小惑星探査機「はやぶさ」が帰ってきた。
「はやぶさ」は、名犬ラッシーみたいだ。
「家なき子」みたいだ。
宇宙空間に想像をめぐらし、理論と技術を駆使して、諦めきれない可能性に賭けて、ついに、
「はやぶさ」は帰ってきた。
科学者や、技術者や資金を出して取り組んだ企業や、税金を出して応援した国民や国、
そして、この事業を世界のこととして支援・協力した地球人がいたからだ。
何という、壮大で繊細で優しく優美なロマンだ。
私も、この年でも、まだ頑張れそうだ。「さっぽろ物理塾」を続けよう。
かつて、高校物理の教職にあったので、まだ、自分を使える。
今は、資金と場所以外に何の拘束もない。自由だ。
湯川博士に憧れた。アインシュタインに驚いて、ニュートンに親しみを覚えた少年だった。
米粒や砂粒、画用紙にも、水盤の上の空間にも宇宙を感じた。
大宇宙と素粒子がつながっていると思えた。そんな高校生だった。今も、だ。
物理をメインにして、物理の基本を伝えよう。
実験用具もだいぶ集めた。それに、身の回りの何でも実験に使える。
当面は、自宅で続けよう。
そのうち、何とかなったら、誰でもが来れる場所を作りたいというのが希望だ。
実験したり、物理などの勉強をしたり、工夫して工作できる場所を作りたいものだ。
基本は、邪魔しないこと、何とかしてみたい気持ちを持っていることとしよう。
私も、作ってみたいことがある。ささやかながら大それた夢だ。
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