していると、疲れもとれ、癒された気分!

駐車場の斜め前には、天保元年(1830)創業の老舗の本田味噌本店があり、

宮中ご用達として、古くから親しまれた、「西京白味噌」「紅こうじ味噌」が

有名です。 白味噌のお味噌汁にするため 「西京白味噌」を買いました。


とらや   とらやは喫茶とお菓子が買えるコナーがある。


食べられるお菓子を選んで、注文出来るのも魅力の1つです。


きんとんのお菓子を注文しました。 420円のお菓子代のみ!
こういう注文しても、いやな顔はされません。どんなお菓子か、味わうことが出来ます。 
帰りにおみやげに和菓子を、買ってかえるお客もいます。


広く明るい庭


庭を眺めたいので、テラス席でいただきました。


倉がありまし た。 以前は商家の屋敷だったのでしょうか?


とらやの庭


本田味噌本店


店内

日本庭園803の候補から7位に選ばれた平安会館の庭園

2009年11月17日 | Weblog
アメリカの日本庭園雑誌、The Journal of Japanese Gardeningは

毎年日本庭園を調査し、803件の庭園の中からランクづけしています。

2008年度は、御所の西、烏丸通にある、平安会館の庭園が7位に選ばれ、

1位は、例年のごとく、足立美術館の庭、2位は桂離宮でした。

平安会館はホテル、レストランで、7位に選ばれるような、

素晴らしい庭があることを、知りませんでした。

庭は池泉廻遊式の庭園で、御所の西側横にあるように、もとは公卿屋敷の庭

であったそうです。大正時代になってから、平安神宮の庭を作庭した

小川治衛兵さんが改造し、昭和51年に平安会館の庭になってから

また改造された庭とのこと!

813件もの中から7位に輝いたのは、素晴らしいことですが、

京都の寺院の庭には、もっと素晴らしい庭がたくさんあります。

ミシュラン社が京都の料亭を星に選び、本を出版するために、写真撮るのを拒否さ

れたのが、何軒かあったとか?

選ばれたお寺も拒否したのでは?  という気がしました。

京都は長い都としての歴史と伝統が、あるところなので、なにも外国人から

ランクづけしてもらわなくても、よいという、京都人の誇りがあるのです。

京都は名庭園の多いところで、自然が多く、散策が楽しめます。

でもあと2週間は紅葉シーズンで、有名観光地近くは、喧騒と車の停滞の街になっ

ています。 15日の日曜日、岡崎のあたりから道路は、停滞して、自宅に帰る

のに、通常は15分で帰るのに、2時間かかり、もう車を置いて置けるなら、

地下鉄で帰りたかった! 疲れてプールによるのも、やめました。


庭園の由来


7位にランクインされたという、ポスター


池泉廻遊式庭園


石橋が架かっている


あずまや


せせらぎ


池に流れていく、小さな滝

千住真理子&京フィルのコンサートの美しい音色に感動!

2009年11月16日 | Weblog
京都コンサートホールで、千住真理子&京フィルのコンサートが開かれ、

聴きに行きました。

千住真理子さんの演奏した曲は ●ビヴァルディの「四季」の「秋」

●シャコンヌ ●タイスの瞑想曲 ●愛の喜び ●チャルダッシュ

など珠玉の名曲の数々で、よくテレビでバックグラウンドに流されている

曲なので、聴きなれた、おなじみの曲でした。

名器ストラディバリウス「デュランティ」が、千住真理子さんというすばらしい

演奏者の手によって、奏でられる美しい音色は、ため息が出るくらいの美しさ!

名器ストラディバリウス「デュランティ」は世界の有望な若手演奏家5人くらい

に順番に貸してもらえることになりました。        2002年に

千住真理子さんの番が来て、演奏していたのですが、この名器が購入出来る

とのことで、 億単位の値段ではないでしょうか?

兄の日本画家の博さん、作曲家の明さんたちが購入資金の融資のために、

銀行を駆け巡り融資に、こぎつけたいきさつは母文子さんの本

「我が家にストラディバリウスが来た」の本を読んで、わかりました。

感動した観客は3回のアンコールで、拍手は鳴り止みません!

素晴らしい音楽は、聴く人を心豊かにしてくれます。

なにか豊かな気分になって、帰路につきました。


ポスター


京都コンサートホール


円形の内部のゆるやかな坂をまわって2階の入り口に登っていく個性的な建築です


コンサートホール内のレストラン  満席で10数人が待ってました。


2階入り口にあるスタンド。 ここで軽食を取りました。


2階の窓から、柿の木が見えました。


開演30分前のホール。演奏始まる2時半には、1階の席は満席になりました。


ステージ。   このホールの音響は素晴らしいです。


千住文子さんの本 「千住家の命の物語」は慶応大名誉教授だった主人を70才代
で手術不可能と言われ、見送り、妻の文子さんも80代で同じ心臓の病気になり、
娘の真理子さんが、神の手を持つという名医を探し、交渉し、手術に成功した話を
母、文子さんが著作しました。
この方の著作した本読むと、名文で、あの芸術3兄妹の、日本画家の博さん、
作曲家の明さん、バイオリニストの真理子さんが、各界で活躍されていますが、
この文さんが、母上なら、子供の才能が、開花するのは、納得がいきます。