年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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千代田区神田神保町:アンドナンド ミスドの新業態をチェック

2007-12-05 18:52:38 | 関東
ランチョンでのランチの後、アンドナンドへ
ランチョンには珈琲がないため、ここで食後のお茶と言うことである

ココはドーナツチェーンの第一人者「ミスタードーナツ」が展開する新コンセプト店
渋谷道玄坂に続く2号店である

andonand(アンドナンド)の真ん中に隠れている「dona」はラテン語でドーナツの意味。
そして(and)、何度(nand)でも足を運びたくなる場所、という意味が込められていると言う店名
ちょっと面白いですね

さて、このお店
ファストフード店、テイクアウトショップからの卒業を意味するのであろうか?
ドーナツのショーケースが店内の一番奥にあり、気軽にドーナツをテイクアウトできたコレまでのミスタードーナツとは全く異なるレイアウトなのである
客席も、コレまでの硬い木の机、椅子ではなく、ゆっくりと落ち着いて過ごせるように変わっている
まるでカフェのようである

IMG_8317.JPG IMG_8319.JPG
プレミアムドーナツ抹茶
ふんわりした食感はこれまでのドーナツのイメージを刷新するもので、かなりの出来栄え
だけど、300円と、ちょっと強気な設定である
ドーナツだけの値段ではなく、店内で過ごす席料みたいなものも含まれているのだろうか?


それにしても、ドーナツをランチにする若者が多いこと
飽食の時代、今の若者にとって、満腹なんてことは必要ないのだろうか?
ドーナツと珈琲で600円、コレでココで過ごす時間を買うと考えれれば
悪くないかも・・・

この新業態、今後の展開は如何に・・・
楽しみです



【and on and(アンドナンド)】
東京都千代田区神田神保町1-6-1
03-5282-8930

千代田区神田神保町:ランチョン ちょっと贅沢なランチと言う名のビアホール

2007-12-05 18:21:30 | 関東
神保町にあるビアホールへランチタイムにお邪魔してみた
創業が明治42年頃というから、もう100年近く営業していることになる
創業当時は店名も無かったそうだが、それではちょっと・・・
と、常連さんが名づけてくれたのが「ランチョン」
オーナーは何語かもわからないまま、その名をいただいたのだと言うから面白い

IMG_8316.JPG
玄関ではおじさんがお迎えしてくれる
このおじさん、店内にいるオーナーにそっくりだと思うのは私だけだろうか?

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まずはお店の人が勧めてくれた“牡蠣のチャウダースープ”
チャウダーには、ソーダクラッカーということで、手で崩しながらスープへ入れる
このスープ、ちょっとあっさり目だけども、かなり良い出来栄え

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そして評判が良い“ハヤシライス”
他にも、オムライスやメンチカツなど、下町の洋食屋当時のメニューがたくさん残っているので、かなり迷ってしまった
さて、このハヤシライス
変にトロミを付けないシンプルなもので、トマトの酸味や玉ねぎの甘みが上手く閉じ込められたものである
夜にはコレをツマミにビールを飲む人もいるのだとか・・・

IMG_8315.JPG 生野菜サラダ
これぞ昔懐かしい、コンビネーションサラダである
たっぷりのマヨネーズと缶詰のホワイトアスパラ
懐かしさに浸りながらの完食

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欲張って“サーモンフライ”
コレも懐かしさ溢れるメニューですね
サクッとした衣は、感動的です


何とサーモンムニエルなんてものもあって・・・
時代が止まったようなお店は、50代のおっさんの天国とでも言えるお店であります



【ビアホール ランチョン】
東京都千代田区神田神保町1-6
03-3233-0866