BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

BCLラジオの紹介

2018-02-13 | BCLアラカルト
一昨日は「昨年の受信レポート返信率」 昨日は「昨年のBCL小遣い帳」について書きましたので、今日は、現在、使っているBCLラジオ(受信機) を、ちょっと紹介します。

まず、主に使っているのは、「アイコムIC-R75」です。購入して10年目に入りました。25年間使っていた「ソニーICF-2001D」の調子が悪くなり、ついに音が出なくなりましたので、代わりに買ったものです。このIC-R75は、もう生産終了になっているようです。

IC-R75は、外部アンテナが必須なので、「AOR SA-7000」を使っています。購入店に簡単なアンテナを、とお任せして選んでいただいたものです。実際に組み立ても5分ほどで完了し、1mほどの添え木を介して、2階ベランダにくくりつけて設置しています。



従来のよりは少し小さいとはいえ、IC-R75は通信型受信機なので、子供が大きくなり出て行ったので、使わなくなった勉強机を自分用にして、そこにで~んと置いて、使っています。

2台目は、「ソニーICZ-R50」で、もっぱら旅行時に使うAM・FMラジオです。持ち歩くには、ちょっとかさばり、最近のワイドFMが受信できないのが難点ですが、レコーダー内蔵なので重宝しています。購入して8年目ですが、すでにこの機種も、廃番になっています。

あとは、あまり出番がなくなりましたが、「ソニーICF-SW7600GR」です。旅行用としてICF-2001Dを使うには大きすぎましたので、2001年の発売と同時に購入しました。今は、ワイドFMやマーチスなどを聴く時ぐらいでしょうか。長い間、現行機種であり続けましたが、最近、ついに生産を止めたようです。

ICレコーダーとして、AM/FMも聴ける「サンヨーICR-RS110M」もあります。船舶気象通報局やハイウェイラジオの録音で使っていましたが、今は出番がなくなりました。

その他、お蔵入り状態なのは、古いのから「ソニーTFM-110」「ナショナルRF-B30」「ソニーICF-SW20」「ICF-SW33」です。いずれも25年以上前の購入品で、たまには電源を入れてやらないと、と思ったりするのですが、ほったらかしのままです。

日本ブランドBCLラジオは、ICF-SW7600GRが生産中止になり、いよいよ先細りの状態になってきました。まあ、今使っているラジオの寿命は、自分のこれからの寿命と比べると、まだまだ大丈夫でしょうが。ただ、いろんなノイズが増えていて、受信環境が悪くなってきていますので、ますます短波放送は聴きづらくなるのでしょうね。

そして他にも、放送を受信するのなら、「カーラジオやカーナビ」も、それに「パソコン」や、さらに、小さくて手軽に持ち運べる無線機「スマホ」がありますので、サイマル配信やポッドキャスト放送を聴くことには、不便は感じないでしょう。



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BCL小遣い帳 (2017)

2018-02-12 | BCLアラカルト
昨日は、「昨年1年間の受信レポート返信率」について書きましたので、今日は、昨年、BCLに使った費用について、少し書いてみます。

ラジオなどの機材関係は、何も買わなかったので、0円です。もともと、BCL機材をそろえないタチなので。

参考書は、「ラジオライフ」と「ラジオマニア」(イヤーブック付録号だけ)、その他、面白いと思った放送関係の本などで、8千円ぐらいでしょうか。

一番かかったのは、郵送料です。国内局へのレポートは、必ず返信用切手を同封していますし、海外局もEメールが多くなったとはいえ、返信料相当を同封する場合は郵便ですので、かかります。諸々、1万5千円ぐらいでしょうか。

あとは、事務用品で、コピー紙、写真用紙、プリンターインク、事務用封筒、カード保存用クリアファイルなどで、5千円ぐらいでしょうか。

普段なら、これぐらいでしょう。

ただ、昨年は、旅費が突出しました。青春18きっぷを使って1日受信旅5回と、ハムフェアに行ったので、5万円ほどの出費となりました。自宅では、受信できる局が限られてしまいますので、仕方がないところです。

それに、何かの用事などで行ったついでに、その場所で受信することはありますが、受信を目的として1人で行く方が、時間を気にせず集中できますし、行ったことがない場所を訪れるのは、楽しいことでもあります。(画像は、受信旅の電車内での受信時のもの。クロスシートなら楽勝です)




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昨年 (2017) の受信レポート返信率

2018-02-11 | BCLアラカルト
年初めから、まだ1カ月半ばしか経っていないのですが、昨年2017年の、受信レポート発送数に対する返信率について、まとめてみました。

昨年は、309通 (Eメールを含め) を差し出しました。ここ数年間の差出数からすると、まずまず多いといったところです。

内訳は、国内局96通と海外局213通で、現在(2018.2.10) までの返信状況は、国内局89局、海外局181局で、全体では87.3%というものでした。

国内局では、NHKとAM局、TV局、業務局からは返信がありましたが、FM局とCFM局の一部からは、未だありません。が、長い期間かかって届くこともあるので、こんなものでしょうか。

国内局からの返信はあっても、ベリカードについては、だんだん発行するところが減ってきているように感じます。局としても、開局直後なら伝播状況の参考にはなるでしょうが、何年も経っていると、「もういいよ」となるのでしょうね。(反面、新しいCFM局やWFM局が開局しています)

海外局は、日本語と英語放送のお決まり局が主なので、これもこんなものでしょう。ベリを、必ずいただける局、ムラがある局、ダメな局がなんとなくわかるようになりましたが、まずは、「出さないと始まらない」ので。

ダメと思った局も、稀に帰ってきたりすることがあるので、出しています。そして、出すことで、「ここにもリスナーがいますよ」というサインや応援のようなもの、とも思っています。

今では、海外局は、Eメールによるレポート送付が多くなりましたが、返信は、まだ郵便によることが多いので、1~2カ月は十分かかったりします。(再度レポートを出すなどの、フォローアップはしたことがありません)

最近 (2018.1) いただいた中で、一番長かった局は、「トルコの声」日本語放送からで、2年2カ月ほどでした。



日本語はインターネット放送だけですが、本業は日本語教師をされているという、浅野涼子さんがお1人で番組作りをされていますので、遅れることはいたしかたない、でしょう。(「トルコの声」日本語放送については、2015年9月22日のブログに書きました)

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KTWRフレンドシップラジオ Eベリ 受信機の写真

2018-02-10 | 海外局ベリカード
グアムより、日曜日夜9時15分から短波7500kHzで放送している、「KTWR日本語放送フレンドシップラジオ」からいただいた、Eベリです。

2月4日放送分は、リスナー提供による「最近の受信風景」ということで、フレンドシップラジオを受信している受信機の写真になっています。



写っているのは、上は、ヤエスFRG-7700、下は、ケンクラフトQR-666でしょうか。QR-666は、トリオからのキットによる発売では。
キットと言えば、昔、トリオの9R-59キットの広告があったのを、思い出しました。



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Radio Slovakia International ベリカード

2018-02-09 | 海外局ベリカード
「ラジオ・スロバキア・インターナショナル」のインターネット英語放送を、1月に聴いていだいた、ベリカードです。

スロバキア中央に位置する、バンスカー・ビストリツァ県のHrochoť 村での、花嫁さんの姿で、「パルタ」と呼ばれる伝統的な「ブライダル・クラウン(花嫁の髪飾り) をしている、ポートレート写真」が使われています。(この面には、何も書かれていません)



カチューシャなどで直接、花々を髪に飾りつけるというよりは、花々やジュエリーがデコレーションされた帽子をすっぽり冠るような、スタイルですね。

RSIの短波放送は、現在は本国からの送信を止め、アメリカのRMIやドイツの Kall-Krekeiから放送していますが、これらは聴いたことがありません。


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Radio Praha ベリカード 鋼帯録音機

2018-02-08 | 海外局ベリカード
チェコの、「ラジオ・プラハ」インターネット英語放送を、1月に聴いていだいた、ベリカードです。

今年、2018年のベリカードは、「ラジオ放送設備」シリーズです。

最初のカードは、ブラットナフォンと呼ばれた昔の鋼帯録音機、「マルコーニ・スティーレ録音機の写真」です。



磁気録音機は、1898年にデンマークのヴァルデマール・ポールセンが、鋼線を使った録音機、「テレグラフォン」を完成させたのが、世界初と言われています。

1929 年に、英国ブラットナ映画社が、トーキー映画用に鋼帯録音機、「ブラットナフォン(Blattnerphone)」を開発しました。ラジオ用には、BBCが初めて利用。世界中への放送やリハーサル直後の再生、また、大事な演説やニュースの保存に活用した、と言われています。

写真の機材は、1935年頃の英国マルコーニ社製、「マルコーニ・スティーレ録音機」のようです。幅3mm、厚さ0.08mmのタングステン鋼テープを使い、30分間録音が可能であったそうです。ただ、大型の機材でしたので、その操作性には難点があったようです。(ネットにあった操作中の画像を取ってきました)



その頃には、ドイツAEG社がテープレコーダー「マグネトフォン(Magnetophon)」の開発に成功し、同時にアセテートベースのテープに酸化鉄を塗布した、磁気録音テープが登場してきました。

さて今回、あわせて、プラハ城の写真が使われている年賀状をいただきました。昨年と同じカードで、右上に「Pf」の文字が書かれています。



Pfは、「pour féliciter」の略語です。チェコの画家、ヴィクトール・ストレッティという方が、新年のあいさつ「お祝いのために(おめでとう)」として、このフランス語を用いたのが始まりだそうで、チェコで伝統的に用いられている新年用語のようです。



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Reach Beyond (HCJB)-JSWC Eベリカード

2018-02-07 | 海外局ベリカード
「リーチ・ビヨンド」のHCJB日本語放送を、昨年12月に聴いて、JSWC(日本短波クラブ) からいただいたEベリカードです。

2017年の干支にちなみ、「トリのデザイン」になっています。



聴いた番組は、土曜日の「サタデー・トーク」で、JSWC の大武逞伯さんと赤林隆仁さんのお2人による対談になっていて、「BCLの日特集」でした。

「BCLの日」は、12月17日になっているそうで、BCLの神様とも言われた、故・山田耕嗣さんの誕生日にあたります。山田さんは、2008年8月に67歳でお亡くなられましたが、BCLブームの頃に、初心者を対象とした入門書を数多く執筆されたことなどで、当時の小・中学生BCLから慕われていた、とのことです。

確かに、BCLブームの前、1970年前後はまだ、BCLよりもSWLと言っていましたし、参考書もほとんどなかった記憶があります。

山田さんによる、1976年発行の「BCLマニュアル (ラジオの製作・別冊)」や、1982年発行の「BCLデータブック (こどもポケット百科シリーズ)」は購入して、よく読んでいました。

その辺のことは、このプログの2016年9月5日や、9月7日の「BCL虎の巻」記事に書きました。


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FEBC Korea HLKX  ベリカード

2018-02-06 | 海外局ベリカード
韓国ソウルからの、「FEBC International」の中波「HLKX」を聴いていただいた、ベリカードです。

ソウル市麻浦区にある、「局舎の写真」でしょう。



表面です。小さな写真は、「バンサン (芳山)送信所」になっています。



聴いた番組言語は、Englishですが、Koreanと間違って記入されています。
2011年に受信していただいたカードと、同じものでした。

さて、中波1188kHzは、日本では、NHK北見局(第1放送) と同一周波数です。北見局を聴いてみようとしましたが、HLKXがだんぜん強く、NHKもかすかに聴こえる時もありましたが、どこの局かの確定までは出来ませんでした。


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中国国際放送局 Eベリカード  広西チワン族自治区図書館

2018-02-05 | 海外局ベリカード
CRI「中国国際放送局」日本語部からいただいた、2月のEベリで、その1です。

「広西チワン族自治区図書館の写真」です。



蔵書数が371万冊以上ある、とのことです。

中国の公立図書館というのは、どんな様子なのでしょうか。日本のように、自由にどんな本でも読めるようにはなっていないのでは、と思ったりします。共産主義や愛国主義教育を実践する場でもあるでしょうから、政府や自治区にとって、都合が悪い図書は置かないのでしょうね。(まさか、不都合な個所が黒塗りになっている本、ということはないでしょうが…)


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中国国際放送局 ベリカード  南寧市民族広場

2018-02-04 | 海外局ベリカード
CRI「中国国際放送局」日本語部からいただいた、1月の郵送によるベリカードです。

今年のカードは、「美しい広西シリーズ」になっています。
広西チワン族自治区の首府・南寧市にある、「南寧市民族広場」の写真です。



民族広場は、首府庁舎の前に設けられているようです。

広西は、ベトナムと国境を接していて、景勝地「桂林」があることで有名ですが、チワン族やヤオ族など、少数民族が多い自治区でもあります。

さて、昨日、CRIから小包が届き、開けてみると、このベリカードや切り絵のほか、音楽CDが入っていました。



新春の「紅白歌比べ」番組に応募したので、その景品が当たったのかとも思いましたが、違うようで、多くの受信レポートを送ったリスナーへのプレゼントのようです。これまでになかったことですが、確かに、CRIへは昨年、毎月3通はレポートしましたから。

中国語なのでわかりませんが、CDには、唐祥さんという歌手が歌っている、寧夏回族の歌が収録されています。



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KTWRフレンドシップラジオ Eベリ 自作・中波アンテナの写真

2018-02-03 | 海外局ベリカード
グアムより日曜日夜9時15分から短波7500kHzで放送している、「KTWR日本語放送フレンドシップラジオ」からいただいた、Eベリです。

1月28日放送分は、リスナー提供による「自作・中波専用ループアンテナの写真」になっています。



BCLには、受信機やアンテナなどの機材をあれこれ工夫されている、自作派の方々も多いようです。

さて、FRの4月からの放送が気になるところです。HPを見ると、「短波での不確実な情報伝達とコミュニケーションを現状のままで継続することは困難」「番組を終了することが妥当」との、見解になっているようです。

ただ、「新しい提案」で「アナログ短波番組自体は残る可能性がある」とするのは、何なのか良くわかりませんが、短波リスナーを重視する何か、なのかも。

この際、いっそ番組内容はそのままで、ネットによる放送に移行したらどうなるのでしょうか。制作日と放送日のタイムラグがなく、経費も少なくて済み、いつでも良好に確実に聴ける方がいい、と思ったりするのですが。いざ、そうなってみると、いろいろあったが短波の方が、やはり楽しかった、となるのでしょうね。

「始まりがあれば、終わりがある」…1990年代から、日本語放送を含む多くの短波放送がなくなっていきました。「廃止しないで」の手紙を各局へ出しましたが、(RAE日本語放送を除いては) その効果はなく、時代の大きな波にあらがうことは、なかなか容易ではありませんでした。



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ベリカードこぼれ話 (21)  広告付きベリカード

2018-02-02 | BCLアラカルト
新着のベリカードがなくなりましたので、昔にいただいたカードの話です。

最近は、見かけなくなりなりましたが、ベリカードの中には、広告付きのカードがありました。



広告を付けることで、カード制作費を抑えることや、リスナーに自社製品をPRすることが狙いだと思います。
手持ちのカードの、広告部分です。







【 上から、長崎放送、山陰放送、茨城放送、ラジオ大阪(2種)、高知放送(3種) 】

これらを見てみると、主に80 年代初めの、BCLブームの頃の発行です。この頃の、1デザインあたりのカード発行枚数は、1~10万枚ぐらいでしょう。(推測です) なので、十分、宣伝効果も見込めたと思います。

さて、現在の発行枚数は、めちゃ少ないでしょうから、見かけないのは、当たり前ですね。


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モンゴルの声  ベリカード  野生馬を捕える人々

2018-02-01 | 海外局ベリカード
「モンゴルの声」日本語課からいただいた、ベリカードです。

馬を生け捕るために、先端に輪が付いている長い竿・オールガを持っている、「馬上の牧夫たちの写真」で、絵ハガキを利用したカードです。



夜7時30分からの周波数12085kHzが、聴こえない、ほとんど聴こえない日が続いたので、今回、インターネットにより番組を聴いて、レポートしたものです。


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