BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

古いカード チョソンの声放送 (2006-2007年)

2014-07-16 | 海外局ベリカード
北朝鮮からの、「チョソンの声」日本語放送を聴いていただいたベリカードです。

2001年2月に「ピョンヤン放送」から「チョソン(朝鮮)の声放送」(英語名・Voice of Korea)」に、改称されました。

しかし、その後もベリカードは、歌劇の一場面か、建物か… 同じピョンヤン放送名のカードしか、送られてこないので、しばらく聴いていませんでした。新局名のカードを、発行する余力がなかったのでしょう。

2006年にいただいたのは、スズランの花の写真のカードです。


 なぜか、これは確認文面がドイツ語のカードです。

2007年のは、ニワトリの絵です。
落款から、1956年に描かれたようです。

表面です。 
日本語のカードですが、印刷されたのは1980年代のようです。

もう1枚も、1980年代印刷のようです。


場所はわかりませんが、朝鮮王陵、王の墓の写真です。周りには、文官や武人の石像が立っています。
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モンゴルの無額面切手

2014-07-15 | BCLアラカルト
昨日のブログで、VOM「モンゴルの声」からいただいた2010年頃のベリカードを取り上げました。
カードをしげしげ見ていたら、そこに貼られている切手が変なので、これらの切手について、ちょっと書いてみました。

何が変なのかというと、日本の切手には、52や82といった数字が普通書かれています。これは、この金額を支払って切手を買ったことや、郵便物に貼られていたら郵便料金がこの額面であることがわかります。

ところが、モンゴルの切手には、“Б”が書かれています。切手部分を拡大してみました。

どうやら、額面を意味しているようで、Бはラテン文字のBに相当します。
アルガリというヒツジ属の動物を描いていて、他に2004とありますので、この年の発行のようです。

別のカードと切手です。
  
貼られているのは、モンゴルの初代皇帝(在位:1206-1227年)で、国家創建の英雄として称えられている、チンギス・カンの横顔を描いた額面800トゥグルグの切手です。これは、いたって普通です。

もう1枚のカードと切手です。
  
ウマを描いた切手で、額面は“A”です。

調べてみると、どうやら外国では、値上げになる郵便料金がなかなか決まらないことがあるようです。あるいは、決まっても、それに対応した新額面の切手を値上げ実施日までに必要数を製造することができない、という事態が起こるようです。
そこで、郵便料金をきちっとした数字で示さない、A, B, C…といった記号の「無額面」の切手があらかじめ用意され、料金改定のたびに、それらが発行される、というわけです。

日本では、今年4月に消費税引き上げにより、郵便料金が値上げになりましたが、昨年10月頃から新料金が決まっていたので、早々と3月3日から新額面切手や差額用の2円切手が発売されました。

これらの切手から、モンゴルではさらに、物価の上昇が進んだのでしょう。
今年、「モンゴルの声」からいただいた、カードに貼られていたヤギの切手の額面は“Г“です。


日本では、発行されないであろう、無額面切手の話でした。
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観光絵ハガキのカード モンゴルの声 (5) (2010年)

2014-07-14 | 海外局ベリカード
VOM「モンゴルの声」の続きで、2010年にいただいたベリカードです。

草原に咲く花の写真です。

ロシア国境に近い北部地域に住む、少数民族のツアータン族とトナカイです。

飼育しているトナカイの角は、漢方薬などに利用されるそうです。

カラコルム近郊にある、「オルホン渓谷の文化的景観」として世界遺産になっているエルデネ・ゾー寺院で、巨大な仏舎利塔・ソボルガン塔と、ほら貝を吹く少年僧です。

モンゴルで最古の寺院で、1585年にアブタイ・サイン・ハーン により建設。四方が108の仏塔で囲まれ、その中に漢民族式、チベット式の寺院が混在するようです。

仏塔が立ち並ぶエルデネ・ゾー寺院の外壁です。冬の景色です。


首都ウランバートル市街の航空写真です。
いろんな形の建築物が立ち並んでいます。真ん中には、政府宮殿とスフバートル広場があります。

この時期の、カードの表面です。Taxe Perçue(郵便料金支払済)のスタンプではなくて、切手が貼られるようになりました。


貼付されている切手は、アルガリというヒツジ属の動物を描いた切手ですが、額面はБ(ラテン文字のB)です。
日本では見かけない額面の切手ですので、調べてみました。明日は、この切手について、ちょっと取り上げようと思っています。
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観光絵ハガキのカード モンゴルの声 (4) (2009-2010年)

2014-07-13 | 海外局ベリカード
VOM「モンゴルの声」の続きで、2009-2010年にいただいたベリカードです。

2009年のは、まず、“Nomadic Mongolia”と書かれた「遊牧民のモンゴル」という、生活風景のカードです。
モンゴルらしい風景と思ってしまった、草原のゲルと山裾で草を食む牛たちです。


民族服を着て帽子をかぶった幼い少年で、じっとこちらを見ています。


子どものヤクと、幼い少女のカードです。

2010年のカードです。
遊牧民が夏の期間、ゲルを設営している場所は、4000m級の高地にあるようなので、雪がまだ残っています。
夏の設営地、冬の設営地など、ゲルを営む場所は季節によって大まかに決まっているようです。

砂漠で一休みする、ラクダと馬です。

ラクダの群れと夕景です。
中央アジアのラクダは、2つのコブがあるフタコブラクダです。
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観光絵ハガキのカード モンゴルの声 (3) (2007-2008年)

2014-07-12 | 海外局ベリカード
VOM「モンゴルの声」の続きで、2007-2008年にいただいたベリカードです。

2007年のは、モンゴルの草原を舞台に、デールという民族服を着た子供たちの絵が描かれた、グリーティングカードのベリです。二つ折りを広げたところの、表面・内面です。

グリーティングカードを利用したVOMのベリカードは、初めてでした。

内面に貼られた紙片は、受信確認書と書くところが、受信報告書になっていますが、つい、いつも放送で言っている言葉を使ってしまったのかも。


このような例なら、このブログでもやっちまっていて、後で間違いに気づくことも、しばしばです。

2008年のです。

数頭の馬が輪になって、顔をくっつけあっているような、不思議な光景です。座っている2頭は、仔馬なのでしょう。
よく見ると、後ろの方に、砂塵が渦巻いているようなので、舞う砂と風を避けるための行動なのでしょうか。

ウランバートルの街を見下ろす高台に、光輝く巨大な金塗りの仏像が建っています。
場所は、モンゴルと旧ソ連の友好を表わすために建てられたモニュメントがある、ザイサンの丘の麓にあるようです。

周りにはお寺もないようなので、観光用なのでしょうか。造られてから間もない時期の写真のようです。

民族衣装を着て、ラクダに乗っている男女です。よく写ってはいませんが、後ろに子供が乗っているようなので、家族なのかもしれません。


普段はラクダに乗るよりも、馬と思うのですが。何かの祭り行事などのシーンなのかも。

ゲルの前で、民族衣装を着てたたずむ美女です。

これも、普通なら草原と青空を背景にというところでしょうが、バックはゴツゴツした岩山です。

もう1枚は、すごいコスチュームを着た美女です。
茶化してはいけませんが、このコスチュームなら、モンゴル版コスプレと言っても通じるかもしれません。

前の伝統衣装と比べると、非実用的な感じがします。襟まきを頭のところまで大きくしたガウンを着ているようにも見えますし、もっと言えば、仏の光背を模しているのかも。着飾ることで身分の高さを強調するような、王妃が着るような衣装のようにも見えます。
いろいろイメージできる衣装ですが、女性の頬が赤く丸く化粧されていますので、歌曲や劇舞台のステージ用衣装なのかもしれません。

と、ここまで書いてきましたが、もっと調べてみたら、昔のハルハ族の女性の衣装を模したもののようです。
20世紀初頭まで、ハルハの高貴な女性が着用していたシルクの衣服で、袖が裾まで長く、両肩は上へそびえたっているのが特徴。さらに既婚女性は、髪の毛を扇形に広げて結うのだそうです。

写真の衣装は、かなり盛られている感じがしますが… このスタイルは、映画「スター・ウォーズ」のパドメ・アミダラ女王の衣装モデルとなったようで、2017年公開予定の「スター・ウォーズ エピソード8」のアミダラ女王は、このようなコスプレになるようです。

今回は、ちょっと不思議な、特色のある写真のベリカードがそろいました。
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観光絵ハガキのカード モンゴルの声 (2) (2006-2007年)

2014-07-11 | 海外局ベリカード
VOM「モンゴルの声」の続きで、絵ハガキ利用の2006-2007年のベリカードです。

2006年のは、草原での馬追いの写真です。 
右の牧夫は、馬を生け捕るための先端に輪が付いている長い竿・オールガを持っています。

2007年のは、雪が降りしきる中を、トナカイに乗っている子供たちの絵です。
モンゴル語が書かれていますが、何かわかりません。


羊の世話をする、幼い少年です。  

草原の中に、ポツンと設置されているゲル(家屋)です。 
モンゴルの伝統的な移動式住居で、中国語の呼び名でパオ(包)と呼ばれることも多いようです。
左下には、ジュルチン観光旅行会社のマークが入っています。

よい草を求めて、川を渡る遊牧民の家族です。

ラクダの背中には、家財道具一式が積まれています。 
ホブト県エルデネブレンというところでの撮影です。
良い草のある草原を求めて、何日もかけて移動するのは、遊牧民にとって大切な仕事で、長ければ100kmほど移動することもあるようです。

円盤型の雲と青空、草原とゲル、何頭かの馬です。  
カードには、「モンゴルはアジアのハートランド」と書かれています。
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観光絵ハガキのカード モンゴルの声 (1) (2003-2005年)

2014-07-10 | 海外局ベリカード
Voice of Mongolia「モンゴルの声」の日本語放送を聴いていただいた、2003-2005年の観光絵ハガキを利用したベリカードです。
いくつかは、「Visit Mongolia」の文字が入っていますので、観光客誘致に役立てようと作られたカードのようです。

2003年のは、草原で草を食んでいるヤクの群れの写真です。後ろに、小高い山も見えていますが、生えている木は2-3本程度です。木が大きく成長するまでに、家畜に食べられてしまうのでしょう。


2004年のは、チベット仏教のお寺で、仏舎利塔が並んでいます。
写真説明がないのではっきりと言えませんが、ウランバートルから南西へ約370km、古都カラコルムにある、モンゴル最初のチベット仏教寺院群エルデニ・ゾーではないでしょうか。


2005年のは、のどかな草原と山の風景です。遊牧民のテントも見えています。ここの山は木々が茂っているようです。


もう1枚は、矢を射ようとしているところで、よく見ると女性のようです。遠くの方には、的も立てられています。
弓矢の競技大会・女性の部のシーンなのでしょう。


さて、カードの表面もあわせて、取り上げてみました。

カードに書かれている表記は、QSL、受信確認証、受信確認書といろいろ。
また、受信確認事項が、印刷されたのや、紙片を貼り付けたのや、手書きのもあり、スタッフによる手作り感がいっぱいで、楽しめます。
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タージ・マハル All India Radio  (1971・1983・1987年)

2014-07-09 | 海外局ベリカード
「インドの、良く知られた美しい歴史的建築物は」といえば、「タージ・マハル」

ムガール帝国・第5代皇帝シャー・ジャハーンが、37歳で亡くなった愛妃の死を悼んで建設した総大理石造りの霊廟です。
ペルシャやアラブ、果てはヨーロッパから2万人もの職人を集め、20年ほどの歳月をかけて、1653年に完成したと言います。

インド・イスラーム文化の代表的建築物として、1983年にユネスコの世界遺産に登録。インド観光の目玉的存在となっています。

そんなことから、「All India Radio」のいくつかのベリカードにも、取り上げられています

AIRの英語放送を聴いて、1971年にいただいたタージ・マハルのカードです。

1983年のカードです。

1987年のカードです。

インドのこの時期の印刷技術は、イマイチですが、それでも白い建物と青い空のコントラストが美しいカードになっています。
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ITDC製カード All India Radio  (1983-1987年)

2014-07-08 | 海外局ベリカード
AIR「オール・インディア・ラジオ」からいただいたベリカードで、1983-1987年のです。

インド観光開発会社(India Tourism Development Corporation)が製作した絵ハガキを利用して、そこへ局マークなどが印刷された、ベリカードが使われています。


1983年のは、インド中央部エローラにある石窟の、ヒンドゥー教の豊満な体つきの女神の像です。


5~10世紀にかけて、岩を掘って造られた34の石窟寺院があり、仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教、それぞれの仏・神像が置かれている教窟があるようです。

1986年のは、インド北部ジャム・カシミール州の州都・スリナガルの近くのあるダル湖の畔に建つ建物です。
ムガール帝国時代に造られた庭園です。

1987年のは、インドの西海岸に面するボンベイのチョウパーティー海岸沿いに立ち並ぶビル群と遊歩道です。
ありのままの風景でしょうが、ゴミが散乱するなど歩道はかなり汚いです。


昔、社会科で、17世紀からイギリスの東インド会社の貿易基地として栄えてきたと教わったボンベイですが、1995年にムンバイという名前に変更されたという事で、ちょっと使い慣れた地名と違うので戸惑います。
同じように、セイロンも、今はスリランカと言っています。
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国際災害救援試験放送 KTWR  (2014年)

2014-07-07 | 海外局ベリカード
インドネシアで開催された、ABU「アジア太平洋放送連合」の気候変動や災害軽減に関するメディア・サミットに合わせて、6月5-6日に、いくつかの放送局が協力して「国際災害救援試験放送」を実施しました。

その1つ、「NHKワールド・ラジオ日本」からは、日本国内からのレポートのため、礼状のみをいただいたことは、先月26日のブログで書きました。

そのほかに、「トランス・ワールド・ラジオ」のグアム局KTWRも参加していて、レポートしたところ、グアム島の岬の写真カードをいただきました。


カードには、特別放送についての記入はありませんが、一緒にベリレターの礼状が入っていました。


KTWRへは、3-4年ぶりのレポートでしたが、写真面は、以前よく書かれていた聖書の一節やロゴマークが消え、シンプルになっています。
Life changing Radio (人生を変えるラジオ)というのが、キャッチフレーズになったのでしょうか。

ところで、KTWRは現在、日本向けに日曜日夜8時、12120kHzで日本語のDRM(短波デジタル)放送をしているようです。
DRMを聴くことができるラジオを持っていないので、どんな感じなのかわかりませんが、普通は出力100kwですが、DRM は32kWと3分の1の出力でも、良く聴こえるのでしょうか。

KTWRが2007年3月まで放送していた、普通の短波日本語放送の復活を望みたいところですが、費用対効果が低いのでしょうね。
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サンキューレター BBC (2012年)

2014-07-06 | BCLアラカルト
先月のブログで、BBCの東アジア中継局(香港)と、アジア中継局(タイ)のベリカードについて書きました。

BBCでは、中継局が独自にベリカードを発行することがあっても、ブッシュハウス(ロンドン本部)からは、かなり昔からベリカードが発行されない、のが気になっていました。
(以前の日本語放送時代も、ブッシュハウスでは日本語部しか発行していなかったと思っています)
 
でも、ひょっとして、何かの特別な、記念の放送時なら発行されるのではないか、と考え、受信レポートを送ってみました。
それは、BBCワールドサービスの開始80周年記念特別番組で、2012年2月29日に放送されました。
また、この年はうるう年で、そういえば2月29日の日付が書かれたベリカードは1枚も持っていないので、これも記念になる、とも思いました。

その結果ですが、いただいたのはサンキューレターでした。


「ベリカードを発行するスタッフがいないので、ずっとベリは発行していないし、また、モニタリング・システムがあるので、受信レポートは求めていない」旨が書かれています。

今や、どこもかしこも、短波放送部門の人員を削減する、あるいは短波放送を止めてしまうなど、コストダウンを進めています。

長年にわたり、海外向け放送の拠点となっていたブッシュハウスも、この年の夏にはその使命を終え、閉鎖となりました。
ですので、レターヘッドにBush Houseが書かれたBBCのレターも、最後となりました。
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リスナーお便り記録カード HCJB

2014-07-05 | BCLアラカルト
今朝の放送も良好に聴こえていましたが、「リーチ・ビヨンド」(HCJBオーストラリア) の先月と今月の放送は、アーカイブ番組から「アンデスの声のリスナーを訪ねて…南米ふれあいの旅」が放送されています。

尾崎一夫・久子さん夫妻が長男・道夫さんと一緒に1995年、日本語放送開始32年目して、ようやくブラジルを訪問。日本人開拓者である、アンデスの声のリスナーの方々と直接お会いされ、インタビューされた時の録音番組です。

この先月の番組の中で、尾崎久子さんが、初対面のリスナーと出会う時に参考にしておられたという、「リスナーお便り記録リスト」の話をされていました。

そのリストは、誰から、いつレポートが来て、いつ、どんなベリカードや番組表などを返信したかなどを、詳細に記録されていた個人別カードです。

私の、リスナーお便り記録カードです。(名前などの個所は消しています)


受信レポートの到着日、それに対する発送日と、月刊La Vozの号数、ベリの種類(番号)、その他のカードや番組表などどんなのを送ったのか、が書かれています。

当然、パソコンのなかった時代ですので、その記録作業はたいへんだったと想像されます。

1970年中頃から日本ではBCLブームが始まりました。日本語放送をしている海外局へも、リスナーからの受信レポートが殺到し、それに対する返信はさぞや大変だったことでしょう。
アンデスの声へのお便りも、1974年は18,972通に、さらに1976年には最多の63,494通になったそうです。
あまり多さに、とても記録までは無理なので、(日本向け?は) 止めてしまわれたようです。
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6月の海外日本語局のベリカード (CRI HCJB VOV VOM)

2014-07-04 | 海外局ベリカード
6月にいただいた、海外の日本語局からのベリカードです。
いつも同じような局ばかり、聴いています。

CRI「中国国際放送」のベリカードは「美しいチベット・シリーズ」で、カイラス山の写真です。

この山は標高は6656mで、チベット仏教など信仰の聖地となっているため、まだ未踏峰ということです。
チベットの五色の祈祷旗であるタルチョが、飾られています。

CRIの6月のE-ベリは、「美しいチベット・シリーズ」で、これも、カイラス山です。


「リーチ・ビヨンド」(HCJBオーストラリア)です。

ベリカードは、1995年のブラジル・サンパウロでの、ブラジル日系キリスト教連盟大会の集合写真が使われています。
6月は「アンデスの声のリスナーを訪ねて…南米ふれあいの旅」の、アーカイブ番組が放送されていますので、それに合わせた写真なのでしょう。

「ベトナムの声」のは、ベトナム南部ドンタップ省のチャム・チム国立公園のオオヅル(頭の赤いツル)の写真です。


反対面には、受信データが書かれ、日本語課の6人のアナウンサーの写真が載っています。

「モンゴルの声」のは、絵ハガキを利用したベリカードで、モンゴル中央部のトゥブ県で撮影されたシカの写真です。


  
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6月の海外局のベリカード (3) (RTI CRI)

2014-07-03 | 海外局ベリカード
海外放送局の英語放送を聴いて、6月にいただいたベリカードです。

RTI「台湾国際放送」のベリカードは、台湾北部の山岳地帯に住むタイヤル族の娘たちです。


今はそうしたことはしなくなったそうですが、顔に入れ墨をする風習があり、これは、何かのイベントで、民族衣装を着て、入れ墨化粧をしているところのようです。
台湾好印象シリーズになっていて、イントネシア人が撮影した写真です。

CRI「チャイナ・ラジオ・インターナショナル」のは、中華民族大家族のシリーズで、50番目のブイ族の女性です。


CRI日本語部のベリカードは、すでに「美しいチベット・シリーズ」になっていますので、英語部のはどうなのかな? と半年ぶりに聴いてレポートしてみました。
まだ、新しいシリーズのカードには、変わっていないようです。
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6月の海外局のベリカード (2) (RRI R.Praha)

2014-07-02 | 海外局ベリカード
海外の放送局を聴いて、6月にいただいたベリカードです。

RRI「ラジオ・ルーマニア・インターナショナル」のは、ルーマニア中部トランシルヴァニア地方のチェタテア・デ・バルタ(Cetatea de Balta)のベトレン・ハラー (Bethlen-Haller) 城の写真です。
また、チェタテア・デ・バルタ城とも、ジドヴェイ城とも、言われています。


1400年に城が作られ、1467年にはモルドヴァ王国領に、1556年にハンガリー王により城が破壊され、1580年にルネッサンススタイルで城が再建され、17~18世紀にかけてバロックスタイルに改修されたのだそうです。
現在は、ワインメーカーのジドヴェイ(jidvei)社が持っていて、有名なワイナリーとして知られているようです。

ここのブドウ畑は、1885年にアメリカからのフィロキセラ (葡萄根油虫) によって壊滅的被害を受けて、ヨーロッパ在来種がなくなり、現在は国際品種が導入され、育てられているそうです。

また、太古、このあたりは海底だったため、ワインに独特のヨード香りとミネラル感があるのは、ここの土壌に由来するとのことです。
ワイン通ではないので本当かどうかはわかりませんが、このようなウンチク話を聞きながらワインを飲むと、さらにおいしく味わえそうです。

「ラジオ・プラハ」のインターネット放送のは、プラハから東北へ約50㎞の東ボヘミアにある、プラホフスケー・スカーリ (Prachovské scaly)地質公園の写真です。


別名、チェスキー・ラーイ(Cesky Raj) 英語名「ボヘミアン・パラダイス」という名が付けられた、砂岩の奇岩群が見られるところです。 
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