《初日》晴のち曇
春分が過ぎたのに、関東ではいまだ春の足音は聞こえず、ことのほか寒い。こういう季節は熱い温泉に体を沈めたい。
「新横浜」から新幹線「のぞみ」に乗車、車窓から見える冠雪の富士山がきれいです。岡山で下車。迎えの観光バス(日本交通)に乗り換え「山陰二大名湯巡り」の旅に出かけた。
岡山道~中国道~米子道~山陰道をひたすら走る。蒜山高原から日本四名山に数えられている雪残る「大山・1729m」が見えます。
最初のお宿は、神話の国出雲にあって、その名もゆかしい玉湯町・玉造温泉 「湯陣千代の湯」です。
自家源泉の豊富な掛け流しの庭園露天風呂と内湯があります。
日本でも最古の歴史をもつ温泉で、古くから「美人の湯、薬湯」としてその名が伝えられております。
泉質は硫酸塩泉と塩化物泉が微妙にブレンドされた温泉です。
温泉街の一角にある「玉作湯神社」はパワースポットとなっています。
境内の真ん丸な自然石が存在感を示し村人たちの願いを叶えてきたことから「願い石」と言われています。
旅館での夕食は、日本海の新鮮な海の幸のカニ付き郷土会席料理をいただきました。