対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
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【猿十番碁第2局】見ていることが見えていない

2008-02-22 23:55:30 | 雑談
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つづき

黒101を打った後、「L11」に打たれてどうにも良くない気がした。
そして白102に打たれた後も、白が「L11に打ったもの」だと思い込んでいた。



だから方向転換して黒103。
終局まで、その錯覚に気づかなかった。
嘘のようだが本当の心理である。

実際白102なら手になるかは別として、もうちょっと黒にも暴れようがあると思う。
少なくとも三子をシチョウで取られるなどという、どうしようもない状態にはならない。

ここで戦意を失った。
何とか利かして顔を立てようとするが、ボロボロ。



黒105は106が先。
白130からの出切りには、
「ダメの数を勘違いしていた」
という最後までお粗末なオマケがついて、轟沈。

今回もヨセまで至らなかった。

こういう番碁は先に勝っている方が、心理的に有利である。
楽しい囲碁心理学」(日本棋院:三堀将)と言う本にもそう書いている。
勝っていれば「意地でも勝たなければ」という、余計な緊張がないからだろう。

幸い局ごとの間隔が長いので、前の心理を引きずることはない。
局後は悔しくて仕方なかったが、上手いことリセットして次に挑みたい。

碁声援お願いします。