teacherなどではない。
後生の反対語である。
私はゴルフにはそれほど興味がないが、「帝王」ジャック・ニコラウスの名前は知っていた。
先の全米オープンで引退という報道を聞いて、
「まだ現役だったのか?
確か50歳以上でしょう?」
というのが第一感だったのだが、驚くべきことに65歳だそうである。
それを支えたのは尽きる事のない勝利への渇望だったのか、それともゴルフという競技への愛着だったのか?
前者で思い起こすのは将棋の大山康晴15世名人。
病気で倒れた際、棋戦の日程とを照らし合わせて、手術および入院の日程を逆算したと言うから恐れ入る。
むろん将棋への愛情もあろうが、やはりその行動からは「何人たりとも私の前をいかせない」という執着心の方を強く感じる。
その様子は「大山康晴の晩節」(飛鳥新社:河口俊彦著)が詳しい。
生涯A級。
これは恐らく羽生善治の力を持ってしても破れない記録だと言われている。
後者の方は適当な人物が浮かばないのだが、あるいは藤沢名誉棋聖がそれにあたるのかなと感じる。
67歳で王座。
引退して尚、本因坊に「私より勉強している(それじゃ困るんだけど)」と言わしめる姿は、本当に囲碁が好き、囲碁への探究心が尽きることがないのだろうなぁ、と強く感じる。
藤沢先生と言えば、今月の「碁ワールド」、本因坊戦第3局の解説は必見。
中でも本因坊を弟子にとった経緯には言葉がなかった。
長く囲碁界を見守っていただきたいものである。
後生の反対語である。
私はゴルフにはそれほど興味がないが、「帝王」ジャック・ニコラウスの名前は知っていた。
先の全米オープンで引退という報道を聞いて、
「まだ現役だったのか?
確か50歳以上でしょう?」
というのが第一感だったのだが、驚くべきことに65歳だそうである。
それを支えたのは尽きる事のない勝利への渇望だったのか、それともゴルフという競技への愛着だったのか?
前者で思い起こすのは将棋の大山康晴15世名人。
病気で倒れた際、棋戦の日程とを照らし合わせて、手術および入院の日程を逆算したと言うから恐れ入る。
むろん将棋への愛情もあろうが、やはりその行動からは「何人たりとも私の前をいかせない」という執着心の方を強く感じる。
その様子は「大山康晴の晩節」(飛鳥新社:河口俊彦著)が詳しい。
生涯A級。
これは恐らく羽生善治の力を持ってしても破れない記録だと言われている。
後者の方は適当な人物が浮かばないのだが、あるいは藤沢名誉棋聖がそれにあたるのかなと感じる。
67歳で王座。
引退して尚、本因坊に「私より勉強している(それじゃ困るんだけど)」と言わしめる姿は、本当に囲碁が好き、囲碁への探究心が尽きることがないのだろうなぁ、と強く感じる。
藤沢先生と言えば、今月の「碁ワールド」、本因坊戦第3局の解説は必見。
中でも本因坊を弟子にとった経緯には言葉がなかった。
長く囲碁界を見守っていただきたいものである。
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