Blog: Sato Site on the Web Side

「幻滅のたびに甦る期待はすべて、未来論の一章を示唆する。」(Novalis)

手塚夏子『人間ラジオ』(@神楽坂die pratze)など

2007年08月02日 | Weblog
7/31
泉太郎『ゲーム台(倉)』
手塚夏子『人間ラジオ』
感想は後日。泉さんはひとつ気になったことがあるが、それでも、やはりとても面白かった。手塚は、もうどこまでも展開していく彼女の「速さ」に驚く。これだけ短い間にどんどん方法的に新しいことへとチャレンジする精力的なダンサーはこれまでいただろうか。すごすぎて、Aは気分が悪くなっていた。そう、ほとんどホラーなのだ。一番似ていると思ってしまうのは、映画『リング』に出てくる見てはいけないビデオの画像(?)。

8/1
4月以降の疲れが出てたのか、親知らずと口内炎がひどく痛み、歯医者へ。あとスポーツ・マッサージへ。
ちょっと状態が良くなり、夕暮れてからWalking(ほとんど強迫症)。新百合ヶ丘にある音楽大学の脇を歩きすぎる。「のだめ」っぽい雰囲気を横目に。
ぼくの住んでいるところが特殊なのか、最近、日本人の体型が「小錦」化してきている気がしてしようがない。いや、ほんと多いのだ。それは、気温上昇傾向(温暖化)と何らか関係があるのか、、、などとぶつぶつ考えながら、ふっくらした老若男女をチラ見する。ポリネシアン、ミクロネシアン、コニタン。

8/2
朝、雨の中W。
多摩美で仕事。雑誌の陳列棚が、鰻の寝床みたいなうねうねとした机になっていて(分かりづらい?)楽しくしばらく遊ぶ。『現代のエスプリ』(475)の特集、構成構造主義なるものについて読む。新しいのか当たり前なのか分かりかねる。『d/SIGN』の最新号がロボット特集。大澤真幸の論考はいつものような感じではあるが、読み応え有り。でも、ほとんどカント(の「啓蒙とは何か」)。近年、ますますカント再評価が高まっているのだ。『芸術新潮』の特集「正直な住宅」は写真が良くてぼんやり読みふけってしまった。
数年来ファンだった相手と話をしてきたAとともに近所の廻る寿司へ。込んでいた。子ども連れが多いが、母親の金髪度がことのほか高い。というかほぼ100%。向いに座った若い親子四人の、母親と父親があまりに似ているので、Aと2人で妄想がふくらむ。

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