工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

大沢池のほとりの大覚寺は御殿風の堂宇に紅葉も雅やか!

2009年12月08日 | Weblog
大覚寺は大沢池のほとりに建つ優雅な門跡寺院で

嵯峨天皇の離宮あとに建てられた、嵯峨御所と呼ばれ、寺院というより

御殿風の堂宇です。

大覚寺を拝観していると、宮中の生活する御殿の様子が、うかがえます。

籠や牛車も展示されていました。この寺院の素晴らしさは、大沢池が見えることで

しょう! 紅葉に彩られた大沢池が一望でき、庭も御殿の庭に作庭され、

紅葉も雅やかな風情でした。


門前も紅葉が鮮やかです。


玄関前  大覚寺は真言宗大覚寺派の本山で、心経写経も根本道場、いけばな
嵯峨御流の総司所です。玄関前には嵯峨菊の鉢と、嵯峨流のいけばなが展示され
ていました。


宸殿、正寝殿という御殿のような堂宇


御影堂の前には嵯峨菊が咲いていました。


御宇多上皇の籠


牛車が展示されていました。


堂宇の間は渡り廊下でつながれている!


御霊殿、五大堂


五大堂から見える大沢池 大宮人が観月を楽しんだ池泉回遊式庭園の遺構です。


大沢池の紅葉


正寝殿  12室ある桃山時代の書院作り。


正寝殿の内部。 上段の間は後宇多天皇が院政を摂られたところで、僧侶であった
法王が御冠をそばに置かれたところから「御冠の間」と呼ばれている。


堂宇の間には、いろいろな庭園があり、それぞれの庭園の趣きがある!


正寝殿前の庭園


庭の紅葉もみやびやかです。


朱赤のきれいな紅葉に見とれてしまいました。