Blog: Sato Site on the Web Side

「幻滅のたびに甦る期待はすべて、未来論の一章を示唆する。」(Novalis)

歩く、の考察

2007年10月17日 | Weblog
最近、メールのやりとりをしている大学時代の友人からこんな手紙が。ぼくひとりで読んでいるのはなんだかもったいない気がして、本人に許可をもらったので、貼り付けてみます。友人だからかも知れないし、しかも10年は会っていないということも空想を助長しているのかも知れないけれど、文章のつづる現場の空気感を強く感じる。なんかこう、ジョギングとかする際の、季節の移りが作る空気の変化に反応している時に感じる何かみたいな。

「木村くんのブログ、結構更新されていて、感心します。知らない単語もたくさ
んあるので、気になるのは調べているけど、私の場合は、ちょっと割り切って、
とっても大きく読ませてもらっています・・・。例えば、今日、本屋さんに行く
ときに、駅までゆるい坂道を歩いていたのですが、たまたま同じ速さで、ほんと
に抜かせなくて、ずーっと同じ距離間隔の人がいて、「この人どういう感じで足
進めてるのかな」とかふっと考えるでしょ。私は歩くとき(遅刻しそうなときとか
じゃなくて、自分の速さで歩いてるとき)、だいたい昨日聴いてた曲とか、お気
に入りの曲とかが頭で流れてて、そのリズムで歩いてることが多いんですが、み
んなどういう感じで足出してるんだろうとか、思わず考えちゃうのって、木村く
んのブログのせい?でも、楽しいでしょ、こういうの考えるのって。ヘビメタ聴
いてる人ってどんな感じなのかなとか、今日会った、抜かせなかった人って、も
しかして私と似てたりしてとか。うまくはいえないけど、些細な毎日にちょっと、
木村くんのブログが影響してるのかもしれませんね(笑)」

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