第63期本因坊戦第1局

第63期本因坊戦第1局は高尾秀紳本因坊が、黒番3目半勝ちで先勝。

第1日から変わらず、激しくなりそうなポイントがあるものの激しくならず、
終始表面上は大きな大きな闘いのない、囲い合いジミーな碁でした。
それこそpgさんの名囲碁ボケ
「3手目ごとにアホになる」
でもやらない限り、盛り上がらなさそうな碁…。
水面下では物凄い構想のぶつかり合いがあったに違いないのですが。

解説がないので、どこがポイントかもよくわかりません。
ダイジェストも手の解説がないのでサッパリ。
イメージとしては序盤で高尾本因坊がリードし、
羽根直樹プロが我慢しながら反撃のチャンスを窺うものの、
高尾本因坊の手厚い打ち方に隙がなく逃げ切られた、
そんな構図でしょうか？

みていて感じたのは、やたらポン抜く場面が多かったことですね。
厳密にはシチョウに抱えた形から抜いた図なので、
「ポン抜き30目」
とは違いますが、それにしてもあんなに方々でポンポン抜いていたら
そりゃ厚くもなるわ。

ダイジェスト中の一文
【１７：３８】「もうそろそろ終わるね」と張七段。
を一瞬
「もうそろそろ寝るね」と張七段。
と読みまつがえた私…。

とりあえず2局目以降も寝るな！