
ENEOSホールディングスは14日、100%子会社のJX金属が東京証券取引所プライム市場に上場し、3月19日に過半数の株式(57.6%)を売り出すと発表した。
ENEOSHDは当面、JX金属の42.4%を保有し続ける予定だが、これによりJX金属は連結子会社から持分法適用会社に移行する。JX金属の売却にともなう損益などの影響はENEOSHDの24年度4Q業績に反映される見通し。さらにJX金属が独立経営に移行することでENEOSグループの25年度以降の事業展開にも影響してくるため、現在の中期経営計画(2023~25年度)の最終年度を1年切り上げ、次期中計(25~27年度)を前倒しで策定・実行する。
次期中計は今年5月に発表するが、JX金属株の売却益による多額の資金が入るため、投資と株主還元策が最大のテーマになる。
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