MYCOMから「世界一わかりやすい打碁」シリーズの第2弾、
「結城聡の碁」が発売された。
構成は朴道純。
コンセプトは当然「羽根直樹の碁」と同じだが、
今年6月に準優勝して日本碁界を沸かせた、
テレビアジア囲碁選手権の1回戦、準決勝が
早くも収録されているのが嬉しい。
あの碁をみて、結城プロの「戦いに引きずり込む」上手さに感嘆したので、
一度はきちんと解説を聞いてみたいと思っていたところ。
決勝は収録されていないが、
1ページのコラムでこの時の心境などが綴られている。
対象は打碁を並べる機会の少ない有段者か、
級位者向けと思う。
というのは「羽根直樹の碁」を改めて手にとってみた時に感じたのだが、
細かく譜分けしている割には、
手どころの解説はこのシリーズ、あっさりしているから。
ある程度打碁慣れした人には「こんな参考図いらないよ」と思う部分も。
大局観よりも難解なヨミを起点とした作りの結城プロの碁には、
あるいはこのシリーズは合わないのではないかという気もするが、
ともあれきちんと一度並べて確認してみたい。
「結城聡の碁」が発売された。
構成は朴道純。
コンセプトは当然「羽根直樹の碁」と同じだが、
今年6月に準優勝して日本碁界を沸かせた、
テレビアジア囲碁選手権の1回戦、準決勝が
早くも収録されているのが嬉しい。
あの碁をみて、結城プロの「戦いに引きずり込む」上手さに感嘆したので、
一度はきちんと解説を聞いてみたいと思っていたところ。
決勝は収録されていないが、
1ページのコラムでこの時の心境などが綴られている。
対象は打碁を並べる機会の少ない有段者か、
級位者向けと思う。
というのは「羽根直樹の碁」を改めて手にとってみた時に感じたのだが、
細かく譜分けしている割には、
手どころの解説はこのシリーズ、あっさりしているから。
ある程度打碁慣れした人には「こんな参考図いらないよ」と思う部分も。
大局観よりも難解なヨミを起点とした作りの結城プロの碁には、
あるいはこのシリーズは合わないのではないかという気もするが、
ともあれきちんと一度並べて確認してみたい。