対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

「ポケット手筋200」に再挑戦

2010-09-02 23:05:20 | 棋書


ポケット手筋200」に5年ぶりぐらいに再挑戦してみた。

結果は各200問中
基礎編…正答率88%
応用編…正答率68%

あまりの成長のなさに全米が泣いた
やはり5年経験を積んでも
頭のネジが足りないのは補いようがないということか(笑)。

ただし正解とする目安は当時より厳し目。
初手は大体わかるのだけれど、
主な個人的傾向である、
その後の「手順違い」や、
「今、決めておきたい利かしの打ち忘れ」
も「不正解」とした。

さすがに初心者・初級者だった5年前と違い、
曲りなりにも知識と経験は増えているから、
解答をみても意味がわからないというのは「ほとんど」なかったが、
それでも改めて解いてみると
「これは問題としてどうなのだろう?」
と感じたものがチラホラあった。



いずれも黒先。
右は「この構えに進入する方法は?」
左上は「この構えの中にある白を取る方法は?」
左下は「ここで黒はどう打つ?」
という問題。
それに対しての
いろいろ考えられる
という私の答えは天邪鬼すぎるだろうか?

正答率が思いの他、低かった僻みだろうといわれれば、
正直反論できないけれど(汗)。

勿論、正解をみて
なるほど
「これぞだね」
と、感じた問題が大半。
しかし一方で上記のような、
「問題」として出題するのに向かない「筋」というのも、
また存在するということを改めて感じた。

5年前、「評価保留」としていたが、今改めて評価するなら
「コストパフォーマンスの高い基本手筋問題集だが、
全部が良問というわけではなく、
『ポケット詰碁200』に比べるとスッキリ度、オススメ度は落ちる」
ということになるだろうか?
無理に古本屋で探し出す必要はない。

当時「別に教科書的な本が必要」としたのは的を射た感想と思う。