横田へ着陸しようとしているのか?
実際、少し戻って18:37:02にはCAPは「降りるぞ!」(富士山の手前あたり)と発言している。しかし横田を目前にして18:46:32(CAP)「これはダメかもわからんね」となり、機は西、奥多摩方面へ変針する。他方、高度は下がり続け、18:48には6800ft(約2000m)まで下がり、スチュワーデス(STW)が(18:47:23)「高度はだいぶおりてます・・・赤ちゃんはしっかり抱いてください、ベルトはしていますか?テーブルはもどしてありますか?・・・予告しないで着陸する・・・」等、着陸準備と思われるアナウンスをしている。しかし日航機はすでに山間部で山への激突を避けるため再び高度を上げ、群馬、長野方面へ向かう。しかしここでも18:48:39、(CAP)「山行くぞ!」と、強い意志を感じる。が、最終的には群馬・長野県境のわずかに群馬側の上野村、御巣鷹の尾根に激突した(18:56:26、衝撃音)。直前のCAPの「もうだめだ!」という絶叫が何度聞いても恐ろしく悲しい。
もっとこの事故を詳しく知りたいと思い始めた頃、たまたま書店で「日航123便 墜落の新事実」(青山透子著、河出書房新社)を見かけ、購入した。
(報告書の付図において私が数値を書き直したもの)
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