年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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東京メトロ千代田線赤坂駅:「オステルリー スズキ」    オーナーシェフが作るフレンチでランチ

2011-04-28 23:23:36 | 関東
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打合わせで赤坂へ
赤坂って街には割烹料理のお店やお寿司屋さんがたくさんあって、ここ数回は和食系のランチをいただいていたのであります
で今日は、洋食系のお店にしようと探していたら、フランスの3つ星レストランで修行をしたというシェフのお店を発見
どうらや名前だけでなく、本当にそのシェフが腕を振るっているお店のようですので、それなら間違いないでしょうと伺って参りました


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赤坂駅の7番出口からすぐそば
地下へ下りる階段幅程度の細い間口でありますが、大きな旗が掲げられていますので、比較的見つけやすいと思います


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混んでいるであろうと時間をずらしての入店してみると、奥の個室に先客がひと組いただけで、ちょっと寂しい感じであります
そのお客さまも早々にお帰りになられ、食事中ずっとワタシひとりって状況となり、緊張の中での食事となりました


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お肉料理かお魚料理を選ぶことが出来る、クイックランチをいただくことにいたします
今日のお肉料理は、子羊のお肉をやわらかく煮込んだナヴァランってモノで、お魚のほうはサーモンと白身魚のムースのパイ包みであるとのこと
ならば、お肉料理をいただくことにいたしましょうと注文したのでありますが、提供されたのはお魚料理
結果美味しかったので、特に文句は無いのですが・・・

パイ生地にサーモンの切り身と白身魚のムースを挟み込み、それをオーブンで焼き上げたモノ
フレンチによくあるクリーム系のソースというよりは、ポテトでありましょうか、野菜の旨味が閉じ込められたコクがあるソースがサーモンに負けることなく美味しいですね


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お替りが許されるパン
それを、バターではなく、ポテトのピューレでいただくというスタイル
程よく塩味が効いていて、かつブラックペッパーの風味と辛味が良いアクセントになっていて、なかんなかの美味
それが気に入り、調子に乗ってお替りしたらお腹がパンパン
見た目以上に、しっかりとボリュームがありました


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ビュッフェ台に並べられたドルチェから3つを選ぶことが出来るのです
それ以外にもアイスクリームが用意されているようで、今日のアイスクリームは夏みかんのエキスを混ぜ込んだもの
今日のような暖い日にピッタリのものでありました

サービスを担当してくれた女の子にわがままを言ってドルチェを選んでいただいたのですが、「タルトの端っこはお好きですか? カリッとしていて美味しいですよ」と笑顔でフレンドリーに声をかけてくれました



実はこの女の子、働き始めて日が浅いのでしょう
注文をした後、そのオーダーをキッチンに通すとき「もっと大きな声で言いなさい」であるとか、食事中には「お客さまがいらっしゃるときは、お客さまに集中しなさい」と言ったような大きな声が厨房から聞こえてきます
もちろん言っていることは正しいことなのですが、そんな怒ったような声が聞こえてきては、楽しい食事は出来ないですよね

そんなこんなで、きっとこの女の子
怒られることが怖くて萎縮していたのでありましょう
注文を間違えたことや、料理の説明が聞き取りづらかったことも、それが原因だと推測いたします
だって、ドルチェのときや、見送りしていただいたときなど、自分の言葉で話すときにはとってもステキな笑顔ではっきりと話せるのですから・・・



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