チェコの、「ラジオ・プラーグ・インターナショナル」の英語インターネット放送を、3月に聴いていただいた、ベリカードです。
「メード・イン・チェコ」シリーズで、畑で使われる「鋤 (すき)」の写真が使われています。
ボヘミアのリビトヴィー村 (Rybitví) に住む、従兄弟関係にあった農民のフランティシェク・ヴェヴェルカ (František Veverka) と、鍛冶屋でもあったヴァクラフ・ヴェヴェルカ (Václav Veverka) により、1827年に発明された「ルチャドロ」(Ruchadlo) と呼ばれた、鋤製品です。
馬に引っぱらせる鋤ですが、従来のと比べると溝を掘るだけでなく、後ろにある湾曲したプレートによって土塊を切って持ち上げ、それをひっくり返すという、1作業で2段階が出来る画期的な道具でした。
農作業の効率化だけでなく、表面に撒かれた肥料を土中深くまで入れられるので、土壌の肥沃化で収穫量のアップに寄与しました。
ただ残念なことは、彼らは発明の特許を取得していませんでしたので、その後、模倣されてしまい、貧困のままで2人とも1849年に亡くなったという話です。
あわせて、絵ハガキをいただきました。
南モラヴィアにある、11世紀に建てられた「ビトフ城 」(Bitov) の夕景です。19世紀初頭には、現在の形になったようです。
「メード・イン・チェコ」シリーズで、畑で使われる「鋤 (すき)」の写真が使われています。
ボヘミアのリビトヴィー村 (Rybitví) に住む、従兄弟関係にあった農民のフランティシェク・ヴェヴェルカ (František Veverka) と、鍛冶屋でもあったヴァクラフ・ヴェヴェルカ (Václav Veverka) により、1827年に発明された「ルチャドロ」(Ruchadlo) と呼ばれた、鋤製品です。
馬に引っぱらせる鋤ですが、従来のと比べると溝を掘るだけでなく、後ろにある湾曲したプレートによって土塊を切って持ち上げ、それをひっくり返すという、1作業で2段階が出来る画期的な道具でした。
農作業の効率化だけでなく、表面に撒かれた肥料を土中深くまで入れられるので、土壌の肥沃化で収穫量のアップに寄与しました。
ただ残念なことは、彼らは発明の特許を取得していませんでしたので、その後、模倣されてしまい、貧困のままで2人とも1849年に亡くなったという話です。
あわせて、絵ハガキをいただきました。
南モラヴィアにある、11世紀に建てられた「ビトフ城 」(Bitov) の夕景です。19世紀初頭には、現在の形になったようです。