BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

プラハの風景 チェコ鉄道・新駅「プラハ-エデン」

2021-04-02 | エトセトラ
チェコ・プラハに住む友人から送られてきた「プラハの風景」です。
今回は、チェコ鉄道に開業した新しい駅「プラハ-エデン」(Praha-Eden) と、その周辺の写真です。

「プラハ本駅」(Praha hlavní nádraží)から東南方面へ延びる路線で、ヴィノフラディ・トンネルを抜けると、次の駅は「プラハ-ブルショビツェ」(Praha-Vršovice) で、その次は、「プラハ-ストラシュニツェ」(Praha-Strašnice) でしたが、その間に新しい駅「プラハ-エデン」が、昨年12月に開業しました。
(それに伴って、500mほど東にあった「ストラシュニツェ駅」は廃止されました)

プラハ市の南部に当たるこの辺り、ブルショビツェ地域は都市開発が進行する地域で、昔、この場所はエデンと呼ばれていましたので、それで駅名になったそうです。

さて、駅は、2つのプラットホームと地下通路が完成したことで、開業しています。 (日本では、新駅舎が完成していないと開業しないのと比べると、すごいと言わざるを得ません。どの鉄道駅も改札口がないのが普通なので、これでいいのでしょう)
駅構内は、まだ砕石が積まれたりしていて工事中で、レールもホーム両側に敷かれるようで、完成は今年秋を目指しているそうです。





プラハ本駅行の電車が到着しました。利用客は、まだ多くないようです。



地下通路の様子で、結構長そうなスロープです。アート風の落書きがされています。3番線はプラハ本駅方面で、案内は簡単な紙を貼っただけ (拡大画像) に見えます。





線路沿いに建っている建物では、整地工事をしているようです。





駅から外に出ても、大きな道路と繋ぐ歩道を造っている最中で、利用者は、仮設の木製階段を使って小高い丘へ登り、そこから街の方へ下って行く必要があるようです。







(工事車両の向こう側に見える) 駅前には、「テスコ」という英国系のスーパーマーケットなどの複合商業施設があるほか、地元の「サッカーチーム・スラヴィア・プラハ」の本拠地となっている、「シノボ・スタジアム」(Sinobo) があります。



スタジアムの収容人数は19,370人で、チェコで最大かつ最も近代的なサッカースタジアムということです。以前は「エデン・スタジアム」と言っていたようですが、2018年に中国の不動産会社・シノボグループが、スラヴィア・プラハの大量保有株主になったことで、改名されました。

その他の写真は、サウス・デポと呼ばれている、プラハ鉄道の車両基地の風景です。










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