対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

7/8の囲碁フォーカスとNHK杯囲碁トーナメント

2012-07-08 23:55:55 | 雑談
今日のNHK囲碁フォーカスの特集は「よんろのご」。
特にiPadアプリ「黒猫のヨンロ」誕生秘話を中心に編集されていた。

「黒猫のヨンロ」作成の際には、発案者の張プロ自らが
問題のデータを入力したというエピソードを紹介し、
張プロの普及にかける情熱を強調。
番組をチラッとみた家族が
「(私のiPad)で使えるの?」みたいな話もしていたし、
iPadアプリとしてはゲーム部門の2位にもなったということなので、
やはりビジュアルにも食いつきやすいのだろう。

ただ「実際に普及に活用してます」みたいなエピソードが、
おもちゃショーへの出展に留まっていたのは、ちょっと残念。
あと「黒猫のヨンロ」を強調したい層がこの番組をみてくれているかどうか…。

また「よんろのご」に留まらずステップアップとして
「ごろのご」…いや「ごろご」なんて構想もあっても良いような気もする。
5路なら、実際の対局に発展もさせやすいし。
でも全局図問題としては四路が限界なのかなぁ?
この辺はシロートにはよくわからないところ。

個人的には親子3人での散歩姿一度見かけたことのある
心澄ちゃんがすっかり女の子になっていたのに驚いた。
子どもの成長とは早いものですな…。

NHK杯囲碁トーナメントにも由香里先生が登場。
…なのは知らなくて、遅い昼ごはんを食べる際に偶々テレビをつけたら、
由香里先生の回だったことに気づき慌てて視聴した。

ざっと戦況を確認したところ由香里先生が大差で悪そう…と思っていたのだが、
結果は何と大石をトリカケにいって、見事撲殺!
いいもの見せて貰いましたよ。
ただ取り立てて難しい捕り方ではなくて、
取りに行くならこれしかないという手順だったし、
いつでもこの大石はあと一手で活きるのは明白だったけれど、
何か見損じがあったのか、あるいはここに手を入れるタイミングがなかったのか?

由香里先生の勝利は嬉しいけれど、
負かした相手が若手有力株の内田プロというのが複雑。
女流棋士贔屓とは別に、日本碁界の将来ということを考えた時、
若手が女性(歩様以外)に負けていてはちょっと困るのだよ…。

「幽玄の間 for iPad」で対局してみた

2012-07-04 21:55:15 | 雑談
iPad版「幽玄の間」でボーっとしていたら、
ようやく対局申し込みがあったので対局してみたよ。

結果は…。
時間切れ負け(笑)。
いやぁ、時間が切迫しているのに気がつかなんだ。
まぁ、音を切っていたのが悪いんだけれどね。

時間が迫っていることはパソコン版に比べて、
視覚的には気づきにくいけれど、
無理に目だって見た目が崩れるのもイヤ。
複雑なところ。

操作性の方hは着手をダブルクリック(タップ)有効にすれば、
クリックミスは減るので、多少打ちにくいけれど何とか打てそう。
時間が切迫するととっさに打てない難点はあるけれど。

対局後には無料会員でも棋譜が自動保存されるのがいい。
色々機能が充実していてありがたいところです。
ちなみに観戦棋譜も勝手に保存してくれます。
別に見返すこともないのでドンドン消してますが(汗)。

ただ、とりあえずこれをメインに対局するには
色々とキツイところがあるので、当面は非常時用ということにします。
詳細なリポートは誰かお願い。

生中継の方も数日前までは勝手に切れたりしていたけれど、
今はそういうこともなくなり比較的安定してきました。
生中継観賞用アプリとしては十分と思います。

プロ棋士がCDデビュー?!

2012-07-03 20:55:15 | 雑談
IGOJIN最新号によると高梨プロと瀬戸プロと謝イミンプロがユニットを組んで、
CDデビューするのだそうだ。

その普及への熱意と行動力の高さにはホント頭の下がる想い。
でも何となく目を伏せたくなるのは何故だろう?

ユニット名は「Monotone」とのこと。
瀬戸プロの案らしいけれどクールで格好良いじゃないですか。

でも「PVも作るかも」というお話に、
また背中がむず痒い気持ちがムクムク…。
ぷ、プロモですか…。
ムヒ。

将棋では10年ぐらい前に「原宿将棋通り」というユニット名で、
山田久美プロと清水市代プロ、中倉姉妹がCDデビューした。
ちなみに原宿に「将棋通り」というものは実際にはないことがある。
当時まだテレビ東京で放送されていた早指し将棋選手権の、
エンディングテーマになって流されて、結構サビが耳に残っているけれど、
その後の進展を聞かない。

他にも将棋では内藤プロがCDを出していたはず。

囲碁でも武宮パパプロや石田芳夫プロ、片岡プロ辺りが
出していても不思議ではないけれどどうなのだろう?

私の乏しい想像力ではCDデビューすることによって、
何か明るい未来図が描けないのだけれど、
どういうプランを組んでいるのかなぁ。

今はニコニコ動画とかネットの媒体があるから、
あるいはそちらを活用すれば過去とはまた違った進展があるのかも。

いずれにせよ、変に茶化したくはないし、
ちょうちん記事を書くには私は力不足。
元々CDを買うという習慣がないので
どこかのアイドルグループよろしく指導碁券でもつかないと、
恐らく買わないと思うし。
…指導碁券がついたら…買うかも。

とにかく音楽関係は全然ダメなので、
「こんな話があるよ」
ということだけお伝えしておきます。

EURO2012【最終日】

2012-07-02 21:15:55 | スポーツ
EURO2012もいよいよ最終日。
勿論、決勝戦。

ここまでイタリアが勝ち上がってきたのが想定外だったが、
それを除けば大体予想通りの進行。

もう一方の山からはスペインが。
まぁ、こちらは決勝までドイツやイタリアと当たらないとわかった時点で、
決勝まで勝ち上がってくるのは見えていました。
ホントだよ。

さて決勝はというとイタリアが想像以上に良いチームなので、
緊迫した試合になることが期待されたが、
ひょんなところから均衡が崩れることに。

前半14分。
エンドライン際をギリギリでえぐったセスク・ファブレガスが、
ペナルティエリア内でマイナスのクロス!
それをシルバが頭で合わせて、スペインがアッサリ先制。

…と、まぁこう書くと綺麗なゴールなように読めるけれど、
実際はセスクがシルバの頭を電柱代わりにして、
ゴールに蹴りこんだゴールというような一撃だった。

跳ね返ったボールが良い所に飛んだけれど、
あれを狙ってやるのはクロスする側もヘッドする側も難しいのでは?
そういう点では若干「ツイていた」ゴールだったように思う。

実際、この後の前半の終わり近くまでは、
両チームともお互いのボールを奪い合う、
互角の中盤争いを続けて一進一退の攻防に。
あの先制点がなければスペインももう少し焦って、
何か事件が起きた可能性があったかも。

スペインの2点目はそんな中で一転して綺麗なゴール。

イタリア陣内でボールをキープしたシャビ・エルナンデスが、
左サイドを猛烈な勢いで駆け上がってきたジョルディ・アルバに、
オフサイドギリギリで絶妙かつピッタリのスルーパス!

これをアルバが冷静に決め、
スペインが待望の追加点を挙げることに成功した。
こちらは先制点と違い非常に綺麗なゴールで、
ここまで幾たびも名セーブをみせていたブッフォンもなすすべなしといったところ。

イタリアも後半開始直後に、ディ・ナターレが立て続けにビックチャンスを迎えるが
スペインの好手もあってものに出来ず。
ディ・ナターレの良い選手だけれど、
この辺がスーパースターとそうでない選手との違いか。

このチャンスを逃したことでほぼ試合の趨勢は決まった。

スペインはセスクに代えてフェルナンド・トーレス、
シルバに代えてマタという豪華リレーをみせると、
その二人が追加点を更に重ねるという、最早お祭り状態。
最後の方はイタリアも反撃の気力を失い、
明らかに集中力を欠いたプレーを重ね、
見ていて痛々しいほどだった。

結局、そのままスペインが4-0で勝利し、
欧州選手権史上初の2連覇を達成!
まぁ、不確定要素の強いバロテッリにほとんど見せ場がなかったことを考えれば、
当然の帰着ですな。

尤もイタリアも先に書いたように序盤は互角の競り合いを続けていたので、
繰り返しになるが先制点があんなに早い段階で入らなければ、
どっちに転んだがわからなかったと思う。
最後は選手層の質、厚さの違いで突き放されたけれど、
準優勝というのは上々の結果だったのではなかろうか?
まぁ、優勝しかみせてなかったとは思うが。

スペインの2連覇は大会史上初ということだが、
ここ数年のバルサの充実ぶりやデル・ボスケ監督の能力、
そしてこういう大会に必須なシンデレラ・ボーイの座を、
アルバがしめたことを考えれば、結果そのものはむしろ意外性が少なく、
落ち着くべきところに落ち着いたという感じ。

Wシャビがやや高齢化してきているものの、
それ以外の主力もまだまだこれから最盛期を迎えるという選手ばかりで、
2年後のワールドカップもスペインを中心にまわっていくの必至と感じられた。
バルサの体制が変わったことが今後、どういう変化をもたらすか?

個人的には久々に世界の最高峰のプレーを堪能できた。
日本代表もアジアの中ではトップの地位をしめていて、
ほとんどの試合では主導権を握っているけれど、
やっぱり世界のトップは更にずっと上。
本当に中盤の目まぐるしさは感嘆と眩暈を覚えるほどだった。

今後、最終予選などを通して日本代表がどこまで近づけるかが楽しみだ。