対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

嫌よ嫌よも…

2006-06-21 05:15:01 | 雑談
W杯で「好きだ嫌いだ」を連発している私をみて、「女々しいやつだ」と思っていらっしゃる方もおられるかも。
その上、顔がどうたらこうたらとか…。
いささか恥ずかしいところもあるし、開き直っているところも。
女々しいというのは失礼な表現かも知れないが、私自身も
「男子たるもの、好きだ嫌いだと軽々しく言うべきでない」
とずっと言われ続けてきたので、ちょっと負い目がある。

しかしながら「人に観て貰う」職業の場合、「好きだ嫌いだ」と言って貰ってナンボだとも思う。
そこから応援というものが生まれるのだから。
「嫌よ嫌よも、好きのうち」
の言葉を借りるまでもなく、嫌だとも思われなければ興味の対象ですらないということ。
勿論好かれるに越したことはないけれど、興味をもたれて、お金を落として貰わなくては食べていけない。
イチローも韓国人に認識されているから、「30年発言」があれだけ話題を呼んだのだろう。
サッカーの日本代表は、海外のファンにとってみれば我々がトーゴやポーランド、アンゴラから受けている印象と一緒じゃないかなぁ。
そんなことを考えた。

囲碁将棋に視線を移すと、私が棋士に大して好き嫌いがないのに愕然とする。
正確には日本の棋士で、「嫌い」という人が思い浮かばない。
これは当の棋士にとって、果たして喜ぶべきことなのだろうか?
一人の個性として、私に認識されていない棋士がほとんどということであるから。

せめて指導碁受けました、ブログをみました。
それだけで随分その棋士のイメージが膨らみ、好き嫌いも出てくる。

韓国の棋士には割と、嫌いがある。
イ・セドルは言論や行動がムカつくけれど、強いし個性が立っているし、顔も嫌いじゃないので、案外気に入っている。
反対にチョルハンは嫌い。
顔が(汗)。

イ・チャンホは依田先生とのエピソードなどを聞く限り、日本に対する敬意がありそうだし、割と好きかな?
これらは「強く」て、「活躍して」「目立っている」ということの裏返しでもある。

そもそもあまり日本の棋士、個々人がどういう人か私が知らないのだから、好きにも嫌いにもないようがない。
これは露出、そして実力の問題。
「棋士たるもの、盤上で全てを語るべきだ」
というのはその通りと思うが、理想論だろう。
棋譜をみることの出来る棋士が、そもそも極わずか。
盤上でというのなら、もっと個々人の盤上での個性をしっかり解説、棋譜を広く観て貰うべきだ。

日本の棋士も早く、私に嫌われる棋士を輩出して欲しい。


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