BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

レールの軌道検査

2020-11-27 | エトセトラ
これも、吹田機関区で見た光景です。

保線作業員の数名の人たちが、レールに何かの装置を乗っけて、1人が引っ張って移動しています。



遠くてよくわかりませんが、その感じからすると、レールの軌道検査を実施している、と思われます。



では、どのような機器を使って、どんな検査をしているのでしょうか。

ネットで探してみると、出てきた写真は、「簡易型軌道検測装置」(トラックマスター)で、たぶん、これを使っているのでしょう。



レールの上下・左右方向のゆがみを測定する「軌道狂い検査」や、「摩耗状態を確認する検査」などが行える機器、というもののようです。

さらに、より高度な、「分岐器検査装置」という、分岐器内のレール摩耗量、クロッシング摩耗量、バックゲージ、フランジウェー幅、軌道変位、といった頂目を同時に測定できる機器もあるようです。(機器の写真は、ネットから取ったものです)



1人の作業員が機器を軽く押して歩くだけで、データが収集できる最新システムで、これまで手計測で行われていた軌道検査作業を自動化できるので、作業の効率化と省力化が実現。また、測定結果のデータベース化も容易に行えるので、保守・管理業務のOA化にも貢献する、とのことです。

検査項目は専門的すぎて、まったくサッパリですが、この分野も機械化、自動化、AI化の波がやってきていることを窺わせます。



コメント
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