さっぽろ物理塾です

ここは私の五感と第六勘の場所です。
過去現在未来の時空を行き来するでしょう。
希望を込めての日記・エッセイです。

物理は何の役にたつのですか

2015-08-31 09:36:17 | 日記・エッセイ・コラム
先日、50代のある人から「物理って、どんな勉強ですか」と聞かれました。
何十年来も付き合いがある人からでした。彼は医療機器を扱う事業主です。
私「物理を勉強するということは、自然界の物事の「しくみを知ることです」と答えました。
私「人は案外、物事の仕組みを意識しないでいます。その物の仕組みを知ると、なるほどと思って
次につながるものですよ。」
私「子供が「どうして?」 って聞くのは、子供なりに知って面白がります。「するとね、そしたらどうな
るの」って次につながります。」
私「建築業の事業主の卒業生が私の仕事は、高校での物理の世界です、と言っていましたよ」

きっと、彼は自分の仕事を確かめたかったのでしょう。

何年か前に、浦幌高校1期生の同期会が東京でありました。求めに応じて、10分間の物理の授業をしました。
50年前の物理の授業を踏まえて、今の物理の授業をしました。レジメを配布して、ホワイトボードを使っ
ての10分間です。
「世の中は、中学校の物理分野と高校の物理の内容でほとんどは動いています。説明できます。応用できます」
とも話しました。彼らは60代半ばです。今も仕事を続けている人もいます。
何人かは「先生の言うとおりだ、今も使っている」と言っていました。

私は現職のときには「中学時代や高校での理科・国語・音楽・美術・社会・英語の教科書はな手放さないように」
「きっと開いて見たくなります」と言い続けました。
私の時代、教科書は弟におさがりでした。
大学時代のテキストは、後輩に廉価で売りました。そのお金で新たなテキストを買いました。
4年生でのテキストや机・椅子などを後輩に売って、赴任先の汽車賃と初任給にしたものです。ああ・・・


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