棋苑図書から「シチョウとゲタの基本」が発売。
韓国棋院シリーズの最新刊である。
第1章「シチョウのテクニック」は、定石からよく出てくるシチョウの筋を中心に解説。
第2章「ゲタの基本テクニック」も、実戦で出てきそうなゲタを紹介したものだ。
第3章「ゲタとシチョウの複合テクニック」は、ユルミシチョウなど第1章と2章の応用編。
ここまでは各章ともに、20題ずつ。
問題形式になっている。
第4章の「実戦にみるゲタ、シチョウのテクニック」が本書のウリだろう。
文字通りプロの実戦に出てきたゲタ、シチョウの筋を25題、披露。
シチョウアタリについても、この章が担当だ。
そして巻末に韓国プロの「シチョウの妙技」を7つ紹介し、締めくくっている。
ただ第4章以降の実戦解説において、問題図までの手順がわからないのは少し残念。
個人的には同じシチョウを扱うなら、結城プロの「戦いに強くなる方法」の方が好きだしオススメだが、あちらはシチョウのみ。
手筋の花形であるシチョウ、ゲタに絞ったという点で、それなりに華やかで、読者の関心を呼びそうな本になっているとは思う。
余談だが、昔日本棋院から出ていた新中級シリーズの中に、「石を取る手筋」(小林光一著)という似た内容の本があったのだけれど、80年代の本で当然、既に絶版である。
韓国棋院シリーズの最新刊である。
第1章「シチョウのテクニック」は、定石からよく出てくるシチョウの筋を中心に解説。
第2章「ゲタの基本テクニック」も、実戦で出てきそうなゲタを紹介したものだ。
第3章「ゲタとシチョウの複合テクニック」は、ユルミシチョウなど第1章と2章の応用編。
ここまでは各章ともに、20題ずつ。
問題形式になっている。
第4章の「実戦にみるゲタ、シチョウのテクニック」が本書のウリだろう。
文字通りプロの実戦に出てきたゲタ、シチョウの筋を25題、披露。
シチョウアタリについても、この章が担当だ。
そして巻末に韓国プロの「シチョウの妙技」を7つ紹介し、締めくくっている。
ただ第4章以降の実戦解説において、問題図までの手順がわからないのは少し残念。
個人的には同じシチョウを扱うなら、結城プロの「戦いに強くなる方法」の方が好きだしオススメだが、あちらはシチョウのみ。
手筋の花形であるシチョウ、ゲタに絞ったという点で、それなりに華やかで、読者の関心を呼びそうな本になっているとは思う。
余談だが、昔日本棋院から出ていた新中級シリーズの中に、「石を取る手筋」(小林光一著)という似た内容の本があったのだけれど、80年代の本で当然、既に絶版である。