Blog: Sato Site on the Web Side

「幻滅のたびに甦る期待はすべて、未来論の一章を示唆する。」(Novalis)

夜が速い

2007年10月18日 | Weblog
いま、もっとも格差社会を感じるのは、テレビを買う瞬間ではないだろうか。

そう、もう随分前からテレビが音しか出さなくなった。「ながら」見をしていた罰か。確かに、パソコンに向かいながら付けっぱらしにしていると、不思議なほど依然と変わらない時間になる。が、やっぱり「えっ、なになになに」と音につられて画面に目を向けても真っ暗。

なので、三日ほど前にAと今年初鍋をしようと買い込んだ帰り、マルエツの上のノジマ電気に行くと、なんとか亀山モデルとかを勧められるが30万する。42型をやめて30型とかで考えても20万する。30型で一番安いのでも15万くらい。ただ、ぼくはテレビが見たいと思っているだけなのに、それをかなえようとするには、いまこんなに払わなきゃならないんだ。

2人でシュンとして帰り、しょっぱい鍋を食す。じゃあ、リサイクルショップとかいってみよか、ブラウン管の中古とかでいいじゃん、とか話す。でも、いまはリサイクルショップがある時期より極端に減少しており、うちの周りにはどうもテレビを扱っていそうな店はない。「あっ、そう!」というわけで、ネットで調べていま注文完了。こいつは、13280円。液晶の十分の一だ。そうか、1/10。非常勤講師と常勤教員の給与格差が1:7と聞いたことがある。に、似てる。

でも、配送予定が一週間後、クリックしてから気が付いた。おいおい。

最新の画像もっと見る