大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

高齢登山の留意点

2019年10月25日 | 山技術

最近の「島崎三歩の山岳通信」で目立つのが、高齢者の疲労や滑落での遭難だ。

特に疲労で動けなくなって救助要請というのが多くて違和感があった。

普通に山慣れてるベテランが疲れ果てるなんておかしいだろう。

この原因は何なんだろうか?

実際に本人から聞いた訳でもないから推測でしかないが恐らく体力劣化だろう。

それもその劣化が突然現出した為、対処不能になり動けなくなったのではないか?

俺の場合は直線歩行してるのに突然足が右や左に外れる現象だな。

これは数年前から始まったが相変わらず続いているし治らないと思う。

疲労遭難の場合も全く予測してなかったからこそ、百戦錬磨のベテランがダウンしたんだろう。

体力の衰えは徐々にやって来ず、ある日一気にやって来ると思ったが良い。

俺の足のズレもある日突然やってきた。

年寄りの癖に高い山など行くからだと笑っていたが、この俺もいつ動けなくなるか分からない。

だから他人に迷惑かけない為にやるべきは、最低人の多いルートだけを歩く事だな。

そうすれば携帯の圏外でも何とか救助要請して貰える。

リタイアしてからは極力人の少ないルートやバリエーションを歩いてたがもう無理。

幸い?に植木仕事で疲れて土日しか山遊びできないから好都合。
現役世代の邪魔になるが我慢して貰おう。

それから水と行動食を頻繁に摂取しながら歩く事。

適時5分程度の休みを取ればそんなに疲れないからな。

俺はウェストポーチに水と行動食を入れている。

特にこまめな水分補給は重要で、曇りの日などは忘れ易いから要注意。

行動食は甘みと塩気のある物で軽いのがベスト。

それと70過ぎたしマジで夏は大雪で遊ぶ程度で満足。

もうアルプスクラスの高山に登る体力も気力も無い。

鳥海はもう見栄を張らずに頂上の小屋泊まりだな。
もう来年がタイムリミットだろう。
いつ山歩きできなくなってもおかしくない歳だ。

足を滑らしたり踏み間違いでの転倒・滑落は防ぐのが難しいよな。

岩場の上りは何とかなっても下りが剣呑。
それとトラバースだよな問題なのは。

極力この二つが無いコースを見付けて歩く一手か。
岩場は上りで歩くコース採りにして、トラバースは尾根を直登する手もあるが。

あと三年くらいは元気で山歩きしたいから極力安全第一で遊ぼう。







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