MultiGo フリーウェア化

一時シェアウェアとなっていたMultiGoが再びフリーウェアになったようだ。
最高峰の碁盤アプリなので、小さいようでもネット碁打ちには大きい話。
でもよっぽどシェアウェアにしたらダウンロード数が減ったんだろうな…。

私の情報源。
こちらの方がよりどうバージョンアップされたのか参考になるでしょう。
MultiGoのサイトへのリンクも。

棋士への声援

棋士個人への応援は必要ないのではと、ある時ふと思った。

スポーツ選手と違って、観客から収益を挙げるわけでもないし、日曜日のQちゃんのように沿道から声援が聞こえるわけでもない。
対局料や賞金があがるわけでもない。
「静かな密室の中」で棋士が面白い碁、魅せる碁を打とうが打つまいが、最後は「勝った人だけ」が笑う。
精々、人気次第で指導碁やイベントの依頼の収益が違ってくるというだけだ、と。
実際にはこの収益の差は、馬鹿にならないのだろうとも思うが。

これは将棋にのめり込んでいたころだが、相撲のように
「個々の対局への懸賞」
のような形で棋士個人への人気が少しでも対局に反映されまいかと、考えたこともある。

だから棋士の
「ファンの声援が力に」
というのも社交辞令じゃないかと思ったこともあった（すみません）。

21日付け、朝日新聞夕刊の囲碁・将棋欄。

防衛したばかりの名人の言葉

「（3連勝3連敗して）なかなか応援してもらえなかったけれど、応援がこっちに戻ってきたとプラス思考になれた」

プラス思考へのキッカケという意味に過ぎないのかもしれないけれど、
「応援して貰える」
というのは、ちゃんと
「良い碁を打てそうだ」
という「声援」になっている。
例え「耳」では聞こえるものでなくとも。
少なくとも名人はそのようだ。

私が浅はかであった。