前回の「時間制限考」に補足。
切れ負けは「知らない人とのネットでは」ちょっと打てないですね。
慣れても。
やはり時間を利用して何かをやってこないという、信頼関係が対局者同士にないと。
ましてや相手の顔も見ることの出来ない、ネットでは尚更。
怒っても相手には響きませんから。
島谷さんとなら打ってみたい気もしますけど。
今回はプロの時間制限の話。
3/26の朝日新聞夕刊、囲碁将棋欄の青木女流名人のインタビューによると、ほとんどの棋戦の予選が3時間になっているようですね。
国際戦の時間制限に合わせるという名目で、
「国際戦に強い棋士を育てる」
という意味では良いことでしょう。
ただ一方で全部が全部の棋戦を、持ち時間3時間にすることもないのではないか。
中韓に合わせることもないのではないかとも思います。
時間によって勝ち上がってくるメンツが大きく違うことがないとはいえ、国によって、組織によって事情も違うわけですから。
加藤前理事長の改革の一環でしょうからあまりケチをつけたくないのですが、5時間やそれ以上の棋戦がなくなるのは果たして良いことなのか?
例えば3時間じゃ決行できないけれど、5時間あればやってみたい打ち方とかないのでしょうか?
前から繰り返し主張していますが7大タイトル戦全部が全部、同じ形で対局することもないでしょう。
5時間の棋戦、7時間の棋戦(!)、あるいはトーナメントに特色のある十段戦やリーグ。
タイトルごとにもっと色をつけてもいいのではないかと。
インタビューの中で青木女流名人は
「3時間の棋戦だけだと1週間に1局は物足りない。
一部で良いから5時間の棋戦を復活させて欲しい」
とも仰っています。
こういう意見の棋士は少ないのかしら?
3時間というと手数のより少ない将棋でも「早指し」とされます。
4/4からちょうど番勝負が始まる朝日オープンがこれに当たるのですが。
3時間では例えば一手に1時間以上費やすなんて考えられないでしょう。
長く考えれば良い手が打てるとは限らないけれど、やはり長考の末の着手にはそれなりの重みもあるでしょう。
時間があれば、一回悪くなっても逆転の秘手なんていうのも考えられるでしょうし。
短い時間のせいで、バタバタッと勝負がつくのは寂しい。
深読みすれば、3時間の棋戦にすれば夜戦が少なくなり、棋院の光熱費削減に繋がるなどの事情もあるのでしょう。
あるいは月刊誌「囲碁」で連載していた「加藤理事長の改革」というのに何か書いてあったかな?
棋院が潰れては元も子もないですから、こういう事情にはちょっと口出しできない。
棋士の健康にも、こちらの方がいいでしょうし(笑)。
しかしそれでも…それでも…。
これは多分偏見でしょうが、最近は序盤からゴジャゴチャやる棋譜が多い気がします。
あまり理解できなくて、好きではないんですよね。
もっと鷹揚というか、幅広く布石する碁の方が好みではあります。
あまり序盤からすぐ戦いばかりだと、仕切りなしの相撲みたいで落ち着かない。
どうにかならないでしょうか?
切れ負けは「知らない人とのネットでは」ちょっと打てないですね。
慣れても。
やはり時間を利用して何かをやってこないという、信頼関係が対局者同士にないと。
ましてや相手の顔も見ることの出来ない、ネットでは尚更。
怒っても相手には響きませんから。
島谷さんとなら打ってみたい気もしますけど。
今回はプロの時間制限の話。
3/26の朝日新聞夕刊、囲碁将棋欄の青木女流名人のインタビューによると、ほとんどの棋戦の予選が3時間になっているようですね。
国際戦の時間制限に合わせるという名目で、
「国際戦に強い棋士を育てる」
という意味では良いことでしょう。
ただ一方で全部が全部の棋戦を、持ち時間3時間にすることもないのではないか。
中韓に合わせることもないのではないかとも思います。
時間によって勝ち上がってくるメンツが大きく違うことがないとはいえ、国によって、組織によって事情も違うわけですから。
加藤前理事長の改革の一環でしょうからあまりケチをつけたくないのですが、5時間やそれ以上の棋戦がなくなるのは果たして良いことなのか?
例えば3時間じゃ決行できないけれど、5時間あればやってみたい打ち方とかないのでしょうか?
前から繰り返し主張していますが7大タイトル戦全部が全部、同じ形で対局することもないでしょう。
5時間の棋戦、7時間の棋戦(!)、あるいはトーナメントに特色のある十段戦やリーグ。
タイトルごとにもっと色をつけてもいいのではないかと。
インタビューの中で青木女流名人は
「3時間の棋戦だけだと1週間に1局は物足りない。
一部で良いから5時間の棋戦を復活させて欲しい」
とも仰っています。
こういう意見の棋士は少ないのかしら?
3時間というと手数のより少ない将棋でも「早指し」とされます。
4/4からちょうど番勝負が始まる朝日オープンがこれに当たるのですが。
3時間では例えば一手に1時間以上費やすなんて考えられないでしょう。
長く考えれば良い手が打てるとは限らないけれど、やはり長考の末の着手にはそれなりの重みもあるでしょう。
時間があれば、一回悪くなっても逆転の秘手なんていうのも考えられるでしょうし。
短い時間のせいで、バタバタッと勝負がつくのは寂しい。
深読みすれば、3時間の棋戦にすれば夜戦が少なくなり、棋院の光熱費削減に繋がるなどの事情もあるのでしょう。
あるいは月刊誌「囲碁」で連載していた「加藤理事長の改革」というのに何か書いてあったかな?
棋院が潰れては元も子もないですから、こういう事情にはちょっと口出しできない。
棋士の健康にも、こちらの方がいいでしょうし(笑)。
しかしそれでも…それでも…。
これは多分偏見でしょうが、最近は序盤からゴジャゴチャやる棋譜が多い気がします。
あまり理解できなくて、好きではないんですよね。
もっと鷹揚というか、幅広く布石する碁の方が好みではあります。
あまり序盤からすぐ戦いばかりだと、仕切りなしの相撲みたいで落ち着かない。
どうにかならないでしょうか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます