大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

「剣岳 点の記」を見ていれば間違えなかった?

2010年11月19日 | 山技術
昨日、山の名前がウェストンが登ってから付けられるようになったんではと
書いたがそんな事はないわなあ。
登山者のために山の名前を付けるほど暇じゃないよなあ。

明治政府は西洋諸国と肩を並べる為に色々なことをやったが、その中に
地図の自前での作成があった。
勿論本当の目的は国防のための地図作成なんだが、この関連であの有名な
剣岳山頂の錫杖の話になるわけだ。
この地図作成の際に山名を決定して地図上に記載したんだろう。
当然その時点では名前があったものや○○の頭などしかなかったものなど
色々だったと思うが、広く流布していた山名はそのまま採用し、まだの物は
猟師や村人の話を参考に付けたんだろう。
これを頭に入れていれば昨日みたいなとんでもない間違いはしなかったろうに。

さて今日は「さん」「せん」と「やま」の違いについて書こう。

前者が後者よりも格が上、かつ名前の歴史も古かろう。
昔から人々に親しまれていた山といってもよかろう。

「せん」は非常に稀だがあの伯耆大山があるし、同型の「ぜん」は近隣に
「蒜山」がある。
「さん」は比較的山体が大きくて古くから名前がついていた山が多い。
百名山の「山」の読みは「さん」「せん」38「やま」16だ。
もっと「やま」が少ないと思ったんだがなあ。

この「さん」「せん」が古くからある呼称で、「やま」はあたらしい呼称
ではなかろうか。
古さは「せん」→「さん」→「やま」の順になっていると思う。

これにからんであの「丸」について。

山をやりだして翌年くらいにヤビツへのバスの中で、檜洞丸の「まる」は
古代朝鮮語に由来してるんだという話を横で聞いてなるほどと納得。
しかし昨夜それはおかしいなと思ったんで書いておく。

この説の弱点は(今頃気付くとは情けない)古代朝鮮語など一体誰が伝承して
来たんだという点だ。
そんなのはありえないだろう。
もしそういうことができたのなら全国的にこの「丸」があっていいはずだが
ほとんど稀だろう。
百歩譲ってそういう事があったとすれば古代に朝鮮より渡来した人々が多く
居住した関東地方に普通にあっていい筈だが、非常に稀な呼び名なんだから
可能性は殆ど無かろう。
もっと違う理由がある筈でいろいろ調べてみよう。
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