工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

「京のご馳走これがほんまもん」のフォーラム、講演に参加!

2011年01月31日 | Weblog
30日、京都ロイヤルホテルで、京都の食の魅力をテーマにした、

フォーラム 「京のご馳走これがほんまもん」 が、開催されました。

堀場製作所の堀場氏、京都仏教会理事の有馬氏、日本画家の森田りえ子さん、達による

パネルディスカッションは、興味深かった!

堀場氏は、自ら、料理もするユーモア溢れた風流人で、印象に残ったのは、

「外に食べに行く時は、コーストパーフォーマンスが、気になる! この値段で、この味と

いうのに凄さを感じる! ミシュランのガイドブックの京都本には、味覚は人によって、

美味しさが違うし、評価する人を隠しているのが、納得出来ず、海外からの観光客向けの

ガイド本に、徹しているのなら、納得のガイドブックだが!日本語版は、必要ないのでは!」 

という意見でした。

すっぽん鍋に、森田さんが、はまっているとのことですが、すっぽんは食材が、高価なので、

コストパフォーマンスは、高い値段でも、適正とのことです! 有名な大市のすっぽん鍋は

2万3000円の値段です! 清水の舞台から飛び降りる気持ちで、行ってみる??

京都で、美味しいのは、日本料理ですが、高価なので、気軽には行けません!

京都に住んでいるメリットがあるので、年に数回位は、行ってみなくては!と、思いました。

フォーラムの帰りは、すぐにプールに行く予定でしたが、お腹がすいてきました。

山科駅前のブライトンホテルと同じ建物内に、白木屋経営の焼肉ホルモン屋が出来た

と、聞いていたので、行ってみました。

日曜日の、5時過ぎなのに、店内は、だれもお客がいない! 嫌な予感!

得々盛りという焼肉の皿を頼みました。プールにいくので、アルコールは頼みません

でしたのに、お通しのキャベツがついてあり、400円近くの値段ついていた!

会計は1700円あまりですが、肉の味は、中の下! 

友人と行くために、下見に行ってみたのですが、ビールや、その他を頼んだら、3000円

近くは、かかるのでしょう!

焼肉は、行くなら、美味しく、満足の味が味わえる店の方が、良いですね。

少々安くても、不味いものは、食べたくない! 反省材料になりました!

家の近くの「焼肉一家 駿」は、4千円位は、かかりますが、美味しい店なので、値打ちが

あると思いました。 友人とは、「駿」に行くことにしましょう!

2月はどこで、何を食べ歩きを、しましょうか?

今回のフォーラムを聞いて、京都の美味しいものを、食べ歩きしたくなりました。


京都ロイヤルホテル


掘場氏の挨拶  堀場氏は、自ら、料理もする、ユーモア溢れた風流人!


有馬氏の 「禅の心と懐石料理」の講演
中国の禅寺の料理は、魚や肉も食べるとのこと! 修行時代は、禅寺で、料理を買い出しから
料理までをしたなど、禅寺の料理が興味が、深かった!


パネルディスカッション


夕食に食べた、白木屋、山科ホルモンの焼肉  お勘定は1700円位でした。
焼肉は、少々高くても、美味しい所に行きたい! と食べて、感じました!





 



北野天満宮の祭神はなぜ菅原道真、牛や梅などは何?講座を受けて理解!

2011年01月30日 | Weblog
山科アスニーで、「菅原道真公の築紫への旅」 という講座を受けて、

なぜ、北野天満宮の祭神は、菅原道真なのか?が、理解できました!

菅原道真は、醍醐天皇から、築紫へ左遷され、貧困の中に、2年後に、死去しました!

その後、没後27年間の間に、左遷に暗躍した、菅原官根、時平、醍醐天皇の皇太子

保明や、醍醐天皇の死去が続き、「道長を天神として祠を作れ」 という託宣のもとに、

一条天皇の命令で、祭神が菅原道真公の天満宮が、造られました!

昔は、祟りということが、信じられていた時代、なのですね!

左遷されて、築紫にいたる道中には、各地で伝説があり、その道すがらに、天満宮が

作られています。

牛は、天神様の神使(お使い)となっているのは、なぜ?

延喜三年 (903)九州大宰府で、生涯を閉じられた菅公の御遺骸を、運ぶ途中に、

車を引く牛が座り込んで、動かなくなったため、近習達がやむなく、その付近の寺院、

安楽寺に埋葬したのだが、この故事により、境内各所にある神牛の像は、臥牛

(横たわった牛)の姿と、なっている。 

天満宮の牛が、横たわっているわけが、わかりました。

梅が天満宮に、植えられているのは、

菅原道真が、太宰府左遷の時に詠んだ、有名な歌があり、

「東風(こち)吹かば 匂い起こせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ 」

その梅が、道真を慕って、一晩のうちに太宰府に飛んでいったという「飛梅伝説」

が、生まれました。この伝説により、北野天満宮の神紋には、梅があしらわれています。

北野天満宮には、50種約2000本の梅が植えられ、2月初旬から3月末までは

梅園(有料)も公開されています。

今のシーズンは、学問の神様として、受験生で、賑わっている季節です。


龍谷大学文学部、小寺教授の講座


北野天満宮境内


牛は天神様の神使(お使い)となっている。

延喜三年(903九州)大宰府で、生涯を閉じられた菅公の御遺骸を、運ぶ途中に、
車を引く牛が座り込んで、動かなくなったため、近習達がやむなく、その付近の寺院、
安楽寺に埋葬したのだが、この故事により、境内各所にある神牛の像は臥牛
(横たわった牛)の姿となっている。 牛が、横たわっているわけがわかりました。


梅が天満宮に、植えられているのは、

菅原道真が、太宰府左遷の時に詠んだ、有名な歌があり、
「東風(こち)吹かば 匂い起こせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ 」
各地の天満宮には、梅が植えられています。

天満宮は、江戸時代、庶民の学問の場所である、寺子屋が、各地に造られた時代に、
学問の神様として、各地にも天満宮が、作られたとのことです!


金戒光明寺は京の冬の旅で公開中、自然の中にある庭園は静寂!

2011年01月29日 | Weblog
金戒光明寺は、京の冬の旅で公開中です。NHKの大河ドラマにちなんだ寺宝が、

今公開中です。

金戒光明寺は、法然上人が初めて念仏道場を開いた地であり、幕末の新選組ゆかりの地と

して知られる寺院です。

墓地の入口に、春日局が建立した、徳川二代将軍秀忠の正室・江(ごう)の遺髪を納める

供養塔がありました。 供養塔にお参りしました。 

生前、江と春日局は、敵対していたはずなのに、春日局が建立したの?

特別公開の大方丈では、久保田金僊(くぼたきんせん)筆「虎の間」などの障壁画や、

文殊菩薩像、伊藤若冲筆屏、秀忠の肖像画、織田信長の「天下布武(てんかふぶ)」の

朱印状など、武将ゆかりの寺宝が展示されていました。

池泉回遊式の 「紫雲(しうん)の庭」 は、秋の紅葉の時に来た時は、観光客で

行列していた位に、混雑していました。

秋の紅葉の時は、近くの真如堂、永観堂、南禅寺等の、紅葉の名所に、歩いて行ける

地の利なので、混むのでしょうか?

今回の冬の時期、平日で4時頃のせいか、庭を散策していたのは、

私一人で、静寂に満ちていて、清々しかった!

静かな、自然の中の庭園の散策は、心が休が休まりました!



金戒光明寺の境内の俯瞰写真


江の供養塔への道しるべ


江の供養塔   
墓地の入口に、春日局が建立した、徳川二代将軍秀忠の正室・江(ごう)の遺髪を納める
供養塔がありました。


階段を登ると、徳川二代将軍秀忠公の菩提を弔うために建てられたた三重塔 (重文)
があります。


清和殿


御影堂


御影堂から見た境内  閑散としている! 下足番の人が、いていた!


御影堂から見た境内   阿弥陀堂が見える!


方丈前庭には、唐門の勅使門がある!


方丈内の松の部屋


方丈から見た庭園  「紫雲の庭」


庭は静寂そのものでした!


池は琵琶湖を模している! 

茶室


白砂と苔が美しい!


遊歩道


山が背景の庭


1159年、熊谷直実が鎧をかけたと言われる松  一代目は枯れ、二代目とのこと!

創業266年の老舗の和菓子「俵屋吉富」でお菓子をいただく!

2011年01月28日 | Weblog
京の冬の旅はスタンプラリーがあって、3箇所めぐると指定した、お茶どころで、休憩し

て、お茶やコーヒなどいただけます。

創業266年の老舗の和菓子「俵屋吉富」の本店が指定されていたので、行ってみること

にしました。

相国寺の西にあり、室町通に面した、小さな店でした。

「俵屋吉富」は今全国のデパート内に店を持っている、京和菓子の店として有名です!

明治以前は御所に、公家の屋敷があり、その周辺は、老舗の店が多かった!

「俵屋吉富」もそういう店の一つだったのでしょう!

この店の有名なお菓子の雲龍をいただき、最中をお土産に買いました!


創業266年の老舗の和菓子「俵屋吉富」の本店は、相国寺の西にあり、室町通に面した、小さな店でした。


店内


雲龍の和菓子



北野天満宮の賑わう「初天神」の活気に、元気をもらう!

2011年01月27日 | Weblog
祭神菅原の道真の命日に当たる、25日は、北野天満宮では、毎月縁日が開かれ、

年末年始は、とくに賑わいます。 

寒い毎日で、晴れていない日は、家に閉じこもりがちなので、賑わう縁日の活気を

求めて、今年初めての「初天神」に、行ってみました!

いつもの天神さんより、「初天神」は、露天の店が多く、約1000軒とか!

余計なものは、買わないように心がけているのですが、試食してみた、干し柿は甘く

柔らかく、ジューシイで、おいしいので買ってしまいました。 10個で500円!

来月も行って、買いたい味でした! 

どんこの干し椎茸は300円! その安さに思わず買ってしまいました!

近くの、とようけやの美味しい生揚げを買って、干し椎茸と炊いたら、美味しいと思いま

す! 帰りは、「とようけや」の豆腐の店に寄り、油揚3枚と、生揚げを買いました!

買いたいものが沢山ある、初天神ですが、来月は、梅が満開と思うので、

又、行きたいですね!

活気溢れる「初天神」に行って、にぎわいに、元気をもらいました!


北野天満宮の入り口の石の鳥居


多くの人でにぎわっていました!


ガラスの店


和の小物の店


陶器の店


植木市


行列していた、辛子明太子の店


乾物の店で、どんこの干し椎茸は300円! その安さに思わず買ってしまいました!


試食してみた、干し柿は甘く柔らかくジューシイで、おいしいので買ってしまいました。10個で500円!  来月も行って、買いたい味でした! 


活気溢れる「初天神」に行って、元気をもらいました!


境内の梅は、ほころび初めていました!


北野天満宮にお参りしました!


境内





牛を撫でている参拝客!


ビルの谷間に、可憐な不断桜が、寒風に負けないで咲いている!

2011年01月26日 | Weblog
毎日寒いので、春が待ちどおしい!

桜でも近場に見に行きましょう!

ビルの建ち並ぶ、御池通りと柳馬場の角に、12月から咲いている、不断桜が

あります。

健気に寒風の中、可憐に咲いていました。

まだ蕾もあるので、八分咲き位なのでしょうか? 春が近いのを一本の桜の木が

感じさせてくれます!

後ろには、御池中学校があり、この土地は、日本で最初に小学校が、出来たという碑が建

っています。

御池中学校の壁に、小中一貫教育校、御池中学校、御所南小学校、高倉小学校と記されて

いますが、これはどういう意味なのでしょうか?

この建物の中に御所南小学校、高倉小学校があるということではないはず?

御所南小学校、高倉小学校の生徒は卒業すると、御池中学校に入るという意味

なのでしょうか?


ビルの建ち並ぶ、御池通りと柳馬場の角に、12月から咲いている、不断桜が
あります。


健気に寒風の中、可憐に咲いていました。


春を感じます!


小ぶりで可憐なピンクの桜です。


この土地は、日本で最初に小学校が、出来たという碑が建っています。


都会の中の御池中学校はビルのようです!


御池中学校の壁に、小中一貫教育校、御池中学校、御所南小学校、高倉小学校と記されて
いますが、これはどういう意味なのでしょうか?



冬の鴨川は、街中でユリカモメなどの水鳥が見れる風情ある清流

2011年01月25日 | Weblog
今日は朝から、雪が散らついている寒い日! いつまで続くのでしょう!この寒さ!

先日、建仁寺へ行く際は、四条河原町から、高瀬川の橋を渡りました。

高瀬川の周辺は、夜に賑わう町並みですが、柳が植えられたり、風情ある川です。

高瀬川は、江戸時代に淀川経由で物資を運ぶために、作られた運河です。

鴨川に架かる、団栗橋からは、清流の鴨川と、四条大橋が見えます!

川沿いの散策路は、散歩する人や、中洲に憩うユリカモメにエサをやっている人が

いました。 京都市の良さは、都会でありながら、自然や、古い町並み、歴史ある神社

仏閣など、四季折々、感動させられる景観があるのが、魅力ですね!

鴨川の河岸は、遊歩道があったり、春には、桜並木の華麗な桜が楽しめます!

あと2ヶ月で、桜が満開の風景になるのですね! 待ち遠し~い!

鴨川の水のある景観は、憩いや、癒しの場所でもあり、風情が楽しめる、

都会の中のオアシスの、川です。


高瀬川


南座が見える!


川の中洲には、ユリカモメが憩っています。
川沿いの散策路は、散歩する人や、ユリカモメにエサをやっている人がいました。


四条大橋と鴨川

建仁寺塔頭、両足院の苔の枯山水庭、書院前の庭、は素晴らしい

2011年01月24日 | Weblog
京の冬の旅で、建仁寺の塔頭寺院の両足院が、特別公開中です!

6月に、白い清楚な花、海芋に似た、半夏生(はんげしょう)の咲く頃は、特別公開

しており、その時に拝見した庭は、書院前の池と茶室、半夏生の花と、素晴らしかった!

今回は、花は咲いていないのですが、方丈前の苔の緑が鮮やかな、枯山水庭園の美しさ

に、見とれてしまいました。 390坪に及ぶ庭は、清々しく、見ごたえがあります。

特別公開なので、長谷川等伯筆「水辺童子図」「竹林七賢図(ちくりんしちけんず)」や、

江戸期の希代の画家・伊藤若冲(じゃくちゅう)筆「雪梅雄鶏図(せつばいゆうけいず)」

などの、寺宝が、書院や方丈内で、公開されていました。

帰りは、両足院の毘沙門天に、お参りしてくださいとのことで、隣にある毘沙門に

お参りしましたが、戦国武将・黒田長政が関ヶ原の合戦の際に兜(かぶと)に納めて出陣し

勝利したと伝えられ、秘仏となっている毘沙門天(びしゃもんてん)像が、特別ご開帳され

ていましたが、指先位に小さい像は、後にあるので、見えませんでした。

建仁寺の塔頭寺院は、いずれも、特別公開の時しか、拝観が出来ません!

両足院の池泉廻遊式庭園は、京都府指定名勝庭園になっている名園です。

塀を隔てて祇園の、華やいだ雰囲気の花街があるのに、

清らかで、静寂な雰囲気の寺ですね!


京の冬の旅で、建仁寺の塔頭寺院の両足院が、特別公開中です!


門をはいると、前庭がある!


白砂と苔に青松が美しい唐門前庭。


井戸のある中庭


方丈前の庭は、苔の美しい枯山水の庭


円窓のある入口の建物


方丈を囲んでいる 苔の美しい枯山水の庭


庭は390坪の広さで、いずれの庭も美しい!


門がある!


書院前の庭


池の北側には、織田信長の弟織田有楽斎好みの如庵の写し「水月亭」、
その右には六帖席の「臨池亭」が並ぶ。


書院前の、池泉廻遊式庭園は、京都府指定名勝庭園になっている名園です。


帰りは、両足院の毘沙門天にお参りしてくださいとのことで、隣にある毘沙門に
お参りしました。


戦国武将・黒田長政が関ヶ原の合戦の際に兜(かぶと)に納めて出陣し、
勝利したと伝えられ、秘仏となっている毘沙門天(びしゃもんてん)像が特別ご開帳されて
いましたが、指先位に小さい像は、後にあるので、見えませんでした。


建仁寺境内は、禅の教えの1つは、掃除とのことで、僧の方が、掃除していました。
禅寺の、清々しい、雰囲気が好きです!






建仁寺は京都最古800年の歴史ある禅寺、小泉淳作「双竜図」に感動!

2011年01月23日 | Weblog
建仁寺は、800年の歴史ある京都最古の禅寺で、明治時代の廃仏毀釈、神仏分離の法難

により、塔頭の統廃合が行われ、余った土地を政府に上納、境内が半分近く縮小され、

現在にいたっています。

祇園の南に位置し、繁華街が近いのに、来るたびに、建仁寺の禅の精神が感じられ、

清潔な寺内や、風神雷神の俵屋宗達の国宝の屏風を、本坊内に展示してあり、

本坊の中庭の、潮音庭の雄大な禅庭など、清冽な、清々しい美しさに満ちた禅寺です。

1月から、方丈の屋根の工事が、3年にわたって行われるということで、

残念ながら、騒がしく、今度訪ねる時は、工事が終わった後に、行きたいと思いました!


勅使門  応仁の乱の矢が射られた傷が柱に残る! 開かずの門です。


境内にある浴室


公開されていない開山堂への門


三門


法堂


本坊への入り口の庫裏


看板


潮音庭の雄大な禅庭


この中庭は、ほっとするような空間の中庭です!


本坊の座敷


海北友松によって描かれた方丈襖絵「雲龍図」は、今は、デジタル複製が
飾られていました。



国宝風神屏風  俵屋宗達の最高傑作


国宝雷神屏風  俵屋宗達の最高傑作


方丈の屋根が工事中なので、雄大な方丈庭園が、工事現場になって、見られなかった
のが、残念でした。


法堂の内部


法堂の天井の、小泉淳作画伯が描いた「双龍図」の天井画には、圧倒される!
2つの龍は迫力あり、今まで、建仁寺法堂の天井には何も描かれていなかったとの事です
龍は、「水の神」で、修行僧に仏法の教えの雨を、降らせるということです。


方丈裏の庭園は、植木の移動をしていました。



茶席「東陽坊」 秀吉が1587年に催した北野大茶会で、使われた茶席!

ホテルフジタ京都の「桂花林」の中華ランチは、はまる程美味しい!

2011年01月22日 | Weblog
山科の友人も、ホテルフジタ京都が、今月で閉館なのを知っていて、「フジタ観光に、

いとこが勤めていて、会員になっているので、20%オフの割引券が郵送されて来て

いるので、ランチに行きましょう! 」 と、誘われました。

いつも行くホテルフジタ京都のレストランは、「ステーキハウス近江」か、

中華の「桂花林」で、「桂花林」のランチは、あっさりして美味しい!とのことです!

3000円のをランチ選びました。 そのあっさりして、上品な味は、はまりそうなほど

美味しい! 20%オフで、2400円で食べられました!  嬉しい値段です!

デザートを含めて、7皿でしたが、1皿の量は少ないのですが、あっさりしているので

すべて美味しく、いただけました。

2月には、ホテルフジタの近くに、移転するとのことです。

今まで、京都で食べた中華料理の中でも、NO1位に、美味しく、雰囲気も良いレストラン

でした。 しょうざんの中にある中華レストラン“楼蘭”も、上品な味であっさりして

いますが、金閣寺より北にあり、遠いのが、難点でしたので、

移転したら、また「桂花林」に食べに行きたい!

友人は、京都国際ホテル内のレストランの、2月に使える20%オフの券があるので、

行けたら行きましょう!と、いうことで、ランチが終わリました!


「桂花林」より庭を望む!


滝になっている


店内は上品なインテリア!


前菜 2人前  


フカヒレスープ


海鮮野菜炒め  2人前 


揚げ物  2人前 


牛フィレ炒め  2人前


蟹のあんかけチャーハン  2人前


デザート  私が選んだのは、マンゴープリンで  
友人はタピオカ入りのココナツミルク   甘さが上品で、美味しい!

「京の冬の旅」 特別公開、妙心寺 海福院は26年振り公開の塔頭です

2011年01月21日 | Weblog
「京の冬の旅」 で、非公開文化財特別公開の、海福院は、26年振りに

公開されている寺院、とのことです。

1616年(元和2)、福島正則が創建した妙心寺の塔頭寺院で、福島家の菩提寺で

福島正則のお墓がありました。

「賤ヶ岳(しずがたけ)の戦い」で、一番槍として戦功をあげた正則の「槍(やり)」や

「福島正則画像」、陣中杯や書状などが、特別展示されていました。

狩野探幽筆「猿回し図」は、住職の留守中に新調されたばかりの唐紙の襖に描き、

帰ってきた住職に、叱責されたという逸話の残るもですが、今は、絵が消えてしまい

見ることが出来ません。

狩野探幽は、妙心寺の法堂の鏡天井に、8年の年月を費やして描かれた雲龍図を描く

ために、海福院に、滞在していたとのことです。

押入れの中に、点茶や水屋の設備など茶儀の一切が仕込まれた、「押入仕込茶室」

は興味深く、珍しい装置でした!

庭は、茶室向きの、わびさびのある、趣のある庭でした。



海福院は、26年振りに公開されている寺院とのことです。
1616年(元和2)、福島正則が創建した妙心寺の塔頭寺院です。


看板


つくばいの形が面白い!


庭は、茶室向きの、わびさびのある、趣のある庭でした。





茶室前の庭




路地庭


福島正則のお墓がありました。
他に福島正則の墓は、2箇所あるとのことで、今でも、子孫がお参りに来るとか!

京の冬の旅、公開中の麟祥院は家光の乳母「春日局」追福のため建立

2011年01月20日 | Weblog
麟祥院は徳川第三代将軍家光の乳母「春日局」の、追福のため碧翁(へきおう)和尚を

開山として建立された寺院です。  創建は寛永11年(1634)

寺院内にある御霊屋(おたまや)は、仙洞女御所にあった釣殿を後水尾天皇より

下賜されたものです。 御霊屋の中には、「春日局」の像が安置されていました。

実際の墓は、東京湯島に、同じ名の麟祥院が建立されて、墓はそちらにあり、

妙心寺内の塔頭の麟祥院は、墓が無く、祭っているので、御霊屋(おたまや)と

言われるとのことです。

方丈内にある友雪の描いた、方丈襖絵「雲龍図」は江戸時代初期の名作と言われます。

庭は、120坪位の広さで、築山がある枯山水の庭で、まだ雪が残っていました。

京の冬の旅で、特別公開中の寺院は、シニアのベテランのガイドが、説明してくださる

ので、寺の歴史などが、わかりやすいのが、魅力ですね。

公開されたのは、4年ぶりとのことでした。


看板


麟祥院の門


門からの前庭


玄関


玄関から見た前庭


友雪の描いた、方丈襖絵「雲龍図」は、江戸時代初期の名作と言われている。
(看板にあった写真)


玄関の窓から見た庭





御霊屋(おたまや)は、仙洞女御所にあった釣殿を後水尾天皇より
下賜されたものです。御霊屋の中には、「春日局」の像が安置されていました。


御霊屋(おたまや)から見た庭


庭の説明を、シニアのガイドさんから、受けている。


本堂横の庭には、井戸があった!

広大な妙心寺の境内は、いつも静かで、たくさんの塔頭のお寺が建ち並ぶ別天地です。

2011年01月19日 | Weblog
広大な妙心寺の境内を、散策しました。

今回、妙心寺を訪れたたのは、京の冬の旅で、特別公開されている塔頭の2つお寺を

見学するためですが、広大な妙心寺の境内は、いつも静かで、たくさんの塔頭の

お寺が建ち並ぶ別天地です。

妙心寺の塔頭は48箇院に及び、うち山内塔頭38箇院、境外塔頭は石庭で著名な龍安寺を

含め10箇院を数えます。 ほんとに広い境内です。

いつも公開されている塔頭は 5カ所で、それ以外は、特別公開以外の時しか、

見学出来ません! 

巨大な伽藍や、たくさんの塔頭のお寺がたち並んだ、凜とした空気の境内を歩いている

と、心が静かに休まる気分になりました。


北門付近の境内  たくさんの塔頭のお寺がたち並んでいる!


大方丈と法堂


法堂


仏殿


三門


大方丈


境内には、たくさんの塔頭のお寺がたち並んでいる!


東海庵は、公開されていない塔頭


公開されていない塔頭の前庭






「小泉淳作展」東大寺本坊の襖絵40面を5年の歳月で完成!圧倒される迫力!

2011年01月18日 | Weblog
24日まで、高島屋で「小泉淳作展」が開催されており、東大寺1260年の歴史で

初めての、襖絵が完成したとのことです。

現在、86歳の日本画家、小泉淳作氏が、5年がかり取り組んだ40面の襖絵です。

桜を描いた3作は、無数の花びらが、生き生きとして、華麗で、圧倒される

美しさに満ちていました。

「蓮池」 は清冽な美しさで、静寂にみちた襖絵でした。

外は冬なのに、会場は桜の襖絵で、春爛漫でした。

奈良の東大寺に行けば、この襖絵が公開されて、見れるのでしょうか?

小泉淳作氏は、80歳位から、この雄大な襖絵を40面を5年がかりで完成したの

ですから、スゴイ! ですね!

2000年以降、鎌倉建長寺法堂 「雲龍図」 京都建仁寺法堂 「双龍図」と

意欲的に、2つの天井画を、手がけたとのことです!

建仁寺法堂の「双龍図」は、拝見したことがありますが、小泉淳作氏が描いたとは、

知りませんでした! 迫力ある法堂の天井画を、また見に行きたいものです!

写真は、NHKエンタープライズ作成の、テレビの画面を、写したものです。


ポスター


圧倒される美しさの吉野の桜の襖絵


桜を描いた3作は、素晴らしい!


大広間の桜の襖絵


桜を描いている小泉淳作画伯  花びらは小さく、細かい作業!


蓮池の襖絵


16面からなる、「蓮池」の襖絵は清らかで、みずみずしく清冽な美しさ!


本坊


聖武天皇と光明皇后


聖武天皇  聖武天皇と光明皇后の肖像は、モデルに装束を着せて、描いていた!


完成法要
この偉大な襖絵が、後世に何百年と、残ることを考えると、感慨深い!




建仁寺の塔頭、正伝永源院は織田信長の弟 有楽斎が建てた「如庵」が復元されている

2011年01月17日 | Weblog
京の冬の旅の特別公開で、14年振りに、大本山建仁寺の塔頭のひとつの正伝永源院

が、公開されています。

正伝永源院は、茶道ゆかりの寺院としても有名で、織田信長の弟 有楽斎が建てた名席

「如庵」が復元されています。

国宝の 茶室「如庵」は今、は名古屋の犬山城近くの有楽苑にあり、名古屋に住む友人

と、見学に行ったことがあります。

有楽斎は織田信長の弟で、信長の死後剃髪し、千利休に従事して茶道の宗匠となり、

晩年は「正伝院」を再興し、茶道三昧の生活をおくりました。

有楽斎の墓は旧地に残されていたが、昭和37年、有楽斎夫人、息女、孫長好の三基と

ともにここに移されています。

日頃は公開されていない寺院が、特別公開の時には、見学できるので、

まだ見ていない、寺院に行きましょう!

京の冬の旅の特別公開の文字をクリックすると、ホームページにリンク出来ます)


看板


正伝永源院の門


庫裏


織田信長の弟 有楽斎が建てた名席「如庵」が復元されています。


庫裏内








庫裏内から見た庭


名席「如庵」から見た、庫裏脇の庭


有楽斎の墓