2020/10/2(金)🌞
夏の暑さはすっかり過ぎ去り、涼しい日が続き、秋の訪れを感じさせます。木々も少しづつ色付き始めた関東地方もこれから紅葉シーズンが到来します。
山梨県と長野県の境に位置する大弛峠を起点に奥秩父最高峰の「北奥千丈岳」と「国師ヶ岳」を往復するコースで登ってきました。
▽アクセス
相模原愛川IC (圏央道 )~八王子JCT (中央道)~勝沼IC~国道20号線、411号線、140号線、県道210号線を経由し大弛峠を目指す。
▽登山コース
大弛峠 (2365m) ~前国師ヶ岳 (2570m) ~国師ヶ岳 (2592m) ~北奥千丈岳 (2601m) ~ 夢の庭園~大弛峠(登り80分 / 下り50分)
▽大弛峠駐車場
車が上がる峠の中で日本最高の標高(2,365m)です。この季節はハイカーの車で駐車場は、すでに満杯です。我がマイカーは。やむを得ず500m離れた道路端に駐車しました。
▽登山口
▽大弛小屋
▽登山道
既に標高2,000m以上の亜高山帯でシラビソ樹林が茂る登山道は登山者には歩き難い木段が始まる。
▽夢の庭園
花崗岩がそびえ立つ絶景スポットです。ここから望む景色が夢のように美しいことから「夢の庭園」と名づけたそうです。大自然が織りなす造形美と眼下に広がる大パノラマは素晴らしい。
▽前国師ヶ岳 (2570m)
🔽尾根の南斜面を巻きながら岩ゴロや根張りの道を暫く進むと前国師ピークに辿る。岩の転がる急登を過ぎると道はなだらかになります。
🔽前国師岳の手前で展望が開け、北奥千丈岳と奥に雲海に浮かび上がった富士山、南アルプスなどが見渡せます。
▽色とりどり、秋の山
夢の庭園を離れ、北奥千丈岳へ向かっての登山道から見る木々は「色とりどり」という言葉がぴったりだった。
山肌を覆う木々の色は緑・黄・赤と色彩豊かである。
🔽針葉樹林と落葉樹林の絶妙な混合具合が、この素晴らしいコントラストを創り出してくれている。
▽岩塊のある中央に標柱が一本立ち、樹林帯も切れた南方面間近に北奥千丈岳が見えます。
▽三繋平(みつなぎだいら)
ここから一旦稜線鞍部に下ると、北奥千丈岳への分岐地で、枯木が林立する三繋平に出るので、分岐道標を直進する。
▽国師ヶ岳 (2592m)
鎌倉時代から室町時代にかけての高僧・夢窓国師の修行伝説からその名がつけられたといわれる奥秩父最大の山体を誇る高峰です。
🔽分岐から暫く背の低いシラビソ樹林帯の緩やかな道が続く。
🔽苔の樹林道をひと登りで15分ほどで国師ヶ岳の山頂です。
▽北奥千丈岳 (2601m)
下山は往路を三繋平の分岐まで戻り、道標を左折すると緩やかな登山道となり、ほどなくして奥秩父連山の最高峰の北奥千丈岳に辿る。
🔽頂上付近には巨大な花崗岩がゴロゴロ。そして、標識にはしっかりと「奥秩父連峰最高峰」と書かれている。
🔽北奥千丈岳山頂からから金峰山五丈岩を展望する。
🔽北奥千丈岳山頂からから岩峰群を展望する。
🔽南アルプス方面を展望する。
▽ふどう園にて
~アケビ採り~
たわわに実ったアケビが、鮮やかな紫色の皮の割れ目から顔を出している。
▽恵林寺立ち寄り
禅僧の夢窓国師によって開かれ、その後「武田信玄」が菩提寺。
また、江戸幕府5代将軍 徳川綱吉の側用人・柳沢吉保のお墓があります。
▽登山の“締め”は?
中央道 談合坂SA(上り)にて、
“信玄ソフト”! ソフトクリームと桔梗信玄餅のコラボです。