対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
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棋書評「ポケット手筋180」

2010-08-20 23:52:50 | 棋書


ポケット手筋180」(日本棋院)

出題は「ポケット詰碁180」と同じ左達康浩。

第1章 攻めの手筋(90題)
第2章 守りの手筋(90題)
第3章 古今妙手・名手15題

その他ミニコラムが3ページ。

章の中でも「石を取る手筋」「ヨセ」「先手を取る」など分類されている。

ポケット詰碁180」と同様、「やさしい」とは言えない。
第1章・第2章の現在の私の正答率は45%。
「正確に全ての変化を読めた」
「手筋の目的を把握した」問題のみ
「正解」としているとはいえ、
あまりの解けなさに
「オレって本当に手筋を知らないな」
と悲しくなってしまった。
5年前に「ポケット手筋200」を解いたときの再現(汗)。

これを理由にするのもどうかと思うが、
レベル的にはネット碁有段者以上でないと楽しめないと思う。
ポケット手筋200」より更に正確な読みと判断力が必要。

また問題も私が「ひと目」で解けるレベルから、
解答をみても「ピンとこない」レベルまでかなりバラついている。
ただ「ポケット手筋200」に比べると問題に無理がなく、
問題、解答をみても「うーん」と考え込んむ問題少ない。
問題の性質か、あるいは多少は成長しているのか?

第3章は当然鑑賞用。
「耳赤」「坂田のツケの妙手」など有名な妙手の他に、
「本因坊の無コウ」など見損じ、珍手も含まれており、
題材のセレクトには多少、注文がある。