Carpe diem

Chi vuol esser lieto, sia: Di doman non vè certezza.

10月22日 浅草 オマージュ

2011年10月29日 | 外食
10月22日 浅草 オマージュ

横浜の現場を見たあと、結婚記念日ということで浅草のフレンチに行きました。ネットでの評価は高く雰囲気も良さそうなので選定しました。結論としては、ワイン、サービスはソレナリだが料理は最低でした。久々に不味いフレンチを食いました。


グラスの白は、ヴァンサン・ピナールのサンセール。これは旨い。赤は'98のミクルスキのヴォルネイ・サントノ。土の香りのするドッシリしたボーヌのワインで、抜栓したては閉じ気味でとても辛い感じでした。メインぐらいでやっと開きました。それなりのソムリエでしたら、食事のペースを考慮してデキャンタージュを勧めたと思います。


料理は価格の異なる2種類のコースのみでした。店側には材料ロスが減り、原価を抑えられる大きなメリットがあります。
奇麗に盛り付けられて出てきます。フレンチを食べ慣れていない方なら喜びそうです。料理は全般的に油っぽく、イサキのポワレは唐揚げのようでした。メインも酷い。低温ローストもここまでやると素材の味が全くしませんでした。ここ数年で最低の食後感でした。
にも関らず、店内はほぼ満席。浅草のはずれという立地の妙とキレイな内装や盛り付けが受けているのかもしれません。おせち料理も受け付けていました。儲けに走った典型的な東京フレンチでした。2週間前に行った築地のエクロールでは客は私達だけでしたが、料理のレベルは格段に上でした。飲食店は難しい。


帰りに浅草寺をお参りしました。


ちょっと気掛かりなことがあるのでおみくじを引きました。番号はなんとウェディングヴィンテージの93でした。

うを多くありといへども、いけに水なければしすべし
水なきいけに居る魚ひろびろしたるなみに入れればいきをひよし
のぞみごとあるといへどもさまたげあり、いまだ十ぶんに、うんのひらかぬなり
すこし、しんろうすることあるべし、しんぼうせばすへはよろしかるべし

魚が多くいるものの、池に水が無ければ死んでしまうでしょう。真心を持たねば、人はいつしか滅び行くものです。
水の無い池にいる魚も、広々した川に入れれば生き生きするように、あなたにも運がようやくめぐってきました。
ただし、妨害するものがあるので、十分注意しましょう。
しばらく辛抱しましょう。我慢することにより、後世は幸福でいられましょう。

当たるかな。
コメント
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