対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

脳内囲碁盤

2007-02-10 23:55:55 | 将棋
「将棋世界」にて連載されている「将棋論考」。
真部プロによる、歴史的背景を踏まえたプロの実戦(江戸時代から最近まで幅広い)解説記事で、ここでも取り上げたことがあります
真部プロが将棋界きっての「碁キチ」で、その枕に囲碁の話も度々出てくることも既に触れました。

今月号(3月号)で取り上げられているのは、以前紹介した「大逆転将棋」について。
特に羽生プロの「棋譜から最終局面を再現する」について、真部プロの見解が書かれていて興味深く読みました。
また「目隠し10秒将棋」の話題から、真部プロ自身の持つ脳内将棋盤についてや、そこから派生して「脳内囲碁は可能か」というテーマについて触れられているのは、囲碁ファンの関心も呼ぶでしょう。

抜粋させていただくと、かの武宮正樹プロは
「100手ぐらいまでは、何とかなるのだが」
と述べておられるそう。
武宮プロだからなのか、あるいはプロ棋士でもその辺りが限界なのかは不明ですが、重要なデータ。
中山典之プロも確か著書で、寝床で「脳内囲碁」をやってみたが、やはり100手過ぎぐらいからわからなくなったと、似たようなことを述べておられました。
安倍吉輝プロだったかも…?

意外にもプロの脳内囲碁盤は、もしかしたら確固たるものではないかもしれません。
特に盤全体は、明確には脳内で再現していない可能性は考えられるでしょう。

漫画「ヒカルの碁」では、塔矢アキラが部活の先輩のイジメにあい、脳内囲碁勝負を強いられるという話がありました。
アキラはそれを難なく(?)こなしていましたが、あるいはこれは塔矢アキラの凄さを示しているのかも?

前説自体は2ページと短いものなので、本屋で見かけたら手にとってみてください。