桜木町：「平戸庵」 比内地鶏を使った究極の親子丼

昼間、メニューのお仕事をした
そのお店は、創業期から変わらぬこだわりでデミグラスソースを挽いている洋食屋さんである
その美味しいソースを使ってハンバーグを煮込むメニューを考えていたのだ
で帰り道、洋食キムラへ向かったのだけど、残念ながら月曜日は定休であった


で、気分を入れ替え「平戸庵」へ
ココは比内地鶏を看板にした居酒屋
焼鳥や鍋がメインなのだけど、親子丼も絶品なのである


見事にトロトロな状態で仕上げられた親子丼
トロッと濃厚な玉子と、ちょっと甘めの出汁、これが絶妙なバランスなのである
更に炭火で焼かれた地鶏の香ばしさがアクセントになって、その甘味を引き締めてくれるのだ
もちろん、比内地鶏も美味しいのだけど、この出汁と半熟のトロトロ玉子が美味しさの決め手なのである

一緒にいただいたのは、この鳥を使ったガラの白濁スープ
骨の髄まで炊きだされた濃厚なスープは、ちょっとトロミを帯びている

そんなに量は入らないだろうと半分ほどにしてもらったのだけど、その美味しさに、後悔するワタシであった

これほどの親子丼をメニューに持ちながら営業は夜だけ
ちょっと残念である



【秋田比内や 平戸庵】
神奈川県横浜市中区花咲町1-18 第一測量ビル1F
045-250-5794

福富町：「イタリーノ」 昭和中期にタイムスリップする洋食屋

横浜でもっとでディープな街であろう福富町
そこに、B級グルメで有名な「イタリーノ」がある
看板にもイタリア料理とあるが、どう見ても洋食屋、いや定食屋であろう
もちろん、ナポリタンやピザなどのイタリアメニューもあるのだけど、どれも昭和中期にタイムスリップしたかのようなモノ
最近では、これがレトロであると、人気になっているようであるが・・・


今日満席で、待っているお客様も出るほどの繁盛振り
といっても、4名テーブルが3卓とカウンター5席ほどの小さなお店ではあるが・・・
いつも間にか紅白のテントが新しくなっているのに、ちょっとビックリ



今日どうしても食べたかったのがコレ　“マカロニグラタン”
最近食べることが少なくなった（売ってるお店が少なくなった）メニューだけど、たまに急に食べたくなったりするモノである

溢れんばかりに、てんこ盛りにされたグラタン
そこにフォークを刺すと、長さ10cmはあろうかと言うマカロニが入っている
アルデンテなんて言葉は無縁のブニュブニュなものだけど、ココにはこれが似合っているのだ


デミソースで覆われて真っ黒に見えるかもしれないが“ハンバーグとチキンのミックスグリル”である
これも、オニオンがたっぷりと敷かれていて、ソースをこぼしながらジューっと言うシズル音と湯気と一緒に運ばれてくるのだ

ハンバーグもチキンも、しっかりと下味がされていて（かなりキツメのコショーであるが・・・）ごはんが進む味付けになっている
コレには賛否が分かれるであろうが、コレこそがココのスタイルなのだ



【イタリア料理 イタリーノ】
神奈川県横浜市中区福富町仲通3-4
045-261-6721

目黒：「蒙古タンメン中本」 辛いけど旨いがキーワード

ホルモン屋の１階
あの激辛ラーメンの「中本」があるではないか
ココには一度行ってみたかったのだけど、ワタシの生活圏では無いため、機会を失っていたのだ

が、偶然にも見つけたからには、寄らずに帰るわけにはいかないので、ホルモン屋では〆をいただかず、ココで〆にすることにした


お店に入るときには、店内に3組待っていただけだったが、帰る頃にはこの行列
相変わらずの人気店であるようだ


このお店を初めて利用する人はコレ「味噌タンメン」
これがココのお勧めのスタイルであるようだ
野菜の旨味がたっぷりの、辛さ控えめタンメンで、ココの基本形でもあるとのこと


そして同行者が、初めてであるにもかかわらず、挑戦したのが「蒙古タンメン」
ココの看板メニューである
味噌タンメンに激辛の麻婆豆腐を乗せたもの
辛いもの好きな同行者であったが、さすがにギブアップしていた

ココのラーメン
ワタシにはもつ鍋の残りスープにちゃんぽん麺を入れていただいているような感じがした
悪い意味ではなく、野菜の旨味が出たスープがとっても美味しいと言うことである

そして、この辛さは癖になるに違いない
最初に提供された“武富士ティッシュ”
意味不明であったが、食べ進むうちに毛穴という毛穴から汗が流れ出し、鼻水までもが流れ出ようかと言う勢いに、納得したのである




【蒙古タンメン中本】
東京都品川区上大崎2-13-45 トランスリンク第3ビル1F
03-3446-1233

目黒：「ホルモン稲田」 肉屋が仕掛けるホルモン屋

ココは、グルメ本の常連店「焼肉ジャンボ」にお肉を卸している“ヤザワミート”が経営するホルモン屋

“ヤザワミート”と言えば、昨年、五反田にA5和牛を使ったハンバーグの店「ミート矢澤」を開店させ、今でも行列が出来るお店として話題が絶えないようである


目黒駅東口を出てすぐ
内装は気取らない雰囲気に仕上げてあり、清潔さや洗練感たっぷり
デートにも使えるホルモン屋といった感じである


まずはタン
硬いわけではないが、薄くスライスされているので焼き過ぎに要注意
かなり強烈な塩ダレであるのが勿体無い感じ


続いてはカルビ
決して悪いモノではないけど、値段の割りに量が少ないようだ
これまた、かなり薄切りなので、焼き過ぎには要注意


やはりココはホルモンのお店である
カルビやタンでは少々消化不良的な気分であったのだけど、ホルモンはさすがに美味しい
タレの濃さがチョット気になるところであるが、何を食べても一定以上の満足感であった
しかし、このタレ、癖になりそうな味である


裏メニューの芯ロース
見ての通り立派なお肉ではあるが値段も一流なので、コストパフォーマンス的にはイマイチって感じが拭えない


メニューの価格はそれほど高いものではないが、全体的に一皿の量は少なめ
正肉のメニューや裏メニューを調子に乗って頼んでいると想像以上の価格になるから要注意
ココでは、ご飯モノの品揃えが少ないこともあり、ホルモン系を数品頼み、軽く1杯って利用がベストだと感じた

昔ながらの有煙ロースターだし、タレのニンニクがかなり強いので、週末にラフな格好で訪れることをお勧めしたい



【ホルモン稲田】
東京都品川区上大崎2-13-45 トラストリンク第Ⅲビル2F
03-5447-2914

吉田町：「丸亀製麺」 横浜関内に「丸亀製麺」がオープンしました

10月30日
横浜関内に丸亀製麺がオープンしました

うどん好きのワタシ
実は心待ちにしていたのであります


ずっと昔はゲームセンター、その後セブンイレブンだったところ
気が付けば、丸亀製麺
かなり目立つ場所にありながら、同じ商売が続かない不毛の地にオープンしました
今度は、長く続いて欲しいと願っております


おろし醤油うどんであります
酢橘を搾って、出汁醤油を垂らしていただくうどん
シンプルだけど、粉の芳しさと、出汁醤油の旨さで、麺を美味しくいただくことができるのである


そしてこのかき揚げ
凄いインパクトです
軽く揚がっているので、箸で簡単に崩すことが出来て、とっても食べやすく美味しいのです



一言にうどん屋と言っても、コレだけの食べ方を提案してもらえば楽しいし、お店も臨場感があって楽しいし、何よりも明るくって入りやすい

うどんも天ぷらも、驚くほど美味しいかかと言えばそうでもないのだけど、こう言った食べ方で提供するお店が少ないから、とってもありがたかったりする
昔からある商売だけど、少し知恵を絞れば新しい商売のスタイルになる
そんなヒントがたっぷりのお店でもある




【讃岐釜揚げうどん 丸亀製麺】
神奈川県横浜市中区吉田町1-1 永興ビル1F
045-251-1914

伊勢佐木町：「海鮮三崎港」 今日は寿司の日だから

11月になりました
早いもので、今年も残すところ60日であります
そんな今日は、「寿司の日」なのでありました


と言っても、特別にこの日を意識していたわけではなくて、たまたまココを通りかかったら思い出しただけ
お店の入口には、お勧めの商品が張り出されていて、ソレがまた美味しそうな写真で・・・
夜ごはんには未だ早い時間だったので、お店も空いているし・・・


鯖好きのワタシの目に飛び込んできたモノ
それは、「金華さば」
三陸の金華沖で獲れるもので、「西の関さば東の金華さば」とも言われるほど上質なモノ
昆布締めで仕上げられてます


旬の名残である“さんま”
「今年は、もう終わりだよ」って板さんのお勧めにのせられて・・・


赤身、中トロ、ねぎとろ
あれもコレも・・・　って欲張りなワタシにぴったりな一皿ですね

チャチャと美味しいところを摘んで、サッとお店を後にする
粋な寿司の食べ方！ってトコであろうか（笑）



【でかネタ海転寿司　海鮮三崎港】
神奈川県横浜市中区伊勢佐木町1-3-7
045-252-8245