あきらめていた腰痛が・・・・  腰痛 3

2009年06月29日 23時17分07秒 | 腰痛
近所にて


40代  女性  看護助手

4月末にぎっくり腰になった。12日間も仕事を休む。仕事ができるまで回復していなかったが、それ以上休むわけにはいかず、仕事に復帰する。

以来、全く回復していない。腰痛と右足のしびれ。

仕事は、午前中いっぱいおむつの取り替えやシーツ交換など、ずっと中腰。


1回目  椎間板の手法と腰周辺の筋肉の緊張を取る手法をしたが、ほとんど変化なし。中腰はきついので、片足を前に出すようにすると、負担が軽くなることなどをアドバイスする。


2回目  施術前の問診で。「腰が痛いし、背中(肩甲骨の内側)まで痛くなって、もう限界です。」と、すごくつらそう。

2回目も、1回目と手法は同じ。施術しながら、中腰の仕事を続けていけば回復にはかなりの時間がかかるだろうから、なんとかして、腰に負担がかからないようにしなければいけない・・・・・と、私は一生懸命考えた。

これはどうですか?あれはどうですか?と、患者さんと話をしながらはっと気づいた。それは、私が施術をしている格好。これなら、全く腰には負担がかからない。


その格好とは・・・・片足は正座。片足は膝立て。自分の身体のすぐ前だけで、仕事をする。膝立ての脚に 体重を乗せてもいい。病院の患者さんのベッドに座っておむつ交換をするという提案。


これを実際にやってもらって、教えた。

更に、椎間板を回復させる自己療法。全身や腰のストレッチ。仕事をしながらでも、腰をねじったり、肩をまわしたりして血流を良くする、筋肉の疲労をとる。


とにかく、腰に負担がかからないように、工夫して仕事をしてください、と伝え、終了。

次の患者さんを30分も待たせてしまったが、やるべきことを全てやった。



3回目  正直、あまり変わっていないだろうなあ・・・と思いながら。問診。

「その後、どうですか?」

「すごく、いいです。あまり痛くないです!!!」


「ほんとですか?!!!ベッドの上でのおむつ交換、できましたか?」

「できる人とできない人がいたけど、できなければ、ベッドの柵に体重を乗せたりして、工夫。シーツ交換では、ベッドの高さをたかくして、腰に負担がかからないように。」

「今までは、できるだけ安瀬に、動かないように、と大事にしていたけど、かえって逆効果だったんですね。仕事中に、身体をひねったり肩をまわしたり、とできるだけ、動かすようにしたら・・・・」


「今までは、この仕事をやめないかぎり良くならないだろうと、あきらめてたんです。こんなに早く良くなるなんて。」



あきらめずに、いろいろな工夫をすることって、大事なんですね。それに、身体を動かすことの重要性を強く感じさせられました。この方の場合、腰をひねることが効果が大きかったようです。腰の筋肉のストレッチ(緊張の解消)になったんでしょう。


私自身、こんなに早く回復するとは思っていませんでした。本当に、治療家冥利に尽きるうれしい症例。



私としては、もう少し施術して完璧にしたいところだが、本人の希望で、「すごくいいので、これで終わりにして、疲れてきたらまたきます。」というので、3回で終了。


この工夫は、ずっと続けることなど話し、自己療法とストレッチの復習をして、終了。


よかったね


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