ブログ「安心院の里」

退職後は、国内・海外旅行、スポーツクラブ、家庭菜園、登山など自由気ままに我が人生謳歌中です!(健康で元気なうちに・・・)

30年戦争がもたらした平和・シフィドニツァ平和教会 晴れ(2014.6/17)

2014年06月29日 22時09分49秒 | 海外旅行
【朝食】
朝食は7:30からダイニングルームでビュッフェ式朝食です。
【バス移動】
ブロツワク本駅から徒歩5分の所にミニ路線バスの発着場があります。バスは08:45発車し、間もなく街の中心部から離れ、見渡す限りの麦畑が続く田園地帯を走り続けます。点在する小さな村を経由して約1時間でシフィドニツァの平和教会へ(終点)到着しました。
【時代背景】
17世紀に建造された木造教会群です。
同じキリスト教徒でも新しい宗教のあり方を支持したプロテスタントと旧来のあり方を推したカトリック教徒の間には長い間軋轢や争いが絶えなく、ヤヴォルの平和教会はこの地で優勢を握ったカトリック教徒の下、限られた条件下でプロテタントが築いた教会です。戦争に転用できないよう、弱い建材だけで作られながら完璧な設計と強い信仰に支えられて現在にも堂々とした姿を見せています。それもたった1年で、釘も使わず、数千人も入れる教会だそうです。
【シフィドニツァ平和教会】
私達が到着すると同時に管理人のオジサンが開館してくれた。手渡された日本語の説明文を見ながら館内を見学。
木造建築としては、ヨーロッパ最大の7000人収用できます。
平和教会の上部は、天井を埋め尽くすように描かれた宗教画が圧巻で中央の絵は父、子、聖霊の三位一体を表しています。
豪華絢爛な教会内部の様子【旧市街】
聖スタニスワフ・ヴァツワフ大聖堂旧市街広場付近





ブロツワフNo4

2014年06月29日 13時00分18秒 | 海外旅行
【街角で見つけた悲壮感漂う銅像】
ブロツワクの街を散策中、大通り交差点片隅で人物銅像群を見つけた。ヒットラーのユダヤ民族抹殺計画によって、強制収容所に送り込まれる悲壮感漂う市民の姿の銅像です。銅像の一部には、地面に埋め込まれた身体の一部・・その市民の人生の終焉を表している。ナチス・ドイツから迫害を受けたポーランドの悲しい歴史の過去が、垣間見られるひとコマです。
【ユーモラスな妖精小人たち】
観光中に出会う素敵な小人たち!
旧市場広場近辺などあちこちに小さな妖精たちのオブジェが・・・通りの片隅などに、ちょこんと置かれた小人の像に出会います。その数は200体以上。共産党の独裁体制に反対する地下組織の抵抗運動の象徴としてブロツワフの小人の落書きが流行したのが始まりという。二日間街を歩きながら、妖精小人たちをスマホでパチリ!



ブロツワフNo3

2014年06月29日 12時26分10秒 | 海外旅行
旧市場広場から通りを北方へ進むと、数百メートル後オドラ川が見える。オドラ川に架かる赤い橋を渡りながら右方向の南岸沿いを見ると、色々な教会と町の大学などが並んでいます。
【砂上の聖処女教会】

【ヴロツワフ橋】
ヴロツワフには117の橋があります。 Tumski橋は“恋人たちの橋”とよく言われています。 理由はカップルが橋の欄干にパドロックを掛けるからだそうです。
【洗礼者ヨハネ大聖堂】
ヴロツワフの街歩き中にひときわ目立つ大きな教会です。2つの塔がシンボルの教会です。中欧の教会という風格があり、きらびやかさはあまり無いです。しかし、第二次大戦で破壊されましたが、地元の人達によって復興されました。
【聖エルジュベタ教会】

【旧市街の路地の楽しい彫像たち】

【ヴロツワフにてディナー(6/16)】
ホテルに併設したシロンスク地方の農家を模した内装の人気レストラン「カルツマ・ムウィンスカ」にて、
名物料理・グヤーシュは、パプリカをたっぷりつかったハンガリーのシチューでポーランドでも定番料理です。
ジューレックは、ポーランドを代表するスープ。発酵ライ麦を使い少し酸味があり、具にはゆで卵が入っています。

【ヴロツワフにてディナー(6/17)】
ヤヴォル平和教会見学を終え、一旦ホテルで休憩後の午後5時過ぎに、再び旧市街広場に出かけた。ディナーは、ヴロツワフ大学近くにあるシロンスク地方の郷土料理を提供する人気レストラン「クールナ・ハタ」にて(地球の歩き方ガイドブック推薦)
シロンスク地方の郷土料理です。ボリュームたっぷり、美味しくいただく。バルシチは、根菜ビーツの赤色も鮮やかなポーランドスープ。大きなピエロギが2個入っていました。ビールも濃くあり、旨かったよ!

ヴロツワフNo2

2014年06月29日 08時27分40秒 | 海外旅行
「塩の広場」には、大きな波を想像させる紋様が描かれ、広場を囲む建物もまたカラフルです。
「ヤシとマウゴーシャ」というのは、ポーランド語でグリム兄弟の「ヘンゼルとグレーテル」を指す呼び名です。向かって左にあるゴシック・ルネサンス様式の小さい方が「ヤシ」と呼ばれ、バロック様式のマウゴーシャは右側の大きな方になります。ふたつの建物の間には、18世紀になってあたかも仲良く手をつないでいるかのように取り付けられたアーチがあります。「ヤシとマウゴーシャ」の背後にある「聖エルジュビェタ教会」の急な螺せん階段(200段?)をひたすら上を目指して登ります。足膝ガクガク!息ハァーハァー!苦労して登った甲斐あり、展望台からヴロツワフの街が360度の見渡せる大パノラマが広がります。高所恐怖症の方は無理かも・・・
塔からはヴロツワフの近郊まで広く見渡すことができます。塔の展望台からの一望です!





ヴロツワフNo1 晴(2014.6/17)

2014年06月29日 06時57分15秒 | 海外旅行
~ユーモラスな妖精小人たちのお出迎え~
ポーランド西南部に位置する古くから交易、金融業の盛んな都市として知られ、街はオドラ川の中洲から南に発展して行った12の島と100本以上の橋を持つ水の都です。最も古いエリアはオストルフ・トゥムスキという大聖堂が建つ地区です。6世紀にはスラブ人の集落ができ、13世紀にはモンゴル人、14世紀にはボヘミア王国に支配されその後神聖ローマ帝国に組み込まれ、1945年までドイツの一部だったそうです。
【朝食】
グダンスク駅「マック」でサンドイッチ&コーヒーを購入、アプリコット、ヨーグルトと合わせた朝食をとる。
【列車移動】E/IC列車(ドイツ・ベルリン行)
07:17(発)グダンクス駅→10:27(着)ボスナン駅(乗換え)→10:31(発)ボスナン駅
13:05(着)→ヴロツワフ本駅
ポーランド国内を北から南に向かって長時間の列車移動の旅(約6時間)です。今日は、久し振りに朝から好天に恵まれ、青空のもと列車は、どこまでも続く豊かな草原の中を走り続けます。時折、のんびり牧草を食べる放牧牛の姿を見かけます。【ボスナン駅・乗継】
乗り継ぎ時間は僅か4分・・・走った!走った!重いバックを引きずりながら地下通路階段登り降り!間に合った、良かった!神業だ!乗継列車は綺麗なIC、何とコーヒー&ウェハースの無料サービスがあったよ\(^-^)/【ヴロツワフ本駅】
古きよき時代のヨーロッパを思わせる中央駅。堅牢な城壁に囲まれたような印象を受ける駅の構内は映画にも度々登場するだけあり、実に見事です。第3ホームには、出発する電車に飛び移るシーンの撮影中に亡くなった映画俳優ツィブルスキを偲んで建てられた記念碑があります。【宿泊ホテル】
宿泊する「Hotel Sofia」は中央市場広場から1.5km、ヴロツワフ本駅の向かいに位置する3つ星ホテルです。部屋は広く清潔、ドライヤーあり、無料のミネラルウォーターとポットもありました。【旧市街広場】
いろいろな国と文化の影響を受けたことで、ヴロツワフにはここだけしか出会うことができないコスモポリタンな文化遺産が数多く残っています
昔から市民の生活の中心となってきたのがこの広場。中央にあるのは、ゴシックとルネサンスの美の調和がみごとな旧市庁舎です。