大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

山の挨拶もほどほどがいい

2010年11月20日 | 山技術
上がってくる可愛い子供達の元気の良い「こんにちわー」は
気持ちがいいが、もう勘弁してという場面も多いぜ。

今年の夏山で歩いた白山の「砂防新道」の下山では、まあ
次から次に登ってくる連中に、それこそ「挨拶爆弾」を
浴びせかけられてほとほとウンザリだったんだ。

せっかくの山歩きを俺が返礼しなかったばっかりに不愉快に
させたくないもんだから、シカトする訳にもいかず真面目に
返して疲れ果てたんだ。

丹沢の大倉尾根やら鍋割への林道やら挨拶地獄はあちこちに
あるが、こんな道ではもうそろそろ挨拶不要でOKにしたがよかろう。
たとえば下を向いて歩いてきて顔を上げなかったら挨拶したくない
サインと判断するとか。

ささいな事と言ってしまえばそれまでだが、こんな事でも
改善できれば無駄なエネルギーを使わずに済む。
山雑誌や山道具屋にチラシを置くとかすればいいんでないか。
しかし雑誌はいいとして誰がチラシを作って置きに行くんだ。

ネットで広まっていくのが一番現実的かもなあ。
皆さん、混み混みの山や道では挨拶は無しでOKにしましょう。
タワ尾根があっという間に一般ルート化したようにこんな事も
2-3年で広まってくれるかもしれない。

それからついでにちょっと??な挨拶について。

先日奥多摩の鷹ノ巣山から下山の際に出くわしたんだが、
林道まであと20分位の所で70前後のオジサンに
「ご苦労さん」と返されて??

あんたに労われる縁もゆかりもないし、これは遊びで
仕事じゃ無いんだがなあ。部下でもないしよー。
現役の頃の高ピーな挨拶が抜け切らないのね。
早くモードを切り替えた方がいいと思うよ、と胸の内で
毒づいたんだ。
すれ違った後で「ご苦労さんはないだろうよ」と
小声でいってしまったが。

正直な話、返礼されなかったらムッときていたが、今後は
「ああ、あんた挨拶につかれたのね」と大らかな気持ちで
接することにしよう。
冷静に考えたら挨拶をかってにされて、それで返礼が無かったと
文句言われても困るよなあ。

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