昨日のブログで、VOM「モンゴルの声」からいただいた2010年頃のベリカードを取り上げました。
カードをしげしげ見ていたら、そこに貼られている切手が変なので、これらの切手について、ちょっと書いてみました。
何が変なのかというと、日本の切手には、52や82といった数字が普通書かれています。これは、この金額を支払って切手を買ったことや、郵便物に貼られていたら郵便料金がこの額面であることがわかります。
ところが、モンゴルの切手には、“Б”が書かれています。切手部分を拡大してみました。
どうやら、額面を意味しているようで、Бはラテン文字のBに相当します。
アルガリというヒツジ属の動物を描いていて、他に2004とありますので、この年の発行のようです。
別のカードと切手です。
貼られているのは、モンゴルの初代皇帝(在位:1206-1227年)で、国家創建の英雄として称えられている、チンギス・カンの横顔を描いた額面800トゥグルグの切手です。これは、いたって普通です。
もう1枚のカードと切手です。
ウマを描いた切手で、額面は“A”です。
調べてみると、どうやら外国では、値上げになる郵便料金がなかなか決まらないことがあるようです。あるいは、決まっても、それに対応した新額面の切手を値上げ実施日までに必要数を製造することができない、という事態が起こるようです。
そこで、郵便料金をきちっとした数字で示さない、A, B, C…といった記号の「無額面」の切手があらかじめ用意され、料金改定のたびに、それらが発行される、というわけです。
日本では、今年4月に消費税引き上げにより、郵便料金が値上げになりましたが、昨年10月頃から新料金が決まっていたので、早々と3月3日から新額面切手や差額用の2円切手が発売されました。
これらの切手から、モンゴルではさらに、物価の上昇が進んだのでしょう。
今年、「モンゴルの声」からいただいた、カードに貼られていたヤギの切手の額面は“Г“です。
日本では、発行されないであろう、無額面切手の話でした。
カードをしげしげ見ていたら、そこに貼られている切手が変なので、これらの切手について、ちょっと書いてみました。
何が変なのかというと、日本の切手には、52や82といった数字が普通書かれています。これは、この金額を支払って切手を買ったことや、郵便物に貼られていたら郵便料金がこの額面であることがわかります。
ところが、モンゴルの切手には、“Б”が書かれています。切手部分を拡大してみました。
どうやら、額面を意味しているようで、Бはラテン文字のBに相当します。
アルガリというヒツジ属の動物を描いていて、他に2004とありますので、この年の発行のようです。
別のカードと切手です。
貼られているのは、モンゴルの初代皇帝(在位:1206-1227年)で、国家創建の英雄として称えられている、チンギス・カンの横顔を描いた額面800トゥグルグの切手です。これは、いたって普通です。
もう1枚のカードと切手です。
ウマを描いた切手で、額面は“A”です。
調べてみると、どうやら外国では、値上げになる郵便料金がなかなか決まらないことがあるようです。あるいは、決まっても、それに対応した新額面の切手を値上げ実施日までに必要数を製造することができない、という事態が起こるようです。
そこで、郵便料金をきちっとした数字で示さない、A, B, C…といった記号の「無額面」の切手があらかじめ用意され、料金改定のたびに、それらが発行される、というわけです。
日本では、今年4月に消費税引き上げにより、郵便料金が値上げになりましたが、昨年10月頃から新料金が決まっていたので、早々と3月3日から新額面切手や差額用の2円切手が発売されました。
これらの切手から、モンゴルではさらに、物価の上昇が進んだのでしょう。
今年、「モンゴルの声」からいただいた、カードに貼られていたヤギの切手の額面は“Г“です。
日本では、発行されないであろう、無額面切手の話でした。