イラストゥ~ンの穴

旅するイラストレーターのスカンピン生活

キャリアグラチェア(その1)

2020-09-04 | ハンドメイド
考えてみたら、KL250のリヤキャリアを兼ねた「あぐら椅子」の紹介をしていないことに気付きました。
その名もキャリアグラチェア(笑)
あまり考えずテキトーに作ったにもかかわらず、とても使い勝手がよいのでメモしておきます。



キャンプパッキング時、シートより後方に荷物を積載しようとすると、フレームよりもリヤフェンダーがカマボコ状に盛り上がっているために安定してくれません。
ギッチギチに縛って固定することはできますが、プラのフェンダーを痛めてしまいそうです。
それで作ったのがこのキャリアグラチェアです。





動物が描いてある方が前側、そちらはシート後端の形状に沿って加工してあります。
キャリアとして使うときには、内側にあるフレームに沿って加工した足を使い(フレームに傷をつけないようにクッション付き)、あぐら椅子として使うときには外側の高さ7.5センチの足を使います。

あぐら派ジベタリアンならわかってもらえると思いますが、普通にあぐらをかいて焚火をいじくりながら長時間座っていると腰が疲れるんですね。
傾斜地で坂の下側を背に座るとなお疲れます。
そんなとき、このあぐら椅子を使えば背筋が伸びて疲れにくいのですよ。
ほんの少しの差ですがとっても大きいんです。

チンガード的なもの続編

2020-06-08 | ハンドメイド
前回自作したチンガード的なものは残念ながら数回しか使っていません。
帽体とクッションの隙間に2ミリ厚のプレートを差し込むことが面倒だとわかったからです。
メットをかぶってからだとクッションが潰れて差し込みづらい、というか差し込めません。
この手間がネックで使うのをやめました。

前回使った3ミリ厚の低発砲アクリルが残っているので、もっと小さなもっと楽ちんなタイプを考えます。





厚紙で試作すること多数。口鼻の空間と小ささを両立させる形状に苦労しました。
こういうガードは市販されててもよさそうだけど、ないんだよなぁ。
フルフェイスを買えって話なのかなぁ。





切り出し、曲げ加工に立体加工、アルミの部分がエヴァの使徒に見えてくる。
この合わせ部分があるから強度がグンと上がりました。



完成したものを装着して試走してみたところ
すごーくいい!
片手で着脱ができるし、顔との接触がないからストレスもない。
空間があるから息のしやすさにも問題なし。
メットのサイズ内に収まるから小顔効果も期待できる!
(アライのクラシックとはいえやはり帽体はでかいのです)

ツーリング中に大声で歌っていても気付かれにくいのはいいことですが、表情がまったくわからないのは他人からしたら怖いだろうなぁ。
ギロリとにらんでいるようだけど、ニッコリ微笑みかけてるんですよ~

オイルキャンドルヒーター(その3)

2020-04-23 | ハンドメイド
またしても間が空いてしまいましたが、オイルキャンドルヒーターのつづきです。
引っ張りましたが、これで最終回です。



組み立てて着火、炎の安定性を確認します。
空き缶をセットして、下から新鮮な空気を取り込み、空き缶内に熱をためて暖をとる仕組みです。




空き缶(ビール缶限定ですが)の飲み口側はナイフを缶切りのように使ってフルオープンします。
側面にも穴をあけます。これは実験で3つほどで充分だとわかりました。
真冬の室内で、燃料満タンで6時間の燃焼を確認。
もちろん空き缶自体は触れないほどの熱さになります。
ローソク3本分ですが、上部に手をかざしてもすごい熱量に感じます。
いい感じ!

満タンでは吸い上げる力がそれほどいらないので炎は大きく、逆に燃料が少なくなると炎は小さくなりました。
パイプがタンク下までないので吸い上げる力の限界ですね
点火側パイプの下端は指で触るとやや熱く、タンク蓋はほんのり暖かくなっていた。
なので、アルミ天板の穴を一回り大きく削ってパイプとの距離をとってみました。
タンク自体には熱が伝わると燃料の消費が早まりますからネ。
ついでに収納は蓋をひっくり返して、ケースに入れてコンパクトになりますよ。





そしていよいよ実地実験です。
どれだけ暖かく過ごせるのか2月の寒空の中、野宿してきました。
わくわく
この日の夜は外気温0℃、今シーズン一番の寒さだ。
計画通りテント前室にセット。
一人用の狭いインナー内にはセットできません。
(中に入れられれば相当暖かいのですが)

なんとなんと、暖かさはまったく感じられず!
充分に放熱していますが、あまりの寒さに焼け石に水状態です。
朝まで使用しましたが、暖かさなんてまったく感じませんでした!
(正確には微妙に暖まっているはずなんですけど)
陽が昇ってからアルコールストーブを5分ほどつけたのですが、この方が断然暖かいです。
また、タイベックシートをシュラフの上にかける方がよっぽど暖かいのです。
はぁ~(ため息)



これにめげず、いつか超ミニストーブ完成させちゃる!

オイルキャンドルヒーター(その2)

2020-03-18 | ハンドメイド
間が空きましたが、オイルキャンドルヒーター製作記のつづきです。

ビール缶をつかんで安定させるために真鍮棒を折り曲げてフックを作ります。
これは可動式にして内側に折り畳めるように製作します。
今回の肝はここ。
なぜこんな面倒なことをしているかというと、運搬時に点灯部を逆さまにしてタンクに収納できるようにするためです。
とにかく小さく、とにかく軽く、は忘れません。
なので真鍮棒を折り畳んだ状態でφ55ミリ以下にしなければなりません。







点火側パイプのみ木片に固定、次いで支え側パイプを交互に配置すると、小さなガトリング砲の完成(笑)
タンクに熱が伝わらないように、点火側の真鍮パイプは他の金属部に接していません。
接しているのは支え側のパイプ3本のみです。
なるべく上部アルミ板からパイプやボルトを通して下に熱が伝わらないように、点火側のパイプはアルミに直接触れない構造にしてあります。






オイルキャンドルヒーター(その1)

2020-03-02 | ハンドメイド
最近はティピィタイプのテントに薪ストーブを入れて暖をとっているキャンパーが多いですね。
やりたくてもバイクで運ぶには無理があって、あれがうらやましいやら悔しいやら、もー!
無いなら作りましょう!ということで超ミニの暖房装置製作にかかります。

ない頭をフル回転させて、ローソク3本分を点灯させて暖をとるという作戦でいきます。
小さなテントの前室でローソク3本が朝まで点っていたら、やんわり暖かいだろうと考えました。

まずはオイルが入るタンクを探しにお店(主に100均)をウロウロ。
早速ダイソーにてステンレス製調味料入れを発見。
直径55ミリ、高さ60ミリ以下とうってつけのサイズです。
買ってきてからわかったのですが、現在ランタンに使っているホヤが内側にピッタリ収まるのです。
この調味料入れを使ってもう一台ランタンを作りたくなっちゃうじゃないか。



今回他では見たことがないであろうアイデアのひとつが空きビール缶を使用するところ。
炎の覆いでもあり熱気をためる容器にもなります。
キャンプしてビールを飲まないことはありえないので、こいつを利用させてもらいます。
他の材料はφ3の綿芯に対して内径φ4外径φ5の真鍮パイプ。
ビール缶を固定する部分にはアルミと真鍮棒を使用します。
すべてありものなので材料費は調味料入れの100円です!


チンガード的なもの

2020-02-04 | ハンドメイド
オフロードヘルメットの形状。
地球侵略を企む凶悪虫型宇宙人がかぶっていそうで好きになれなかったなぁ。
泥をよけるためのバイザーに、あごを守りつつ呼吸をしやすくするためのチンガードと理由を知ると納得させられるのですが。
旧いバイクが趣味の人は、どんなにつらくてもオープンフェイスで頑張っているのですよ。
甲虫が鼻の下にぶつかってジーンと痛みが広がっても涼しい顔をしてるのです。

冬のツーリングでは顔が凍傷になりそうになるわ、夏は虫のアタックで痛い思いをするわ、狭い林道では蜘蛛の巣を収集することになるわで、いい加減ほしくなりました。
チンガード的なものが!
で、鼻と口付近を最小限の面積でカバーできるガードを作りはじめました。
前から見て、ヘルメットの幅より大きくしたくないってのが理想ね。
失敗する金銭的余裕がないので、まずは厚紙を切り出して実験を繰り返して形を決めていきます。
かぶる都度、付けられる作りも並行して考え中ですが、とりあえずは付けっぱなしバージョンを進めます。
かぶったり脱いだりすることを考えると、ある程度顔の前にスペースが必要なのネ。
なるべく小さくと思っていたのに、普通にオフロードのチンガードに近い形になるから、あの形状は必然なのですなぁ。



ホームセンターでアクリル板を物色していたら、低発砲アクリルという素材を見つけました。
強度は期待できませんが、軽くて加工しやすくて、これは!と思って購入してみました。
お湯に浸して曲げ加工、強度を出すために3ミリ厚の他に1ミリ厚の板も重ねて作ります。
ふにゃふにゃになると思ってたけど、実際はかなり強度がありそうです。
ジェットヘルメットで戦っていた70年代のモトクロスのライダーは自作でこんなガードを作っていたのかもなぁ?



試しに走ってみたら、まあ快適なこと!
直接風が当たらないだけでこんなにも違うものか。
視界は鼻の先端が少し黒く見えるだけで、ほとんど遮られないから問題なし。
次回のツーリングにテストだな。


自作ランタンの光量調節機能(追加)

2020-01-20 | ハンドメイド
実戦投入してみた結果。
思ってた以上にいい仕事をしてくれましたヨ。
くっそ寒い夜はテントの前室で炎小で点けっぱなし。
風がなければ、ほんのり暖かい状態が朝まで続きました。



コーヒーを淹れたロッキーの保温にとランタンの上にのっけていたら、
保温どころか再沸騰することも可能でした💛

さてさて次なる自作は真冬に凍えるテント内の暖房装置を計画中です!

自作ランタンの光量調節機能(その4)

2020-01-17 | ハンドメイド
さてさて自作ランタンの製作も最終回になりました。
すべてのパーツを組み合わせてランタン用オイルを注入したら、祝初着火です!
点いて当り前なんですが、も~~~~感動ひとしおです。
火力調節も完璧…
と思いきや、ギヤの引っかかりがイマイチ。
平芯はオイルを含むと柔らかくなるので、ギヤが引っかかりにくくなったようです。
こんなときのためにギヤと平芯との距離を調整できるように作ってあるから大丈夫。



炎中くらいなら6時間以上、炎マックスにすると蓋まで届く勢いでシェラで湯を沸かせます。
炎中くらいでも一号機より燃費が悪いので、ほどほどで使っています。

一号機の明り

今回の二号機の炎小(一号よりも暗い)

二号機の炎中(一号より明るい)

二号機の炎大(眩しい! うわ~、DP-1のサッポロポテト現象が~)


一号機と同じく収納時はホヤをガラス瓶と重ねてコンパクトに。
くら寿司のビッくらポン!のカプセルがヘッドカバーにぴったりで、R2-D2のような可愛らしい姿に!


おしまい。
と言いたいのですが、実は次なる実験を開始していますのよ。
嗚呼、自作連鎖が止まらない!

ロックストラップ

2020-01-13 | ハンドメイド
システマチックになりすぎると応用がきかなくなるので、やりすぎは禁物なんですが…
すでにシステマチックなロックストラップにロールマット用のストラップをつけてみました。
ダートを走るときはこれでもかって程に荷物をガッチリ固定するのですが、ロールマットだけはほどほどに固定したいんです。



パッキングの基本、バッテンとイコールです。
バッグもベルトもオリーブドラブ色でわかりにくいのですが、コードの途中にロールマット用の調節可能なループを設けました。
(黒いバックルがそう)

そう、容量を小さくしたいときにはエアマットですが、やっぱりロールマット派です。
火の粉が飛んでも、泥がついても、雑に扱っても気にしなくていいので愛用しています。
それに、なんといってもロールマットを積んでるとキャンプですヨ感が出るでしょ。
多少汚い身なりでも、焚き火臭くても許されそうでしょ(笑)



ロールマットを適度に締め付けたらパッキング終了。
デイパックを背負うので前のバッグは低くなるように製作してあります。
ちなみに、写真は冬用装備なのでだいぶ多めです。

自作ランタンの光量調節機能(その3)

2020-01-06 | ハンドメイド
すべての部品を製作しました。
例によって新潟の薬味「かんずり」の空き瓶をベースにします。
上部の熱の遮断にはゴミのシナベニアを使い、パッキン代わりにゴムの切れ端を使います。
この辺りのパーツはほとんど部屋に転がっているゴミ(?)でできています。
いいのだ! 俺という人間の大半はゴミでできているのだ!
設計図もないので、現物合わせで適当に作っています。



今回ちょっとやっかいなのは、レバーがあるためにガラスのホヤを差し込むと傾いてバランスが悪いということです。
ここは同じ高さの二点を均等に配置しようと考えました。
あまり重くならないように最低限の真鍮棒で写真のようなパーツを作ってはめ込みました。
一度はめてしまうと簡単には外れないような形状にしました。



はやる気持ちをおさえて、可動燃焼部分を組み立ててみました。
小さいパーツが収まって格好いい!!
平芯の上下の動きもスムースで気持ちいい!!
うんうん、これは成功の匂いがしてきたぞ~


自作ランタンの光量調節機能(その2)

2019-12-23 | ハンドメイド
回転レバーには部屋に転がってるφ3の真鍮棒を使用。
よってピニオンギヤもφ3用を考える。
ピニオンギヤ、これってどうしたらいいんだろうか??
う~~~む……と悩んだときはホームセンターを徘徊するに限ります。
おあつらえ向きのφ3ロックワッシャーなんてのがありましたよ!





回転レバーの真鍮棒の一部をバーナーで熱して叩いて平たく加工します。
真鍮は柔らかくてこういう加工には最適です。
ここにロックワッシャーが固くはまるように、まさしくロックするようにします。
アルミで作った台座の穴(差し込む側のみ)も楕円に加工しておきます。
実際に組み込んでみると、平芯にロックワッシャーの引っかかりがよくありません。
なので小さくて難儀ですが、手裏剣のようにヤスリで尖らせていきます。
はっきりいって、一から作っても手間は変わりませんでしたネ。

アルミの台座への穴あけがズレてしまい、そのズレを補うために狂いが生じました。
これだから現物合わせの家内制手工業ってやつは楽しいんだ!





ついでなので、ランタン上部の蓋も新たに作っちゃいます。
φ2真鍮棒を曲げて曲げてこんなのを作りました。
頭の中だけで計画したのですが、なんとかなりました。
外側だけに開くような作りにしておいて、内側へはテンションがかかってホヤに固定されるようになっています。
できればφ1ステンレス棒で作ればすっきりできたのでしょうが、家に転がっていなかったので。

そうそう、最近缶コーヒーを飲んでないから知りませんでした。
スチール缶の底部が欲しくて買ったら、本体と蓋を「巻き締め」で仕上げる従来品の他に、プレス成型タイプもあるんですね。
これでコストダウンするのでしょうね。
強度はというと、プレスタイプの方がやや弱く感じました。

自作ランタンの光量調節機能(その1)

2019-12-16 | ハンドメイド
調節機能、それは男の夢!
オンとオフの間に存在するロマンなのだ!

キャンドルランタンをオイルランタンに改造したとき(ってもう30年ほど前の話ですが)
調節機能が組み込めないかなぁとボンヤリ(まさにオイルランタンの明りのように)
考えていました。
真剣に考えはじめたのは、ここ一年くらいでしょうか。
アイデアスケッチを書き留めながら、頭の中でこねくり回しておりました。

まずは肝心の芯です。
本格的な平織芯であれば理想の光量を確保できるはずです。
木綿糸を買って織物するか、と思ったのはほんの一日だけ。
ハリケーンランタンに近い光量、とはいえデイツなら276よりも幅の狭い10ミリの平織芯を購入しました。
すべてはこれを元に現物合わせで作っていくことにします。





芯に合わせて芯出部品の製作。
加工しやすい真鍮のφ10パイプを切り出し、万力で少し潰します。
それから横に芯を上下させるための窓を開けていきます。
次に完全な楕円に潰します。
と思ったら平らになってほしい部分が少し凹んでしまいました。
パイプの中に幅10ミリ厚さ2ミリの板を突っ込んでやるべきでした。
実はφ8のパイプでも間に合ったかも?





芯が窓側に寄るように裏側を丸く叩いて凹ませます。
ついでに芯が出る部分は弱火がきくように(どうかな?)V字に加工しました。
芯が引っかかることなくスムースに動くように手を加えて完成です。
台座は転がってるアルミから切り出して、芯出部品が少しだけ前後に動くようにバカ穴に加工します。

つづく

寒い夜は妄想で熱く

2019-11-27 | ハンドメイド
寒い夜はテントの前室でランタンを灯したまま眠ってしまうこともあります。
小さな一人用テントだと、こんな一本の火でもかなり暖かく感じられるものです。
まてよ、あの光エネルギーを熱に変換できないかなぁ。
欲求とは底知れぬ衝動です。
オイルランタンをヒーターとして使えないかと妄想にふけはじめると、眠れない夜が続くわけなんです。



パンチングメタルを筒状に丸めて、灯油ストーブの燃焼のように熱エネルギーに変換できぬものか?
しかし、試しにおこなった実験は思ったようにいかず…
筒は形状を変えてみても一向に赤く発熱せず、筒の中の炎は煙突効果で上へと引き延ばされ、天板は煤まみれ。
手をかざして暖かく感じられるのは炎が長く伸びているためだと思う。

とりあえず、このランタンヒーター計画は棚上げ。
まずは炎の大きさを調整できるランタンを製作してみます。

鳥の笛

2019-09-18 | ハンドメイド
愛のキジバトはハート型に身を寄せ合って、それを見てギャアギャアわめきたてるムクドリたち。
スズメに混じってコガラも遊びに訪れ、小さなヒガラたちは小毬のように弾み戯れている。
たいして興味がなかった鳥たちを、こんなにも愛おしく感じるのは歳をとったからなのかなぁ。
ときどき耳にする口笛のように澄んだ声で鳴く鳥はどんなヤツ?
キョロンキョロンチリリリと聞こえたら駆けつけるも姿はあらず。
美声の正体を知りたくて、バードコールを作りました。
またしても部屋に落ちているものを利用してゼロ円です。



小鳥たちの鳴き声をまねてバードコールを鳴らすと『何だ!?』という顔で近寄ってくるのが楽しいのです。
ついつい過剰に鳴らしてしまいますが、なわばりを荒らす宿敵と思うこともあるようなのでほどほどに。
で、美声の正体はというと、お腹が赤いアカハラというツグミの仲間でした。(たぶん)

バッグに吊るしてツーリングにも持っていこっと!
そういえば、以前山中に野宿しているときに雄鹿の「フィーヨー」という鳴き声がうるさいので、指笛でまねて返したことがあった。
何度も試しているうちにそっくりに吹けるようになったのだ。
しばらくして、霧にかすむ崖下からでっかい雄鹿がのっそり現れたときは肝を冷やしたなぁ。
ありゃあ、ばかでかかったな。
フィーヨーの鳴き声が他の雄鹿に対しての威嚇だと知ったのはその後のことです。

今年の夏はツーリングに行けなかった。
こんなに走らなかった夏ははじめてかもしれない。
この秋には距離を挽回しなくてわ!

ハートに火をつけてちょうだい! ザ・ドアーズ

2019-09-04 | ハンドメイド
焚き火の火つけにはファイヤースチールを使っています。
(もちろん、疲れてて余裕がないときはライター一発ですけど)
メタルマッチとかファイヤースターターとか呼び方は様々ですが、マグネシウム合金の棒です。
これを勢いよく削ると強力な火花を散らして火口に着火できるという代物です。
バチバチと雰囲気がいいんです! 焚き火するヨーの合図です。
現在使っているアマゾンで買った100円の安物でも充分なのですが、もっと太くて長いやつが欲しい~!
そりゃ太くて長いやつの方がいいに決まってるもの!!
なんでも!

で、マグネシウム部分だけを安く買いました。
この太さ、発火回数はゆうに一万回オーバーだろう。
余裕で一生分ありそうだぜ!と黒光り様がつぶやく。

これだけだと寂しいので、持ち手を作ってあげることにしました。
ナイフのハンドル材の破片を組み合わせて


張り合わせて


つまみやすい形に削って


削って削って


布の切れ端で洋服を着せてあげたら出来上がり



後で知りますが、こういうハンドメイドの持ち手がつけられているものが1万円を超えているのもあるんです。
消耗品を神棚に飾って眺めたりするのでしょうか?