ブログ「安心院の里」

退職後は、国内・海外旅行、スポーツクラブ、家庭菜園、登山など自由気ままに我が人生謳歌中です!(健康で元気なうちに・・・)

山陰名湯ゆとり旅(2012.3.22)

2012年03月24日 17時14分29秒 | 国内旅行







《初日》晴のち曇
春分が過ぎたのに、関東ではいまだ春の足音は聞こえず、ことのほか寒い。こういう季節は熱い温泉に体を沈めたい。

「新横浜」から新幹線「のぞみ」に乗車、車窓から見える冠雪の富士山がきれいです。岡山で下車。迎えの観光バス(日本交通)に乗り換え「山陰二大名湯巡り」の旅に出かけた。

岡山道~中国道~米子道~山陰道をひたすら走る。蒜山高原から日本四名山に数えられている雪残る「大山・1729m」が見えます。

最初のお宿は、神話の国出雲にあって、その名もゆかしい玉湯町・玉造温泉 「湯陣千代の湯」です。
自家源泉の豊富な掛け流しの庭園露天風呂と内湯があります。

日本でも最古の歴史をもつ温泉で、古くから「美人の湯、薬湯」としてその名が伝えられております。
泉質は硫酸塩泉と塩化物泉が微妙にブレンドされた温泉です。

温泉街の一角にある「玉作湯神社」はパワースポットとなっています。
境内の真ん丸な自然石が存在感を示し村人たちの願いを叶えてきたことから「願い石」と言われています。

旅館での夕食は、日本海の新鮮な海の幸のカニ付き郷土会席料理をいただきました。

山陰の名湯ゆとり旅(2012.3.23)

2012年03月24日 17時13分08秒 | 国内旅行






《2日目午前》小雨
神々が集う地「出雲大社」は、大国主命が、天照大神に国を譲る際、見返りに壮大な宮殿を造ってほしいと懇願して造られたとの神話があり。

現在、社殿の屋根を葺き替える“平成の大遷宮”を実施中です。
小雨降る中、朝一番で境内を包む清らかな御神気を感じながら御仮殿に昇殿し、正式参拝する。

中に入り、深く響く太鼓や一定間隔の鈴の音につつまれつつ参拝し、最後にお神酒をいただく。お神酒を飲む盃と家内安全肌守りをお土産にいただきました。

神楽殿には、日本最大級の長さ13メートル、周囲9メートル、重さ5トンの大しめ縄がかかっており、見るものを圧倒する大きさです。

山陰名湯ゆとり旅(2012.3.23)

2012年03月24日 17時11分52秒 | 国内旅行





2日目(午前)曇
「松江城」は、堀尾吉晴が1607年から5年の歳月をかけ築城、その後401年。千鳥が羽を広げたように見えることから別名「千鳥城」と呼ばれています。

松江のシンボルとして親しまれている天守閣から360度見渡すと、松江市内や宍道湖、遠くは大山まで展望できるそうですが、あいにくの雨模様で、市内は霞んで見えます。


松江城北側のお堀端沿い、松江藩第7代藩主である松平不昧公ゆかりの古庵「明々庵」から「小泉八雲旧居」までの約500mの道が「塩見縄手地区」と呼ばれています。

武家屋敷が江戸時代の姿のまま建ち並んでいます。

山陰名湯ゆとり旅(2012.3.23)

2012年03月24日 17時10分29秒 | 国内旅行








《2日目午後》小雨
「足立美術館」は、130点におよぶ横山大観の作品や5万坪に6つの庭園があります。米国庭園専門誌で9年連続日本NO1に選ばれた庭園です。

本当にコレクションも庭園も素晴らしかっ た。庭は裏山を借景としており、そこには人工の小さな滝もある。
展示作品も素晴らしく、庭園も手入れが行き届いています。


三徳山「三佛寺」観光は、1日繰り上げで夕刻となる。千年前に建てられた天台宗修験道の古刹。雪深い山の中。

道路から霧に霞む神秘の国宝「投入堂」が、かすかに望見出来る。
しばらく待つと霧が消え去り、垂直に切り立った断崖絶壁に建てられ、舞台造りに組み立てたお堂の姿が見える。

まさに奇跡のような姿は、とても人間技とは思われない。役行者が法力で投入れたとされ、建設方法は今もなお謎に包まれています。

山陰名湯ゆとり旅(2012.3.24)

2012年03月24日 17時07分23秒 | 国内旅行








二日目夜・小雨
お宿は、世界有数のラドン含有量を誇る三朝温泉「花屋別館」です。

館内には、生花があちこちと飾られ「飾り雛」も迎えてくれます。

直径6mの大水車が回る岩風呂に、たっぷりと溢れさせている「大水車岩風呂」が宿の自慢です。

「株湯」
旅館でチケットを貰い、前の細い道を歩いて「株湯」に向かう。
三朝温泉の起源で元祖の湯、別名「元湯」とも呼ばれ、木の根元から湯が沸いていたことから、その名が付いたという。

44℃の源泉掛け流しのため湯はやや熱い。入り口には「足湯」と「飲泉所」がありました。


「三朝神社」
旅館近くに、欅の大木に守られて静かに佇む三朝神社があります。
ここの神社は、お清めの水が「温泉」となっており常に湧き出ています。

健康を祈りながら飲むと一段と効果があると言われ、「神の湯」として親しまれています。

山陰名湯ゆとり旅(2012.3.24)

2012年03月24日 16時14分08秒 | 国内旅行









《3日目午前》
朝から強風に一時殴りつける雨、「鳥取砂丘」に到着するも砂丘を歩けません。
東西16km、南北2.4km、千代川の流砂と大山の火山灰と風とが作り上げた砂の丘ですが、 雨で「風紋」「砂簾」など自然の造形を見れません。


バスが岡山県に入ると好天になる。備前焼窯元「明光窯 」に立ち寄る。

バスから降りると早速、蒸した饅頭の試食です。備前焼は日本六古窯の一つとされ、中国から伝来した須恵器の手法を受け継いでいます。

窯元の説明を受け、その後に併設された「旅の道」で昼食をとりました。


《3日目午後》
最後の観光は、歴史文化が紡いだ国内屈指の観光地「倉敷美観地区」です。二度目になります。

倉敷物語館、アイビースクエアなど裏路地をぶらり散策。

柳並木が風趣な倉敷川のくらしき川舟流し、懐古感充分の人力車、街道に面した長屋門や倉敷窓・倉敷格子・なまこ壁の土蔵など往来の姿が残っており、古き情緒を今も色濃く受け継いでおります。