横浜市：京城苑 老舗焼肉店で究極のカルビ

どうしても、お肉が食べたくなったので「京城苑」
ココは3代続く焼肉店で、横浜では老舗中の老舗である


福富町の中にあって、怪しげなマッサージの客引きがたくさんいる辺りにお店があるため、ちょっと敬遠していたのだけど、今日は美味しいお肉が食べたくなったので思い切って行ってみた
店名のロゴがやさしく入りやすい感じだし、店内も落ち着く雰囲気だし、何よりもきれいであることがありがたい

キムチの盛合せ
値段の割りに量は少なめだけど、藤籠に入れられた提供は、ここらの焼肉屋では珍しい提供法である
ちょっと酸味が強いタイプのキムチであるが、コレはコレで美味しいものである

国産牛タンもと
形は悪いが、これで630円
2000円を超えるタンもあるのだけど、これで十分満足できる驚きの品質である

和牛スジ肉のピリ辛炒め
トロッとなるまで煮込んだ牛スジを炒めたもの
ちょっと炒め過ぎではあったのだけど、スジの甘さと、ピリ辛ソースが良い相性である

中落ちカルビ
このサシは堪りません
焼いているうちに融けちゃいますから焼き過ぎにはご注意を・・・
お肉の旨味が一番味わえる部位だけあって、その甘みと旨味は納得のものです

和牛カルビ
これまた見事なサシです
良薬は口に苦し。そして旨いものは身体に悪い。
ってことでしょうか？

究極カルビ
一頭から僅かしか取れない極上のカルビ
この旨味と柔らかさを味わう至極のひと時
コレが焼肉の醍醐味であります
この幸せを最後にとっておこうとすると、常温で脂が融けそうでした

冷麺
〆の一品は冷麺
韓国麺のコシの強さが凄い
決して硬いわけではなくて、シコシコした食感が堪らない美味しさ
そして、焼肉の脂を一気に流してくれるような、サッパリとしたスープも、コクがあるのにくどくない
素晴らしい冷麺であります

創業から50年ほどの老舗店
永きに渡り繁盛するのは良心的な値付けと、その旨さであることを体感できるお店である



【和牛焼肉 京城苑】
神奈川県横浜市中区長者町8-136 米屋ビル1F
045-261-3635

横浜市：グリルエス 関内の老舗洋食店

関内にある老舗洋食店「グリルエス」へ行く
以前から気になっていて、どうしても行きたかったのだけど日曜定休のため、チャンスを逃し続けていたお店


ココは、松阪牛のステーキが看板メニューのお店なのだけど、気軽な洋食メニューもある
そのボリュームは結構なものだという噂を聞いているのだけど、その真意は？


一人でステーキを食べるにはちょっと・・・
でも、ランチでもない限り、オムライスや、パスタ一品と言う雰囲気ではない
で、“カニコロッケと牛ロース”
タラバ蟹のコロッケはサクサクでホクホク
トロリとしたクリームに、タラバの風味
牛ロースは、砂糖醤油で煮込んだような、昔懐かしい味
昔の洋食弁当に必ず入っていたような・・・
とは言うものの、そこは牛のレベルが違う
期待したボリュームは無かったが、脂に甘さがある牛肉の旨さは、納得できるもの

「野菜も食べなきゃね」とサービスしてくれた白菜のお漬物
とっても和風でうれしかったな

レトロな調度品がずらりと並ぶ店内は、ちょっと薄暗いのだけど、
変に気取ったレストランって感じでなく、アンティークなお店で落ち着きます

今度はランチに行って、ハヤシライスやオムライスなど、噂のボリュームを体験してきます



【グリルエス】
神奈川県横浜市中区相生町5-89
045-681-2581

新宿区神楽坂：きらく市 気取らないお店で美味しい料理

街は忘年会で賑わっている
おそらく、今日と、来週末がピークなのであろう
もう今年も残り僅かであることを再確認しながら、神楽坂の石畳を上る


今日のお店は、「神楽坂の顔」とも言われる、毘沙門天の向かいにある「きらく市」
美味しいお魚がいただけるお店である


見惚れるほど、豪華な刺し盛である
どれも新鮮で、プリプリとした食感がうれしいものばかり
見て楽しく、食べて美味しい、見事な刺し盛であった

健康サラダ
このサラダ、実に手間が掛かっている
人参、蓮根、オクラなど数種の野菜が乗っているのだけど、これらが、ドライベジタブルなのである
野菜の栄養素を失うことなく、しかも凝縮した美味しさを味わえるドライベジタブル
しかも、ココでの手作りなのだとか・・・


コレはお豆腐である
ゴマ、ナッツ、カニ、ヨモギ・・・
いろんなお豆腐が少しづづいただけ、ちょっと贅沢な気分になるような一品
さすが、料亭の街「神楽坂」ですね

蓮根と鱈の挟み上げ
この手の料理、私大好きなんです
明太、すり身、蟹身・・・
色んなものを蓮根で挟んで天ぷらにする
いろんなバリエーションが出来て楽しいですよね


先ほどの刺し盛の2次加工
鯛の頭を塩焼きにしてくれました
見事な塩加減で、淡白な白身がコレほどまでに美味しく変身するなんて・・・
すばらしい技術である

料理屋ではちょっと敷居が高い、チェーンの居酒屋ではつまらない
そんな人たちにピッタリのお店である
手頃な価格で美味しい料理、しかも気取らない雰囲気で楽しめますよ



【きらく市】
東京都新宿区神楽坂5-1 神楽坂コアビル2F
03-5228-9091

新宿区南山吹町：カルネヤ イタリアの焼肉屋？？？

10月10日に開店したという「カルネヤ」へ行ってきた
牛込神楽坂駅と牛込柳町駅の丁度真ん中辺り、市ヶ谷小学校付近にある、30席に満たない小さなお店である


この辺りに詳しい友人によると、ココはレンタルビデオ屋だったのらしいが、その面影は無い
間口が狭いので、初めてだと見つけるのに苦労するかも・・・


で、ココのオーナーの実家は焼肉屋さんであるらしく、ココのメニューが面白い
焼肉メニューと、パスタメニューが並んでいるのである
といっても、客席のロースターで焼くわけではないのだけど・・・

アンティパストミスト
カウンターに並べられた、いくつかのアンティパストから数種をチョイス
どれも繊細な味付けで、素晴らしいものばかり
コレだけでもココに来る価値あり！です


目の前でスライスしてくれる生ハムに、イチジクを乗せて・・・
生ハムとフルーツって、どうしてこんなに相性が良いんでしょうか？
ココの生ハムは、塩分がきつくなくって、とっても食べやすいですよ

サンカク
肩バラの最もサシが入ったトコロで、バラの中の王様と言われるサンカク
さすがに、一番旨い部分と言われるだけあって、お口の中で蕩ける感じが堪りません
肉を知り尽くした焼肉屋のせがれが焼くだけあって、その焼加減や塩加減が抜群
コレは食べなきゃ損です

丸腸
これまた、見事な丸腸です
脂がしっかり乗っているので、その甘みが堪りませんよ


こう言った3種の調味料でいただくスタイルは、イタリアンらしくとってもお洒落な感じです

でもって、ココはイタリアンのお店、パスタメニューもしっかりしていますよ

ポルチーニのタリオリーニ
卵をしっかりと練りこんだタリオリーニが、実に美味しいこと
ポルチーニの美味しさを忘れるほど、この麺に惚れました
もう名残とも言える秋食材の王様“ポルチーニ”の存在感もしっかりしていて、麺との絡みが良いソースも立派です

ペンネクワットロフォルマッジ
4種のチーズを使った、濃厚な旨味のペンネです
「これまで、これほどのパスタにお目にかかったことが無い」
って言うのも過言ではないくらい
この濃厚さは忘れられない美味しさですよ


イタリア語で“肉”を意味する“カルネ”を店名に使い、「もしイタリアに焼肉屋があったら」をコンセプトにしたという、オーナーのこだわりをしっかりと感じることが出来る素晴らしいお店で、
絶対にお勧めできる1軒です



【ANTICA OSTERIA CARNEYA カルネヤ】
東京都新宿区南山吹町3-6 市ヶ谷NHビル1F
03-5228-3611

千代田区神田神保町：アンドナンド ミスドの新業態をチェック

ランチョンでのランチの後、アンドナンドへ
ランチョンには珈琲がないため、ここで食後のお茶と言うことである

ココはドーナツチェーンの第一人者「ミスタードーナツ」が展開する新コンセプト店
渋谷道玄坂に続く2号店である

andonand（アンドナンド）の真ん中に隠れている「dona」はラテン語でドーナツの意味。
そして（and）、何度（nand）でも足を運びたくなる場所、という意味が込められていると言う店名
ちょっと面白いですね

さて、このお店
ファストフード店、テイクアウトショップからの卒業を意味するのであろうか？
ドーナツのショーケースが店内の一番奥にあり、気軽にドーナツをテイクアウトできたコレまでのミスタードーナツとは全く異なるレイアウトなのである
客席も、コレまでの硬い木の机、椅子ではなく、ゆっくりと落ち着いて過ごせるように変わっている
まるでカフェのようである


プレミアムドーナツ抹茶
ふんわりした食感はこれまでのドーナツのイメージを刷新するもので、かなりの出来栄え
だけど、300円と、ちょっと強気な設定である
ドーナツだけの値段ではなく、店内で過ごす席料みたいなものも含まれているのだろうか？


それにしても、ドーナツをランチにする若者が多いこと
飽食の時代、今の若者にとって、満腹なんてことは必要ないのだろうか？
ドーナツと珈琲で600円、コレでココで過ごす時間を買うと考えれれば
悪くないかも・・・

この新業態、今後の展開は如何に・・・
楽しみです



【and on and（アンドナンド）】
東京都千代田区神田神保町1-6-1
03-5282-8930

千代田区神田神保町：ランチョン ちょっと贅沢なランチと言う名のビアホール

神保町にあるビアホールへランチタイムにお邪魔してみた
創業が明治42年頃というから、もう100年近く営業していることになる
創業当時は店名も無かったそうだが、それではちょっと・・・
と、常連さんが名づけてくれたのが「ランチョン」
オーナーは何語かもわからないまま、その名をいただいたのだと言うから面白い


玄関ではおじさんがお迎えしてくれる
このおじさん、店内にいるオーナーにそっくりだと思うのは私だけだろうか？


まずはお店の人が勧めてくれた“牡蠣のチャウダースープ”
チャウダーには、ソーダクラッカーということで、手で崩しながらスープへ入れる
このスープ、ちょっとあっさり目だけども、かなり良い出来栄え


そして評判が良い“ハヤシライス”
他にも、オムライスやメンチカツなど、下町の洋食屋当時のメニューがたくさん残っているので、かなり迷ってしまった
さて、このハヤシライス
変にトロミを付けないシンプルなもので、トマトの酸味や玉ねぎの甘みが上手く閉じ込められたものである
夜にはコレをツマミにビールを飲む人もいるのだとか・・・

生野菜サラダ
これぞ昔懐かしい、コンビネーションサラダである
たっぷりのマヨネーズと缶詰のホワイトアスパラ
懐かしさに浸りながらの完食


欲張って“サーモンフライ”
コレも懐かしさ溢れるメニューですね
サクッとした衣は、感動的です


何とサーモンムニエルなんてものもあって・・・
時代が止まったようなお店は、50代のおっさんの天国とでも言えるお店であります



【ビアホール ランチョン】
東京都千代田区神田神保町1-6
03-3233-0866

横浜市：香港厨房 オール300円でこの商品

6月に開店したお店であるが、初めての訪問である
横浜駅西口の雑居ビルの5F
ちょっと入りづらい雰囲気であるが、オール300円の魅力に惹かれて？入ってみた


店内はアジアンテイストの屋台風とあるが、ちょっと狭くて居心地は良くない
まぁ、300円均一のお店だから、ゆったりと食事されては採算が合わないと言うことなのだろうから、ガマンガマン


コレだけのメニューからどれを選んでも一品300円
果たしてどんな料理が出てくるのやら・・・


まずは前菜
ピータン＆香港叉焼
どちらも、思いのほかキチンと盛り付けてあることにビックリ
叉焼も結構柔らかく、美味しくいただけましたよ


続いて主菜
鶏肉の辛子炒め、八宝菜、エビチリ
どれも、きちんとした調理してあり、ソコソコのもの
決して、レトルトなんかではありません


〆の麺飯は、天然塩焼そばと特製チャーハン
このチャーハン、素朴な味でありますが、結構いけます
と言うより、美味いです

相対的に、過剰の期待をしなければ、すべてＯＫ
決して不味くないですし、どちらかと言えば美味しいほうかも・・・

それにしてもコレだけの料理を作り出す厨房は、どうなっているのか？
そのことに関心を奪われた私でした




【チャイニーズダイニング 香港厨房】
神奈川県横浜市西区南幸2-15-4 恩田ビル5F
045-314-7180

文京区本郷：菩提樹 とんかつの名店「かつ吉」の姉妹店

仕事帰りに「菩提樹」へ行く
ココは、「かつ吉」の姉妹店で、お店の雰囲気もメニューもそっくり

つまり、どっちに行っても良いのだけど、こっちのほうが会社から近いので、今日は「菩提樹」


地下へ下る入口には、お勧めメニューなどが張られ、存在感がある入口である
この時点で、今日は何を食べようとワクワクするから不思議である


そして客席に案内されると、このメニュー
あまりの大きさにビックリするほど
とっても美味しそうな写真がずらりと並び、どれにしようか迷うのも楽しみの一つである


で、ココも漬物とサラダは食べ放題
野沢菜の漬物がとってもお気に入りで、独り占めしちゃったほど


色んなものが食べたいと言うことで“揚げ物盛合せ”
カキフライ、シメジのフリッター、豚のしょうが焼き、海老かつ、ヒレカツ、変わり揚げであります
あっ、コレ一人分じゃないですよ


中でもお気に入りがコレ
プリップリの海老かつにタルタルを付けていただくと、お口に拡がる海老の香り
コレ最高です


このしょうが焼きもなかなかです
身が厚いのに柔らかいロース肉に、ちょっと濃いめのジンジャーソース
これがご飯に良く合うこと


ご飯は、白ご飯か、しそご飯がチョイスできる
もちろん白ご飯も良いのだけど、ココではいつもコレ
しその香りで、後味が良くってお気に入り

最近“とんかつ”が多いような・・・
ちょっとカロリーにも気を付けないと・・・
でも、美味しいものは身体に悪いものが多いですね


【菩提樹】
東京都文京区本郷1-14-3
03-3818-1020

横浜市：浜新 鰻で風邪を吹き飛ばせ

ちょっと風邪気味
「風邪は寝て治せ」の格言？を守り15:00まで寝ていたのだけど、体調が悪く食欲も無い
が、このまま何も食べない訳にもいかず「浜新」へ行く


で、鰻で精力をつけて、風邪を吹き飛ばそうと言う訳
ココは、この辺りでは珍しく日曜日も営業しているありがたいお店なのである
さらに、ここにはカウンター席があるので一人でも入りやすいのも、うれしいことである


マッタリとした食感が美味しい鮟肝
この季節の珍味をモミジとポン酢でサッパリといただく至極の幸せ
コレに日本酒なんて言うのが、通の楽しみなんでしょうね


鮪と鯛のお刺身
脂がのった美味しい鮪と、身が締まったプリップリの鯛
ちょっと贅沢な気持ちにさせていただけます


そしてメインの“うな重”
照りがあるタレ、香ばしい炭で焼かれた香り
コレだけでも、充分満足できるものですね
地焼きされた香ばしい鰻と、ひと粒ひと粒がしっかりしているご飯
こんなに相性が良いものって、誰が考えたんでしょうね


肝吸いだって、三つ葉の香りたっぷりでとっても美味しいですよ

しっかり精力も付いたことだろうし、今日は早めに寝て元気を取り戻します



【吉田町 濱新】
神奈川県横浜市中区吉田町3-1
045-251-0039

新宿区西新宿：壁の穴 元祖和風パスタのお店

今日は疲れた・・・
横浜～飯田の日帰り出張であった
何と移動10時間、打ち合わせ2時間である
往復8時間の高速バスの旅は、食事の時間さえままなら無い

で、ようやく新宿に戻って夕食


京王モールの地下にある「壁の穴」へ行く
何とこのお店、この地で30年である
その歴史が、多くのお客様に支持され続けていることを物語っている

ウニのスパゲティ
ココから始まったとも言われる“ウニのスパゲティ”をオーダーしたのだけど・・・
何だろうこのマッタリとした甘さは・・・
決してウニが持つ甘さではなく、どうにも気になる甘さで食が進まない

タラコといくらのスパゲティ
気を取り直して、追加オーダーしてみる

今では、当たり前のようなタラコスパゲティだけど、これまた、その発祥はこのお店だとか
ちょっと太めの麺に絡んだタラコ、その上にてんこ盛りされたいくら
これらの塩分か、何とも得ない絶妙な味わいである
ウニの汚名挽回とでも言うようなホッとする味
これぞ、日本人のためのスパゲティである

それにしても、どうして日本人は魚卵を好むのか？
世界的には、キャビア位しか普及していないのだけど・・・


トマトやクリームを使った、イタリアのパスタも良いのだけど、やっぱり日本人には、こう言ったスパゲティが飽きないのであろう
ここで30年営業している、このお店がそれを証明してくれているのではないだろうか



【元祖 壁の穴・チボリ】
東京都新宿区西新宿1 新宿南口地下街１号京王モールB1
03-3343-5034