Carpe diem

Chi vuol esser lieto, sia: Di doman non vè certezza.

エノテカノリーオに思うこと 5月11日

2007年05月19日 | その他
エノテカノリーオに思うこと 5月11日

親戚の家のお通夜で荻窪の蓮華寺というお寺に行きました。会社が終わってから駆けつけたので駅前からタクシーを利用したのですが、途中までの道が以前に通ったことがある気がしてなりませんでした。
お寺に着いて思い出しました。昔エノテカノリーオがあった場所に行く道でした。蓮華寺から徒歩で駅に戻る途中、かつての記憶を頼りに旧ノリーオのあった場所に行ってみました。建替えられてマンションのような建物に変わっていました。

旧ノリーオは古ぼけた喫茶店のような内装でカウンター席をメインとしたリーズナブルな店でした。
フィレンツェに旅行する前にはカウンター越しにシェフからお勧めの店を教えてもらったりしました。しかし、リストランテとして都心に移ってから足が遠退いてしまいました。

私なりに元々の店の魅力を分析すると以下の4点です。
・安い。:前菜・パスタ・魚・肉・カフェで3,980円だったと記憶しています。
・他では見かけないワインが飲める。:ネット販売の進化で今では入手可能なワインは増えました。
・料理が目の前で行われ、シェフと話しが出来る。
・荻窪という穴場感。:西五軒町はデープでしたが・・。
ワインは別として、私が感じていた魅力の多くは都心への移転で失われたように思います。
昨年には、ついに銀座に姉妹店を展開されました。

ビジネスを拡大することは正しいと思います。荻窪の頃にも数回行っただけですから偉そうなことは言えません。しかし、私の個人的な気持ちとか思い出からすると少し寂しいです。昔好きだった女の子が大人になって化粧が濃くなっていくのを見ている感じとでもいうのでしょうか・・。

駅に向う途中で、私でも聞いたことのあるラーメン屋があったので初めて入ってみました。サッパリした昔の中華ソバを期待していたのですが、脂がキツくて私はウンザリしてしまいました。これで750円はボロイ商売だと思いました。
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