対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

i碁BOOKSに「天下の奇譜と奇手」

2012-03-28 22:15:55 | 棋書
i碁BOOKSの書籍に高木プロの「天下の奇譜と奇手」、
春山先生の「自由置碁の冒険」が加わった。

最近の読者には聞きなれない本かもしれないが、
両書は「ハイセンス囲碁ブック」の上・下巻とい名目で、
90年代に刊行され絶版となっていた本。

特に上巻の「天下の奇譜と奇手」はその名の通り、
普通の対局とは違った棋譜や奇手を集めたもので、
第1章の「天下の奇譜」では
盤上が焦土と化し、アゲハマがあふれた
趙治勲vs加藤正夫の名人戦など、
変則布石・定石に留まらず、
1局を通して並べて楽しい棋譜が目白押し。



また第2章の「天下の奇手」では
例えば上のような小目に対して武宮正樹プロが、
いきなりツケていった手などが紹介されている。

高木プロの解説も要領を得ていてわかりやすく、
日本棋院アーカイブ」として再版される有力候補とみていた。
それだけに今回の刊行は内心喝采をあげたいところ。

棋譜再生機能が働いているならば、
懐次第では買ってしまうかも…。