機械で「AがBに設けられている」のような原文で時々悩みます。
(1) A is attached to B.(取り付け)
(2) A is mounted on B.(搭載)
(3) A is installed on B.(設置)
(4) A is fitted to B.(取り付け?)
(5) A is disposed on B.(配設)
結局、(5)でいいような。要するに「配設」と同じじゃね?と今更気づきました。(4)は原文で時々見かける気がして、ニュアンス的にこれがいいんじゃないかと思っていた時期もありますが、fitの意味を改めて調べてみると"to supply with that which is needed"(Dictionary.com)以外の定義は「設ける」とイマイチ合致しないような気がして今は不安です。
追記(2014/01/26)
しかし辞書によってはfitの定義として、確かにputやfixの意味(fit a lighting device to the ceilingとか)もあるし、実際構造を説明する英文でよく見かけるので、「設ける」や「取り付ける」等の翻訳時に使える場合があると思います。
追記(2014/04/05)
設ける:結局、具体的な状況に応じて様々。Xenom様のサイト参照。
install; provide; dispose; attach; equip; fit; furnish; arrange, etc.
追記(2014/10/30)
mount ... to...で「取り付ける」のパターンも多い。be fitted with...「取り付けられている」も多い。
なお、"disposed"は多く見られ、私も使いますが、古めかしい用語であるという人もいるようですね。
"fitted"は、嵌着 (on)・嵌入 (in)のことを考えますと、単なる「設けられている」に使いづらい場面があるように感じています。
B is provided with Aは私は「BはAを備える(具備する)」の場合によく使います。この場合B includes (has) AでももちろんOKと思いますが、特にPCT移行用の翻訳とかで「有する」との差別化を図りたい場合は使わないことが多々あります。includeで処理してくれというクライアントの指示がある場合はもちろん別ですが。
fitはそうですね、サイズがぴったり合っている感じがしますね。